犯人の行動から犯人像を推測する

今回は個人的な主観が中心になりますが、私が考える犯人像(実行犯)について考えてみます。犯人像を考える上で最もイメージしやすいのは、侵入箇所です。これが、玄関なのか浴室の窓からなのかで大きく異なってきます。しかしここでは、犯人は浴室の窓から侵入したと仮定しましょう。

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実際現場に行って下から窓までを見上げた率直な感想は、結構上背がないとダメそうだが頑張れば入れない窓ではないのではという印象を受けた。きっとこの感覚は、犯人もそう考えたからこそ実践したのだろう。しかしそれをやろうという発想になったのは、

1,こういった足場の悪いところにも昇り慣れた経験者

2,自分の体格、運動神経に自信があった可能性

3、自分が小さな窓をくぐり抜ける細身の体格だという自覚

があったのではないかと思うわけです。

1,こういった足場の悪いところにも昇り慣れていた経験者

過去何度も書きましたが、建設現場など高く狭い足場を仕事にしてきた人物ならば、こういったところでも大丈夫だろという自信があったのではないのでしょうか? 以前にも書きましたが、昔仕事でトビの経験者だった人がこのような足場が殆どないような建物でも、簡単に三階まで上がってゆくのを目の当たりして驚いたことがあります。そういった人ならば、この状況をみても簡単に入れるという計算がたった可能性があります。ですから私は、実行犯は建設業や塗装業など、日頃から高いところに昇りなれていた人物だったのではないかと考えています。

2,自分の体格、運動神経に自信があった可能性

1と関係しますが、自分が手を伸ばし風呂場の窓を開ければ、懸垂のようにして自らの身体を引き上げられるぐらいの筋力には自信があったのでしょう。それに腕を伸ばせば窓枠に届くという、確信が持てるだけの上背があったのだと私は思います。

3、自分が小さな窓をくぐり抜ける細身の体格だという自覚

またあの小さい窓でもくぐり抜けられるだけの、細身の体格だという自覚が自分の中にあったのではないかと考えています。自分が太っていると自覚している人は、あの小さな窓を潜ろうという発想にはならないのではないのでしょうか?

(犯人像)

高く狭い足場のところに、普段から昇り慣れていた職業。かつ自らの体格を引き上げるだけの筋力と、自分は細身であるという自覚を持った人物だったのではないかと考えます。そのため実行犯は、やはり10代~30ぐらいまで若者という警視庁の見立ては、私もそれほど否定はしません。しかしそういった職業の現役者ならば、40代ぐらいでも不可能ではないでしょう。

(何故犯人像は低く設定されたのか?)

当初犯人は、175センチぐらいの比較的大柄な男性だと考えられていました。しかし近年では、170センチ前後ぐらいと以前よりも低くかったのではないかという話が出てきています。ちなみに事件直後の記事では

東京世田谷の民家で一家四人変死 Part7
773 :名無しさん23:2001/01/08(月) 03:01

NNN24.COM
▼ 一家4人殺害 犯人は「手の大きい」人物? <1/7 13:30>
東京・世田谷の民家で一家4人が殺害された事件で、2階の浴槽に血の付いた犯人の大きな
手の痕が残されていたことが新たに分かった。警視庁では犯人は身長の高いがっしりした体格の
男と見て調べている。殺害された宮沢みきおさんの自宅2階の風呂場には書類などが散乱して
いたが、風呂場の浴槽の縁に犯人がつけたと見られる血のついた手の痕が残されていたことが
新たに分かった。手の痕は大きく、指の太いものだったという。また比較的小柄な宮沢さんの頭に
刃物の破片が残されていて、頭上から切りつけられた可能性が高いこともわかった。警視庁では
犯人は身長の高いがっしりした体格の男とみて犯人像の絞り込みをさらに進めている。
http://www.nnn24.com/


また事件当時は、犯人がトイレで用を足したときの飛び散りで、かなり体格の良い人物だったのではないかと推測していたなんていう、捜査員の話ものこっている。事件から数年は、警察も体格の大きな人間を想定していたし、現場付近で目撃されいた若い男は、ガッチリした大きな男だったという話が残っている。

仮に犯人が、事前に宮澤家の情報を調べた上で侵入した場合、唯一の男性である みきおさんとの圧倒的な体格差のある人物だったのではないかと推測する。すなわち包丁一本で侵入しても、制圧できる自信があったのではないのか? あとは、小さな子供と女性であることも考えると。事件前に宮澤家を監視もしくは何かしらのトラブルなどで みきおさんの体格、家族の構成も把握した上で、腕力に自信のある男が侵入したものと推測する。更にみきおさんの頭に包丁の歯が刺さっていたことからも、かなりの身長差があったのではないかと。特に当初は階段の上から包丁が振り下ろされたとされていたが、みきおさんが犯人と遭遇したのは一階だったことがわかっている。それを考えると、なおさら身長の差が大きかった可能性が高まる。

それだけでなく犯人の体格は、この記事にも出てくる残された血の着いた手の跡の位置やヒップバックの腰回りからも推測されたとも言われている。事件が解決しないことで、犯人像を小さくすることで捜査対象を広げたのではないのだろうか。しかし逆に、何故もっと大男だったという風には考えなかったのか? 28センチの足の大きさから考えれば、その可能性の方が高そうなのだが?

私が考えるに、これは有力な目撃情報の中から、犯人はもう少し小柄だった可能性が出てきたからではないのだろうか。しかし私は、むしろ細身で175センチ~180センチぐらいあった人物ではないかと大きく想定している。

(ここからは完全に妄想の域)

以前にも書いたが、実行犯は米軍関係者、それも横田基地勤務の軍関係者、もしくはその家族あたりだったのではないかと。犯人が返り血を浴びて脱ぎ捨てていったラグランシャツは、何度も洗濯された形跡はあったものの、当日は車庫に残っていたローダミンと同じローダミンが、洗濯されることなくシャツに付着していたという。そう犯人は、当日仕事を終えてそのままの服装で、現場に現れ事件を起こしたのかもしれない。

そこで高いところに昇り慣れていて、かつ染料などを扱う米軍関係者。私は実行犯の仕事は、米空軍機などを塗装する仕事に従事していた人間ではないかと思うようになってきた。現場に残されていたローダミンの染料が、飛行機に使われるものかどうかまでは充分確認はできていない(模型飛行機にはよく使われるらしい)。しかし飛行機の塗装というのは、結構頻繁にいろいろな仕様に変わる。そのため場合によっては、期日に間に合わせるために、韓国の基地やカルフォルニアの基地などにも出向く機会があったのではないのだろうか? この犯人は、軍人というよりも米軍の周りで仕事をする軍属や軍相手に仕事を請け負っていた人物かもしれない。あくまでも私の勝手な思い込みかもしれないが、そういったことを意識して、これからもこの事件を観てゆきたい。

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初めまして、いつも拝見しています。私は侵入経路に関しては、一家殺害を目的としていたか、金品盗みを目的としていたかで犯人の感覚も違ってくると思います。殺害目的であるなら、風呂の窓が空いてなかった場合、ガラスを素手で割り鍵をぶち壊してでも侵入したのか、それとも、風呂の窓が空いていることをストーキング(マーク)して、知っていたのか。ただ、やはり、風呂窓が空いていたのは、偶然なのです。
通常、電気のついている民家に入る、凶器を用意している、これは、計画的です。しかし、風呂の窓が閉まっていたら、“宮沢家”には入れなかったわけです。となると、風呂窓侵入の場合は、事実的に、流しの強盗が近いと思います。しかしながら、明かりのついている民家に窓の鍵が空いているということで侵入し、惨殺もじさない程の貧困なら、あんなに高価な包丁(結構な値段ですよね)は買わないのではないかと。その辺りも、犯人の行動が矛盾ばかりでわからないのです。

流し以外で、顔見知り犯行なら、盗み(金目的)ではなく殺害目的(一家殺害)でしょう。一家は、1月5日から旅行の計画がありました。その留守を狙えばいいのですから。

異論、反論は承知しております。考え方が逆だと思います。不確かな事柄でプロファイルしていますね。例えば、あくまで例えばですが、返り血のついたボーダーの服ですが70代の野郎でも着れますよね。侵入も小窓でも屋根でも、10代から80代でもはいれますよ。実際げんきなお爺さんいますよ。仕事現役なら尚更。もっと100%わかってることから詰めないと。推理はそれからだと思います。あと殺害した順番と、殺害方法、致命傷に重心をおかないと。それだけでもおおよその当たりはつくと。勿論この話は事件後すぐにすべきなのは理解していますが時は戻せない。まぁ、着地点はやはりk人ですかね。

No title

個人的な意見ですが、事件前から家族の行動を下調べし、入浴後浴室の窓を換気のため少し開けておく習慣がわかっていたのだと思います。あと仮に窓が閉まっていても、下からライトでも当てれば、鍵が空いていたかわかる作りだとおもいました。私は、かなり計画的な犯行だとみています。

事件前日も家族で渋谷の映画に足を運ぶなど家族で出かけることが多い家であり、ただ盗みで入るのならば、隙はいくらでもあったように思えます。

1番最後の名無しさんのご意見、かなり今回の記事は抽象的な部分から書いた記事です。そのことは重々承知の上です。過去の記事を最初から読んで頂ければわかると思いますが、この事件において外部から知り得る多くのことについて触れて検証してきました。すでに殆ど、外部からは検証する題材もないというぐらいに、多くことについてこのブログでは触れています。その上で、最後あえて不確かなことを重々承知の上で、このような結論めいたことを書いています。それだけもう、この事件について、私が書けることは残されておりません。だからこその、今回の記事なのです。

No title

「致命傷」などの実際の傷口は捜査関係者しかわからないわけで、部外者は新聞やネットの情報をもとに推測するしかない訳です。モナザイトさんのご紹介により、古い2chの記事が読めることが分かりました。事件発生当初は、もっぱらマスコミ報道によりこの事件の情報を得ていたので、「タクシーに乗った三人組」のことは念頭にありましたが、、「目の笑った、靴下の男」の情報は、今回2chを読んで、初めて知りました。しかし、発生から一日も経たないのに、早くもこの事件の不可解さを指摘していらっしゃる人がいるのですねぇ。世の中には鋭い頭脳の持ち主がいるものだと、感心します。私自身も、強盗にしては犯行時刻が早過ぎないか。午前2時や3時に侵入するなら分かるが、人の起きている午後10時や11時というのは、通常考えにくく、謎の多い事件だと思ってきました。今回のテーマの「浴室の窓」ですが、私の直感は「ここから入るのは、無理だろう」というものでした。窓といってもかなり小さいもので、そこに給湯器を足場にして入り込むことなど、他に手がかりもなくまず有り得ないと思いました。

上の名無しです。勿論、色々な可能性が、あります。当然警察関係者もこのブログをみているでしょう。だからこそ真摯に書き込みされている皆さんは素晴らしいです。侵入はどこでもいい。顔見知りでも、しらなくても入る気なら何処からでも入る。靴でもアイスでも書類でも撹乱じゃないかな。私なら意味なく数字かいたりふりかけばら撒いたりしますね。振り回され過ぎです。酷いのは靴です。盗品ならアウトです。ハンカチは?大便は?的が、絞れてない。まだまだありますがこのくらいで。
結論をいいます。まず殺しが目的です。動機は奥様かにいなちゃん関係。顔がひどくやられていることから怨恨的。性的暴行がないのは顔を何度も刺し、恨みと共に性的に満足したから。屍姦はできないタイプかな。毛布が掛けられてたのは後悔の念。殺しは素人、初めてか二回目くらい。あと、女説もすててません。まあ、20%くらいだけど。偽装工作も含め。

礼くんの殺害方法だけちがうのは素通りはできません。絞殺は死んでいくのをもっとも実感出来る手口です。単に絶命を考えるなら心臓を一撃でもいいんですから。礼くんの殺害の優先順位は1番低いはずです。わたしは犯人が礼くんをみて自分の幼い頃と重ねた、自分の弟とかに重なった、だから安らかに眠るように絶命させた、その説はどうでしょうか?女性は残酷にしてますし、みきおさんとは格闘の末の絶命ですし。

No title

いろいろな考え方が然るべきだと思っています。殆どのことは犯人のみが知ることであり、警察すら断定できないことが殆どで今に至っていると考えられるからです。

そして犯人の目的は、どういう理由であれ一家全員の殺害にあったと私も思います。それが、金銭的な理由なのか、怨恨なのか、はたまた欲求を満たすものなのかは様々な憶測ができます。

あと礼君に同情して締殺だったということは私もないと思います。礼君が明らかに最後に殺されたという裏付けが出てくれば、それもありえるかもしれませんが、現場を観る限り、限りなく最初だったと想定できることは過去何度も書いてきました。絞殺なのは、何か物理的な理由ではないかと考えます。

たしかに礼くんが一番最初でしょうね。家族の血が首まわりについていないし、躊躇いながら締めたみたいだし。いきなり侵入していきなり6歳の子を殺めるのは流石にためらいがうまれたか?それと同時にスイッチが入ったんでしょう。物理的な理由で絞殺というのは反対ですね。わたしは心理的なものと考えます。家族構成の知識を持って侵入してますからやはり情が生まれたかも。絞殺に関して固執しますが1人だけという点、確かに大人を締めるのは大変です。刺殺はまだ楽な方です。じゃあ、逆に入ってすぐ刺さない?刺さないんじゃない、刺せないから?

No title

私は、礼君を殺した時点ではまだ包丁は出していなかったと考えています。侵入の際の物音で礼君が気づいてしまって素早く殺さないといけない状況だったのか? 同じ中ニ階にある唯一の部屋ということで、覗いたら起きていて眼があってしまったなど、包丁を準備する前に殺さないといけない理由が生じたのだと私は考えています。声が出ないように片手で口を押さえ、片手で首を絞めたとなっていますので。
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世田谷一家殺害事件 の犯人像について、モナザイト の主観で事件を考察します。

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