ここまでの中間報告 2

この1年半、世田谷一家殺害事件 を様々な角度から検証してきた中間報告の第二弾。完全に個人的な主観ですが、犯人像とその背景に迫りたいと考えます。

犯人の人数 少人数グループの犯行 2名~4名程度

この事件は、1人のイカれた人間の行った犯行。あるいは、何かしらの強い恨み・思い込みによって行われた犯罪。最初私は、そういった方向からこの事件を見ていました。しかしこの1年半様々な情報や痕跡を調べていると、これは個人的犯罪なのではなく、また大規模な組織でもない、一部の少人数グループによる犯行ではないかと考えるようになりました。

現場の宮沢家に入った人間は1名。そして公園側に1名、玄関側に1名は別に配置していた可能性があります。あるいは、裏の出入りの時だけ公園側にまわり周囲の状況を確認していただけで、実際は現場でたびたび目撃されていた黒いセダンにもう一人がいただけかもしれません。事件前たびたび目撃されていた男は、主に20代後半の若い男(恐らく実行犯)、そしてもう一人40代の中年男の、この2人は事件に絡んでいたと私はみています。多ければ更に彼らのサポート役に、他に1、2名の人間がいた可能性もあるかもしれません。この事件と最も良く似た事件に、豊明母子4人放火殺人をあげましたが、この事件も複数犯による犯行だったのではないかと推測されています。

主犯の男 20代半ば~30代前半

実行犯は、何かしらの精神疾患を抱えていたと考えられ、キレると見境がつかない人間だったのかもしれません。しかし主犯に関しては、かなりの知能犯だった可能性を感じます。しかし基本的に、この犯人グループと宮沢さんとの接点はなかったものと考えています。ですから幾ら宮沢家との接点を調べても、犯人グループと宮沢さんの社会的な繋がりは出てこない。あるとすれば事件前に現場付近で、怪しい男がたびたび目撃されたというぐらいの接点でしかないのではないのでしょうか。

犯人グループとは

この事件の主犯から、宮沢家の経済状況、家族構成、下手すると不動産ブローカーあたりを経由して、宮沢家の建物の構造・見取り図まで犯人グループに渡っていた可能性があります。事件の主犯が誰なのかわかりませんが、宮沢家に都から巨額な移転費用が振り込まれたなど、かなりの資産があることを耳にしたものによる犯行だと考えます。1990年代~2000年代にかけては、非常にこの手の犯罪が横行した時期でもあり、私はその中の一つがこの事件ではなかったかと考えています。それぞれの事件の実行犯は違うかもしれませんが、大元はあまり変わらない人物が絡んでいた可能性も感じます。

犯人は日本人なのか?

ハッキリとした根拠はありませんが、実行犯にはかなりの日本語読解能力があったのではないか言われています。更に確かな情報かはわかりませんが、飛び出しマンは轢かれた時に運転手に「大丈夫」と応えたなんて話もあります。また事件前の目撃情報からも、見た目は日本人に見える日本人を含むアジア系の人物だったのではないのでしょうか。少なくても実行犯は、日本人であれ外国籍であれ日本で育った人間だと考えます。しかしながら日本人及び日本人社会に、強い恨みを抱いていた可能性が。語弊を承知で言えば、日系の2世・3世、在日の外国人、片親は日本人も外国人とのハーフなど、何か日本人社会に属しながら抑圧されて育った複雑な家庭環境や社会的背景があった人物かもしれない。あるいは日本人でも何かしらの障害を抱え、社会に上手く順応できなかった、それによって社会に恨みを抱えていた人物だったのかもしれません。何か屈折したものが、この実行犯からは見え隠れするような気がするのです。宮沢さん一家というよりも、日本人や幸福そうに見えるに人間に対する鬱憤が、犯行の残忍さにつながったのではないかと。

(犯人の目的は何だったのか?)

この事件そのものは、依頼殺人 だと捉えています。最初に礼君を殺害したように、依頼の最大の目的は 一家全員の殺害 にあったと考えるのが自然ではないのでしょうか。しかし実行犯にとっては主たる目的がお金ではなかったとしても、少額の現金が目の前に転がっていれば欲しかったというのはあったのかもしれません。犯人が現場に長く留まったのは、家族から暗証番号や口座の振り込まれた銀行がどこかなどの情報を引き出せないまま殺害してしまった。そこで事件後、やっきになってその情報を探そうとしたのではないかと(これが依頼された目的の一つ)。

また主犯の目的は、一家殺害という形を取りながらも、実は怨恨というよりも金銭目的だったと私は見ています。宮沢家に移転費用という大量の額が12月に振り込まれた。そのお金は年が明けてしまうと、次の土地・家の購入資金に使われてしまい無くなる可能性があった。そのため現金が使われる前に、そのお金を手に入れる必要があった。家族全員を殺害したのは、その現金を手に入れるためにはその方が都合が良かったということなのではないかと。それは、現金を手に入れる手段として都合が良かったのか、生き残りの家族がいなくなると権利として都合よくなるかまではわかりませんが。

(その後の犯人は?)

私の勝手な推測ですが、犯行グループは事件後すぐに海外へと一時的に身を隠したものと考えられます。しかしほとぼとりが冷めても自分たちに捜査が及ばないことを知って、再び日本の地に戻ってきていたのではないかと。親戚なりルーツが海外などにもあり、言語的、あるいは文化的敷居が、一般の日本人よりも海外に行っても低かった可能性があります。しかしやっぱり育ち慣れた日本の方が、いろいろな意味で過ごしやすかったなどの背景が実行犯にはあったのかもしれません。あるいはこの事件以後は、普段は海外にいて必要なときにだけ日本に時々戻ってきている、そんな可能性もあるかもしれません。しかし私が想定していているような犯罪であるならば、決定的な証拠を完全に残してしまった実行犯が今も生かされているかは微妙だと思っています。もし生きているとすれば、似たような犯罪を海外で繰り返している可能性が高いのではないのでしょうか。

(犯人はプロ?)

この事件の時点では、人殺しに関しては素人でしょう。こういったことに興味を持っていたマニアか、キレると見境のなくなる危ない奴といった類で周りから認識されていたのかもしれません。本当なら留学生あたりが、小遣い稼ぎ程度の気分で実行したような犯罪に感じられます。ただし日本語読解能力などの観点で考えると、日本で育った人間ではなかったかと。その辺が、この時代に多かった他のアジア系犯罪とは趣が違うかもしれません。更に日本国内での犯罪・逮捕歴がなかった人物だったのでしょう。しかしお金のために簡単に人を殺せてしまうような人間、そういった意味では日本社会で置かれていた状況は犯罪を起こしていた外国人とそれほど変わらなかった連中ではなかったのでしょうか。

(この事件の構図) < >は、存在したかは微妙

<依頼者> →  主犯 依頼者か主犯のいずれかが、宮沢さんと接点

            ↓ 依頼 OR 命令

       実行犯グループ (2~4名程度)
        
  20代実行犯40代グループリーダー・<サポート役A><サポート役B> ・・・

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世田谷一家殺害事件 の犯人像について、モナザイト の主観で事件を考察します。

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