宮沢家の鍵

世田谷一家殺害事件において、宮沢さん一家の鍵は、全部で7本存在したと言われている。その内訳は、

2本 みきおさんの小銭入れについてあった           
2本 泰子さんのメガネ入れに入っていたキーホルダー付き  

1本 にいなちゃんのランドセルにぶらさがっていた       
2本 お婆ちゃんが玄関を開けるのに用いた入江家用
   

の合計7本、すべてが家の中にあったとされている。またお婆ちゃんが家に最初に入った時に、玄関横の小物入れに普段入っているはずの鍵が外に出ていたなんて話しもあるが、その話の確かな情報元は見つけられなかった(どこかにあったら教えて)。

そのうちの みきおさんと泰子さん所有の鍵は浴槽の中に投げ込まれていて、にいなちゃんのランドセルの鍵は1階の子供机のイスにかけられていた。あとのお婆ちゃんが持ち込んだ鍵2本は、1階本棚の上に置かれていたという。それぞれの鍵の本数はそれほど矛盾していない数だと思われ、そこから複製されたものが家に残されていたと思われるフシはない。

しかし気になるのは、2本ずつの鍵の発見場所だ。普通鍵というのは、無くすと大変なので複数持っていたら、別々の場所に保管しようと考えると思うのだが、みきおさんも泰子さんも入江家の人も、何故に2本ずつ同じところに保管していたのだろうか? 1人ぐらいがそうならばわかるが、3人とも同じ心理が働くというのが私にはどうにも引っかかる。本当は別々の場所にあった鍵を、犯人があとで疑われないように一緒にまとめて本人のものに魅せかけたのではないのか? そんな疑いさえ持ちたくなる。

(飛び出しマンは宮沢家の前の道路から出てきた?)

飛び出しマンの目撃情報の中でも、最初に世に出た男性の証言では、男は宮沢家玄関前に繋がる道から出てきて、公園に入っていったと証言しているのだ。もしこの証言が確かならば、男は一度玄関から出て再度家に入り直した可能性がある。しかし玄関付近からは、血液に反応するルミノール反応や犯人の指紋や足跡など、それらしいものは一切見つかっていないとされている。それゆえ犯人の現場への出入りは、侵入も逃走も浴室の窓だと警察は結論づける大きな根拠の1つになっているという。

しかし万が一犯人が、現場に投げ捨ててあったボア付き手袋を使い玄関から出入りをしたとしたら、ひょっとしたら宮沢家で発見された鍵の一部を使用したのではないかという可能性も無きにもあらずかと。しかしこの最初の目撃証言の男性は、一年後成田空港でこの日目撃した男と同じ男を見たと警察に通報したが、一切取り合ってもらえなかったのだという(何故だ?)。

(泰子さんのカバンをあさっていたのは)

犯人はトイレで用を足すときでさえ、泰子さんのカバンを物色していたのだという。私は金目のものを探していたのだと考えているが、ひょっとすると家の鍵を探していたのかもしれない。強盗などは、よく家人に家の鍵を出せと要求することは多々あることで、他の犯罪でもよくみられる。事件発覚を遅らせるために、玄関を施錠して逃走する。これは、殺人事件などでは非常に多い。

(しかし)

もし事件の発覚を遅らせたり、犯人は顔見知りではないと思わせるために玄関の出入りの痕跡を消そうとしたならば、なぜドアチェーンをハメなかったのかという疑問が残るのだ。その方が事件発覚までの時間は稼げるし、万が一不意に誰かが訪ねてきても、その間に逃走できる時間を稼げるのではないのか? ましてそのほうが浴室の窓から逃走したのだということを、より明確に印象づけられたのではないかということ。

(ここから考えられるのは?)

1,逃走は玄関から逃走し、その後浴槽に鍵を投げ入れた偽装工作

2、スペアの鍵を作ってもっていた

3,最初から一切玄関を使用しなかった



このいずれかになるということ。全く玄関付近から犯人の痕跡が見当たらなかった(玄関の外も)ということは、限りなく3である可能性が高いことになる。ただし、ちょっと気になるのは

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上記は一昨年暮れに、TBSの番組で放送された犯人の足跡である。警察は玄関の侵入箇所に関する情報は、犯人しか知り得ない情報として、明らかにしていない。そのためこのTBSの番組内でも、1階の足跡は血の着いた足跡だったのか? 爪先はどちらを向いていたかなどの情報は一切明らかにされなかった。この足跡は、侵入時なのか?それとも殺害後のものなのかは定かではないが、少くてもこの報道を信じるならば、玄関まで犯人が近づいた痕跡はあるということ。もちろん単に、玄関の施錠を確認しただけだったのかもしれない。 ちなみに黒ムツさん2回目の書き込みでも、玄関からは一切出入りしていないと書かれていた。

(一方で)

もう一つの飛び出しマン目撃者の、女性姉妹・母親の乗る車に男が横切った証言では、宮沢家裏の道から男が飛び出してきたという証言がある。この証言が確かならば、犯人が玄関を利用しなかった説明がつくことになる。この目撃情報を元に、飛び出しマンの似顔絵が警察から発表されることになる。

tobidasiman.jpg

(1つ気になることが)

飛び出しマンの情報の中に、1つ気になるものがある。それは、犯人の髪の毛が長めだったという部分。実は、現場に残されたヒップバックの中からは短髪の髪の毛が発見された。その髪の毛のDNAは、現場に残された犯人の血液などのDNA情報と合致しており、犯人は短髪だったのではないかということ。果たして飛び出しマンは、本当に事件と関係があったのか? それともデマなのか? はたまた、事件の共犯者だったのかもしれない。 こうなると飛び出しマンが目撃された23時30ぐらいの目撃時間と、現場のパソコンの操作時間の1時18分~ だったという矛盾も説明できることになる。そうこの男が、複数回家の出入りをしていたわけではなかった可能性だ。

(私は)

事件前の不審者の目撃情報も含めて、この事件に関わっている人数は、最低でも2人以上だと考えている。しかも現場での犯人の2面性も考えると、本当に家に侵入したのは1人だったのか? と改めて疑問が残るのだ。 しかしこればかりは、警察の発表を信じるしかない。

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山上の木では、犯人は、合鍵作りの為に途中、宮澤家から抜けてまた戻ったと推理されてますね。

こんばんは。玄関からにしても浴室からにしても、凄いセキュリティがないなら、鍵がかかっていても、本当に宮沢一家に憎しみを持っている人間なら、ガラスをブチ割ってでも侵入すると思いますね。鍵の件ですが確かに仰せの通りですね。私も鍵は別々の場所に分けて保管しています。

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No title

合鍵が簡単に複製できるものなのか、家まで行って鍵の形状を観てきましたが、微妙な作りでしたね。

結局、何かの衝動にかられていたり、妙な義務感・責任感みたいな思い込みがある人間に対し、事件は遅かれ早かれ行った可能性は否定できないように思います。

No title

この事件の犯人と家族は、事件前に何かしらの接触があったと思われます。

それがたまたま業者か何か装って家の中を物色する機会があったのか? 

もしくは人間関係を昔は構築していたが、それが壊れ当日は侵入せざるえなかったのか? スリップに犯人のDNAが残っていたとすると、そのときは家族からスリッパを出す客人だったということ。

逆に言えば、当日は招かれて入ったのならば、スリッパすら出されなかったほど招かるざる客だったのか、家人の知らない間に侵入したということではないのでしょうか。私は、完全に後者だと考えています。

30日の夜に、家に訪ねても入れるような人間ではなかったということでしょう(当たり前ですけれどね)。
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世田谷一家殺害事件 の犯人像について、モナザイト の主観で事件を考察します。

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