影響されやすい男

現場に残されていたラグランシャツは、木村 拓哉が「ビューティフル・ライフ」で着ていたもので、当時若者から人気があったシャツだったという。また犯人が使ったと言われる香水「DRAKKAR NOIR」なるものも、当時人気だったスケードボーダー・ショーン・ホワイトが愛用していたものだとされ、犯人が彼らに影響されてそれらのものを使用していた可能性がある。もしそうだとすると、犯人は自分を誰かに投影して、なりきることを好む人物だったことが伺われる。すなわち、何かと影響されやすい人間だったのではないか。

先日の更新では、犯人が私と同世代ならば、「ホラー映画ブーム」を体感した世代だったのかもしれないと書いた。そのことが、犯人の  という数字のこだわりや、血や残酷なものに興味を持つキッカケになったのかもしれない。

(犯人への影響)

この世田谷の事件との関連性が最も噂されるのが、1998年10月~12月にかけて放送された、木村拓哉・中山美穂主演のドラマ「眠れぬ森」というドラマである。市議会議員一家を、クリスマスの日に殺害するというドラマで、犯人が手を怪我するところまで、ソックリだと言われている。ちなみに「ビューティフル・ライフ」は、2000年の1月~3月にかけて放送されたものだった。

しかしそれ以上に、犯人が強く影響を受けたのではないかと言われている作品がある。西荻窪WENZスタジオで上映された、劇団・風琴工房の「カスパーの彷徨」である。詳細がわかりそうものを、リンクしておいたので そちら を参考に。

社会への復讐を目論む犯人が、世田谷で何の面識もない家族4人をナイフで殺害するという話。そして現場に、血文字で「カスパー」と書き残す。その一部始終を被害者家族である長女が目撃するというストーリーらしい。この劇は、2000年11月29日~12月6日までの講演と、事件の一ヶ月前に行われていた。この劇の最初は、オウム事件などがあった1995年で、その後も事件後の2009年だかに再度講演されたという、評判の劇らしい。この内容と世田谷の事件が似ているという話は、早くから囁かれていた。果たして みきおさん と 風琴工房 をつなぐ接点は何か別にもあるのだろうか?

(犯人の指紋)

これまで俗説ではあるが、犯人の指紋と一致したものが出てきたという話は主に3つある。その1つが、一橋文哉氏が書く説で、この劇を講演した、西荻窪WENZスタジオから実行犯とされる現場に残っていた指紋と一致したと述べている(警察は公式に認めていない)。

その他にも、それぞれが推す説によって発見場所が違うのだが、大阪府警が大阪の犯人の知人宅アパートから一致した指紋を採取したという話や、品川のホテルから犯人の指紋を見つけたという話があるが、いずれも警察からの正式な回答は未だになされていない。

(いずれにしても)

この実行犯は、何かに影響を受けやすい思考の持ち主だった可能性は捨てきれない。実は、現場に残された包丁の名前は、「関孫 銀寿」という名前で、2000年6月 の製造のものだったのだという。ひょっとすると、地蔵の裏に掘られた  という文字からも、犯人は  という数字に、並々ならぬこだわりがあったのかもしれない。特に犯人の遺留物の中でも、死 というものに深い関わりを持つものから、六 の字は出てきているのは、偶然の一致なのか?ひょっとする 黒ムツさんのムツも、魚という意味以外に6をちなんで好んで使用した可能性も。

また「カスパーの彷徨」に影響されているとするならば、犯人は現場に  六  いう文字を何処かに書き残していた可能性も考えられる。 だからこそ警察は、それと関係が深そうな地蔵の持ち主を躍起になって探しているのかもしれない。

(事件前の前兆)

礼君が通っていた保育園では、事件前に真っ赤な文字(血を模したような)でメッセージが書かれていたという。その他宮沢家には直接関係なくても、祖師谷公園周辺では、そういった類の脅迫めいたものがあり、警察もイベントがある時は私服警官などを派遣し、警戒していたという。

さてここからは私の推論です。犯人は事件当日も、何かを現場に書き残するために、蛍光塗料みたいなものを持ち込んだのではないかと。それは、何かスプレーみたいなものだったのかもしれません。そういったものを残すために犯人は、日常的にヒップバックの中に、これらのものを入れて移動していた可能性があるのではないのでしょうか? 

あくまでも仮定の話ですが、犯人が何かに影響されやすい人物だったら、自己顕示欲の一環として、現場に何かを残す行為に及んだ可能性も否定できません(それが六の文字なのか?)。ひょっとすると手の傷も、偶然の産物や家族の抵抗によるものではなく、ドラマに影響された犯人の自傷行為 だったのかもしれません。もしそうだとすれば、犯人が怪我した場所は、手だったとは限りません。

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世田谷一家殺害事件 の犯人像について、モナザイト の主観で事件を考察します。

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