FC2ブログ

世田谷一家殺害事件を考えるにあたり

私は、事件発生以来14年近く、この事件の存在を知りながらも、詳細を知ろうとは思いませんでした。元々私自身に、「未解決事件」を考察する趣味や「推理小説」に興味を示したり、「凶悪事件」に関心を持つ人間ではありません。これ以外に関心を示した事件は、「3億円事件」や「グリコ森永事件」ぐらいでしょうか。

たまたまテレビで「世田谷一家殺害事件」の特集番組をみたのがキッカケでした。被害者家族に対する特別な思いや犯人を逮捕したいという正義感があるわけでもなく、何か釈然としないこの事件に対するモヤモヤした気持ちを、少しでも整理できないかと思ったわけです

そのため私は、他の事件に対して詳しいわけでも捜査方法を熟知しているわけではなく、素朴に素人が感じたことを述べてゆきたいと思ってる次第です。この事件の詳細は ウキペディアにある「世田谷一殺害事件」などを参照して頂き、ある程度事件に対する予備知識があることを前提に話を進めてゆきます。

過去の記事の一覧は、こちら から。

スポンサーサイト



事件から20年の年末報道

事件から20年ということで、昨年末には多くの特集記事や番組で「世田谷一家殺害事件」が振り返られていました。そんな中、気になる情報が幾つかあったので、改めて考えてみます。

吉祥寺 包丁購入男の画像が鮮明化

事件前日に、事件に使用された 関の孫六 銀寿 の包丁を購入されたことがわかっている場所は、都内でも数箇所あったという。その中で、購入者の顔を収めた防犯カメラが1台だけ存在していた。その映像が、最新のデジタル技術化で鮮明化され、男のことを知る人間がみれば、誰だか分かるレベルになったという。

すでにこの男の似顔絵は、目元を隠す形で一般に公開されている。しかも男は、目尻に特徴があるいう。目尻に特徴があるということは、目尻が凄くつり上がっているとか、下がっているとか、ホクロや傷があるなど、わかりやすい特徴があるのだろう。特にこの事件では、目尻がつり上がった男の目撃情報もあり、その関連性も気になるところだ。

ただし、あくまでもこの吉祥寺で包丁を購入した男は、唯一防犯カメラで画像が収められていただけのこと。それでも犯人像に近い男だったことや、他の遺留品を揃えることができた 荻窪 から二駅と近いことなどから警察も重要視しているのだ。しかし、犯人だと断定できるほどの証拠はなく、あくまでもその可能性があるといった程度。他にも、包丁を事件前日に購入した目撃情報としては、小田急線の経堂駅で、ぶつぶつ言いながら、包丁売り場にいた怪しい男などの目撃情報も有力視されているが、どちらも犯人だと断定できるレベルではない。しかし映像の鮮明化かよって、新たにわかることも少なくはないだろう。

DNAから犯人の人相が

現代のDNA解析技術では、あごの大きさ、目の幅、鼻の高さなどなど、かなり精巧に本人の顔を再現できるレベルまで来ているという(以前NHKでもそういった番組がやっていて、その精度に驚かされた)。それだけに、先の吉祥寺の映像が犯人なのか? あるいは、他の様々な目撃情報とも照らし合わせながら、どの情報が事件と関連しているのか? 情報の選別にも使うことはできるはずだ。私のあくまでも推測ではあるが、警視庁は現場捜査員にまで情報を開示しているかは別にしても、この顔の再現を依頼し完成させるところまで来ているのではないかと推測している。その上で最近は、捜査方針なども決められているのかもしれない。それが、フィリピン北部のハンカチの使い方の話とも関連している可能性もある。

「事前旅客情報システム」の捜査活用

昨年9月に、事件当時現場近くにある留学生会館に住んでいた韓国人が、日本の地方空港へ入国する情報を「事前旅客情報システム」を使って突き止め、捜査員を派遣していたことが明らかになった。すでに警察庁が、こういったシステムを捜査に活用していたいう事実に驚かされた。というのも、明らかに犯人だと該当しているような人物ならばわかるが、あくまでも参考人の入国にまで幅広く活用されていたからだ。警視庁は、当時留学生会館に住んでいたもの、あるいはそこに知り合いがいて現場周辺を頻繁に訪れた人物などを対象に、捜査を続けていることは以前記事になっていた。この話こそが、 カンベX  なる人物の話ともつながってくるのかもしれない。しかし男は、事件とは無関係であったことが明らかになったという。

フランス人ハーフの話の相違

また昨年末、事件当時「週刊文春」の編集長をしていた 木俣正剛氏が、世田谷一家の事件について記事を書いている。

そこで捜査線上に浮かんだ、フランス人ハーフの話についても触れられている。そこには、「捜査班は密かに渡仏。捜査令状なしで「容疑者」の母親を尾行して、ごみ箱から母親のミトコンドリアDNAを入手しましたが、完全には一致しませんでした。」と書かれており、私の知っている情報とは内容が異なっていた。

このフランス人ハーフについての詳細は、作家・麻生幾氏が「文藝春秋」に寄行した「世田谷一家殺害事件・18年目の新事実」
に詳しく書かれている。にいなちゃんが通っていたバレイ教室に出入りしていたフランス人ハーフの青年が疑われた(男は当時20代後半)。その男が捜査線上に浮かんだ話は、この事件について詳しい人ならば一度は訊いたことがあるだろう。しかし捜査本部が注目したのは、この男だけではなく、その家族がX国に留学しているものがいたという。どうもそちらを、捜査陣は疑っていたようなのだ。この記事では国名こそX国と伏せられていたが、その国の主権侵害にあたるので捜査員の派遣を見送られた。その代わりに、X国に支局のある新聞社の記者に、男の指紋の付いたコップを手に入れ送ってもらった。しかし、それとは一致しなかったという。

ということは、指紋だけでは諦めきれないと、その後実際に捜査員を送ってまでDNAを入手しようとしたということなのか? しかし、ここでまた一つ気になることがある。なぜDNAを入手するのに、男ではなく男の母親のミトコンドリアDNAを入手しようとしたのか? 現地に行っても、その男自身を見つけることができなかったということなのか? いずれにしても、完全には一致しなかった という。またこの書き方もちょっと曖昧で、完全には? とはどういうことなのか? 裁判の証拠になりうるだけの一致ではなかったことをを意味するのか? 「その後この容疑者は、日本には帰国していないので、この捜査は進展していません。」という書き方も、完全にはシロだと断定できるだけの材料は揃っていないということなのか? 極めて端切れの悪い書き方となっている。


またもう一つ、年末に驚くべき記事が発表された。それに関しては長くなりそうなので、次回に詳しく触れてみたい。

カレンダー
04 | 2021/05 | 06
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール

monazite

Author:monazite
世田谷一家殺害事件 の犯人像について、モナザイト の主観で事件を考察します。

最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
カテゴリ
負け犬の遠吠え
FC2拍手ランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR