犯人のルーツは朝鮮系中国人?

在日韓国人によって株式会社統一日報社から発行されている 統一日報 に掲載された2007年の記事によると、犯人が残した足跡から判明したスラセンジャーのテニスシューズの出処は、中華人民共和国 吉林省 延辺朝鮮族自治州 ではないかというのだ。

この地域は、中国領内でも最北部にあり、北朝鮮やロシアまでの国境にも程近い。どうもこの地域にも、韓国で製造されたスラセンジャーを入手できたという情報が以前から流れていた。中国領内においても、朝鮮半島と密接に関わる地域。朝鮮民族が多く住むこの地域の公用語は、ハングルと中国語を併用しているという。またこの地域の特徴として、韓国、日本等へ出稼ぎに出ている人が多く1980年以後に生まれた人(80年代後半)の中にはエリートが多く、3か国語が話せる人も多くいるとされている。

もちろんシューズの販売だけならば、他にも韓国国内はじめいろいろとあるだろう。しかしここが注目されているのは、犯人の父方の遺伝子である O3a2c1型 という系統にある。この遺伝子は、日本人には13人に1人、中国人は10人に1人、韓国人の5人に1人 の割合と、かなり日本人にしては少数の特殊なDNAだとわかっている。このO3A型というのは、中国北部に多く観られる型なのだ。

その一方母方は、アドリアン海沿岸に観られるアジア人には見られない欧米血統。その両方が交わりやすいのは、中央アジアあたりの人間(中国領内かは微妙)というイメージを抱いてしまう。中央アジアというと、旧ソ連領だった カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、そして現在の中国に組み込まれている 新疆ウイグル自治区 などそういった地域あたりではないかと以前考察した。

しかし中国に住む人たちは、マレーシアやインドネシアなどにも多く流れおり、そちらで欧米人系の人間と結ばれるケースが結構あるという。アメリカ人などを見ていると、父親がアメリカ人・母親がアジア系 というのは珍しくない。しかしその逆に、父親がアジア系 母親が欧米系 という組み合わせは非常に珍しい。これは日本でも同様で、芸能界など極限られた環境下の人でしか滅多にみられない組み合わせなのだ。しかし様々な人種が当たり前のように混在しているインドネシア・マレーシアなどでは、父親がアジア系・母親が欧米系という組み合わせも、特に珍しいことではないのだという。中国の 延辺朝鮮族自治州 と インドネシアやマレーシアなどの、人種のるつぼの地域 は、この事件の遺伝子的には注意しておきたい場所である。しかし個人的には、できるだけ偏見や先入観をとりはらって事件を考察したいと思っているので、あくまでもこれは一つの可能性として提示しておく。

何故汚れていないものまで置いていったのか?

前回遺留品は、わざと置いていったのではなく、仕方なく持ち帰ることができなかったのではなかったのかと書いた。しかしそれとは矛盾する可能性を、今回は考えてみたい。

というのは、犯人は基本的に返り血を浴びたラグランシャツを脱ぎ捨てていった以外は、特に汚れていないものまで置いていったのだ。確かにそれは、突然おばあちゃんの訪問の可能性がでてきたことで、慌てて逃走したからだとも考えられると前回書いた。しかしそれとは矛盾する状況が、現場には残っている。

というのは、部屋にはみきおさんの上着やズボンなど9着が洋服タンスから取り出されていたのだという。もしおばあちゃんの訪問の可能性を感じたのならば、そんな悠長なことをやっている余裕などなかったはずなのだ。あえて汚れてもいないものまで置いていって、別のものを取り出して逃走したのか? それも自分のサイズとも合わないものを着て、逃走するのに何の意味があったのか?

そこから考えると残されたものは、わざと置いて行かれた可能性が高いことになる。そう捜査を撹乱させる狙いがあったのか? もしくは、捕まえられるものならば捕まえてみろ という、犯人の自己顕示欲を示したものではないかという可能性。しかしもしそうならば、もう少し犯人は、部屋にメッセージ的なものを残したりしていたのではないかと思うのだが・・・。しかし、そういったものが残っていたという話は一切ない。このどっちともとれるような中途半端感が、この事件の解決を遅らせてきた最大の要因ではないのだろうか?

こうやってみると、外国人技能実習制度 で日本に3年ぐらい来ていた労働者、日本の大学に留学していた留学生などが、帰国前に起こした犯罪の可能性も捨てきれない。先の  延辺朝鮮族自治州 あたりでは、日本に来る前から日本語を学んでいる人間も少なくないときく。あくまでも可能性の一つとして、そういったことは視野からは外せない。留学生や引きこもりを疑うむきがこの事件では多いが、私はむしろ犯人は普通に就労していた人間ではなかったかと考えている。

おばあちゃんは、電源を引っ掛けたのではなく抜いたのではないのか?

前回パソコンの電源が抜けていたのは、事件発覚直前に犯人が抜いていったのか? おばあちゃんが電源にでも引っかかって抜けたのではないかと推理した。しかし今回は、別の可能性も考えてみたい。ちなみにおばあちゃんは、あまりの惨状で混乱してしまい細かいことは覚えていないことが多かったのだという。

私が考えるに、みきおさんの遺体を見つけた おばあちゃんは、思わずみきおさんが亡くなっていることに気がつき飛び退いた。その際に後ろにあったパソコンにぶつかってしまい、その衝撃でマウスが落下するなどの衝撃でパソコンが起動。当時のホームページには、やたら開くと音の出るページが多かった。突然起動したパソコンから音楽なりが響きはじめ、おばあちゃんはどうすれば良いかわからず、思わず電源を引き抜いたということはないのだろうか?

その辺のことは、警察からも散々聞かれたのかもしれない。しかしパソコンの起動時間がわかったのは、事件から随分後だったと訊いている。すなわち事件当初の事情聴取では、パソコンの電源が抜けていることはわかっていても、そこまでおばあちゃんに聞かなかったのかもしれない。また少し疑問なのは、10時過ぎに起動したパソコンも4分16秒起動していたことがわかっており、おばあちゃんが驚いてすぐに電源を抜いたわけでもないことがわかってくる。これは、仮に犯人が引っこ抜いていたとしても、同じことが言えるわけだ。その間アクセスされたページは、みきおさんの会社のトップページのみが映っただけだったという。その画面が、常に音楽を奏でるようなウルサイものでないかぎり、犯人もおばあちゃんも別に電源を抜く必要はなかっただろうということ。この4分16秒後、パソコンが強制終了させられていたというから、ホームページの画面が映っているなか電源は引き抜かれたことになる。

ここから考察すると、強制終了された理由は2つ。

1,犯人がみきおさんの会社HPを閲覧していたという証拠を残したくなかった

2,おばあちゃんがウルサイから抜いたか、もしくは電源に引っかかり抜けてしまった


ということではないのだろうか。仮にみきおさんの会社のHPの画面がついていても おばあちゃんに不都合なことはなく、わざわざ電源を抜く理由が他には考えられない。さすがに気が動転していても、電源を引き抜いたとしたら記憶に残るだろうから。

しかし みきおさんの会社のページにアクセスし、その後は強制終了されていたという。ここで考えられる強制終了とは、ボタンの長押しではなく、この時点で電源が引っこ抜いた(ぬけた)ということを意味するのであろう。すなわち 10時10分ぐらいに誰かが電源を引っこ抜い(抜け)たことになる。

仮に犯人が抜いたとしたならば、みきおさんの会社のホームページのトップページから、一切別のところに飛んだ形跡がなかったという矛盾。それではおばあちゃんが抜いてしまった場合、家族の証言とは30分ぐらい発見時刻が違うという矛盾がそれぞれ生じるのだ。

そのため何度も書いてきたが、入江本によれば、おせちの準備を始めたのは11時近かったという。おばあちゃんが、隣の家に白出汁を借りに行って戻ってきたのは5分~10分ぐらい、更に事件の通報が入ったのは、10時55分頃だったことを考えると、事件の発覚は逆算すると10時40分ぐらいだったのではないかと言われている。

その辺のことは、警察も隣の入江家の人間を全員別々の部屋で事情聴取を行い、矛盾がなかったことは納得していたはずなのだ。また当時の記憶をたどるために、当日のテレビ欄をコピーし記憶をたどって何をやっていたのか、どの番組を観終わってからなどかも確認しながら、矛盾がないか杏さんらは説明したという。それでも警察は、おばあちゃんが家族の変わり果てた姿を発見したのは10時10分ぐらいとし、その際にパソコンに触れ起動させ電源を抜いてしまったからだと発表した。それにより犯人は事件発覚直前まではおらず、深夜に逃走したのではないかと結論づけたのである。

果たして真実は何処にあるのか? 犯人が直前までいたのか? 深夜逃走なのかでも、この事件の見立ては全然変わってくる重要な部分。その最初のところからして、この事件は謎に包まれている。

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「残された遺伝子は日本人の13人に1人、中国人の10人に1人、韓国人の5人に1人にみられる型」という情報から犯人は韓国人だ!と決めつける2ちゃんの書き込みや他のブログがありますが、人数にすると圧倒的に中国人が多いはずなんですよね。日本人と韓国人を比較しても同じくらいでしょうか。
なので個人的にはやっぱり犯人は中国系なのかなと思っております。

また犯人の遺留物については(公表されていない遺留物が無いという前提で)人が外出する際持ち歩くもの、サイフや手帳、携帯電話(携帯電話を持つのが当たり前だったのかは当時まだ子供だったのでわかりませんが)等のものが無いので、遺留物に関しては記事にありますように大体のものが意図的に残されたものだと思います。
特定につながりやすいものだけ持ち去った可能性もありますが、遺留物の種類があまりにも中途半端というか、なぜそれを残しなぜそれを持ち去った?と思うものが多いので遺留物に固執しすぎないほうがいいのかなと。

以前私が推理したように、実行犯は、特に宮澤家とは面識は無く、家族あるいは大切な人間が宮澤家と関わり合いがあり、揉め事を起こしたと考えるのが、一番矛盾点が少なく思います。
例えば、犯人は息子だとわかったとしても、自分の為に、宮澤家に報復してくれたと思い庇っているみたいな。モナザイトさんも、もし共犯なら親子だろうと言っていましたが、その通りだと思う今日この頃です。

No title

ズボンを履いて帰った理由の一つに、犯人は当日も持っていただろう財布、携帯などはポケットに入っていたはずなのです。そう考えると、そういうのを入れるのにちょうど良いズボンがなかった可能性は確かに感じます。上着はある程度サイズが違って着れますが、ズボンはかなりサイズが違うと入らなかったりしますからね。

ここまでの事件を起こすには、相当な理由があるか、本当に衝動を抑えられなかったのかのいずれかでしょうね。そしてもし共犯がいた場合、親子もしくはそれに近い固い絆がないと秘密を共有するのは厳しいのではないかと考えられます。

主犯は宮沢家から多大の損害を受けた、実行犯は何か義務感というか、強烈な思い込みがそこに生じていたのではないかという気がしてなりません。
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世田谷一家殺害事件 の犯人像について、モナザイト の主観で事件を考察します。

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