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宮沢家のニ階部分

宮沢家の内部公開についての印象・第二弾。今回は、中ニ階や二階部分中心にみてゆきたいと思います。ただ冒頭の部分は、前回書き忘れたので、1階部分の続きからになります。



(みきおさんは階段から落ちたのではないのか?)

事件当初の報道では、みきおさんと犯人は中ニ階で対峙し階段下まで落とされたのではないかと言われていた。しかしその後、みきおさんが犯人と対峙したのは、1階だったことがわかってきた。私は、犯人が階段の途中でみきおさんが階段に上がろうとした時に出くわしたのではないのかと考えている。しかしみきおさんは、犯人に包丁をよこすように説得しようとして近づき、数段昇ったところで最初の一撃を食らったのではないかと。その理由は、階段4段目にみきおさんの履いていたスリッパの片方が残っていたから。もし一階でもみあって2階に逃れようとした時に脱げたものならば、スリッパはすでに1階でもみあった時に脱げるか、もし2階に逃れようとしたみきおさんを犯人が下から刺したのならば、犯人に下から引きずり降ろされスリッパはあのような形では残らなかったのではないかと思うのだ。そのため最初は、不意に包丁を振り下ろされたことで後ろに倒れるように階段4段分ぐらいから、下に落下したのではないかと私はみている。また一橋氏の書物の中には、階段下の壁には大きな力でぶつかった跡が残っていたと記されていたが、公開された壁の映像を見る限り特に大きな減っ込みやその痕跡は見当たらなかった。

ただこの現場、コンクリートむき出しの部屋と壁紙が貼ってある部分とに別れており一貫性がない。これは、警察が証拠保全のために、それらしい部分は切り取って持っているのかもしれないということ。みきおさんが倒れていた一階階段下付近には、残念ながら事件の痕跡を感じさせるものは残っていなかった。

(引き出しがない)

犯人は一階階段下にあった物入れの引き出し(納戸のものではない)一段を持ち出し、それを中ニ階まで運んで上がったことがわかっている。そしてその中身を、浴槽の中にぶちまけた。ここまでは知られた話だが、今回新たにわかったのが、子供の部屋の引き出し1つと、リビングの引き出しが1つ無くなっているのだ。

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子供部屋の引き出しの一段(引きだし2つ分かもしれない)がない理由はよくわからないが、考えられる理由としてはここにあった衣服を犯人が泰子さんやにいなちゃんの遺体の上に被させたからではないかと。しかしひょっとするとこの段の中身に対し、犯人が興味を示していた可能性もあり、そのためこの段の中身を全部証拠保全として警察が保管している可能性もある。

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そしてもう1つ引き出しが無くなっているのが、2階リビングの食器棚の引き出しである。ここの引き出しの様子は、事件発覚当初の警察の現場写真からも、この引き出しが引き抜かれていたのが写っている。

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上記の写真だとわかり難いのだが、引き戸の下の一段が抜かれており、その空いたスペースにものを犯人が置いたものと考えられる。それは引き出した段のものではなく、その下の段に入っていたものを引き出しを抜いてから、そこに置いたのではないのだろうか。引き出しを抜いてもなお探しものが見つからず、下の段もあさりその空いたスペースに置いていったのだろう。元々はちゃんと引き出しがあったことは、生前の家族写真からみてわかる。この空いたスペースにまでものを並べていたことからも、犯人は隠蔽工作で部屋を荒らしたわけではなく、何かを本気で探していたのではないかと感じられるのだ。

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一家の食卓の上には書類などが散乱していたようなので、その引き出しの中身をリビングのテーブルの上にぶちまけたのかもしれない。そのため浴槽の中にぶちまけた引き出し以外にも、他に2つの引き出しを抜いて何かを熱心に探していた、あるいはその中身をぶちまけた可能性があるのではないかと。この部屋で探したものの可能性で高いのは、止血道具。というのは、テーブルの上には絆創膏などの医療品を入れていたと思われる缶が置かれていたらしいのだ(指紋がそこにも残っている)。しかしその後も、何か別のものを探し続けていたのかもしれない。初期の報道を見る限り、犯人が熱心に選別していたものは泰子さんの経営する公文教室の名簿関係ではないかとされている。

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(些細なことだが)

公開時は食卓のテーブルが縦長になっているが、事件当時は横長で配置されていたのではないのだろうか。それは上記の家族写真をみると、子供の椅子が横に2つ並んでいた可能性が高く、礼君とにいなちゃんが並んで写っているからだ。これはおそらく、現場を整理する段階で、ダンボールなどを積み重ねると動線が確保できないので、テーブルの向きを警察が動かしたと考えられる。まぁ事件とは直接関係もないことだと思うが、現場を再現した各局のCGや警察が作成した3D模型などでもテーブルは横向きになっていた。ちなみに写真手前の壁側のテーブルの前には、犯人が飲んだのに使ったと思われるコップが(ここにも指紋が付着)テーブルの上に残されていたのがテレビ朝日が作成したCGには描かれていた。そしてその隣の椅子には、犯人が残していった遺留品などが置かれていたようなのだ。犯人は手前壁側の椅子に座って、傷の手当なり書類の選別などを行っていたのかもしれない。おそらく食器戸棚側の椅子は、抜いた引き出しなどのものが散乱していて座り難いような状況だったからこそ、わざわざ奥の椅子に座ったのだろう。ここで大事なポイントは、おそらくわざわざ奥の壁側に座ったのは、遺留品が先に手前の椅子に置かれていたからではないのだろうか。すなわち遺留品は、やはり家族を殺害する前から、この椅子においてあったものと考えられる。通常人間の心理としては、誰もいないのであれば、より出やすい手前側の椅子に座る傾向が強いからだ。そして遺留品を隣の椅子に移さなかったのは、この遺留品をあらかじめ置いて行くという明確な目的が当初からあったからではないのだろうか。

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あと気になったのが、事件発覚当初の写真で食器戸棚の引き出し下段の横に、何かコンセントみたいなものが見える。これは、形状からしてコンセントではなく電話線を引き入れているようにも見えるのだ。礼君が使っていたと思われる子供用の椅子の後ろの壁紙が剥がれているのは、ここに電話機が備え付けられていたからで、犯人が引きちぎったと言われる電話機がここにあったのではないかとも想像できるのだ。というのも、この家の二階に電話があったとされるが、それらしい設置場所が他に見当たらないというのもある。そして引き出し横に白く長細い形状のものが落ちているが、これがひょっとすると電話の子機なのかもしれない。

(浴室)

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シャワーの横に何か滴っているような跡は、事件当時の血痕のあとなのか? それとも長年の歳月で、何か染み出してきた跡なのかは定かではない。今回みて感じたのは、浴槽から窓までの高さが思ったよりもあったこと。以前、にいなちゃんと礼君がお風呂に入っていた写真をみたときは、浴槽の上~窓までは子供の頭ひとつぶんぐらいに見えたが、それなりに窓までの高さがあることがわかった。犯人がこの窓から侵入したとしたら、かなり身体を垂直に滑り込ませる形で入ったことになると感じた。よく家族に気づかれずに入れたものだと、改めて驚いた(礼君には気づかれたのかもしれないが)。

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もう一つ気になっているのは、家の中からみて左側の窓を開けていること。これは単に通気の問題でこのように開けていたのか? 事件当時このように窓が開いていたということを現すために、片方開けてあったのか? 私のイメージだと、逆の窓を開けたものだと思っていた(進入時の再現実験では右側でした)。深い意味はないのかもしれないが、確かに左側の窓を開けて逃走した可能性はある。というのは、事件発覚当時右側の窓の下の湯船の蓋が半分開いた状態で書類がバラまかれ、足元が濡れないためにも反対側の窓を開けた可能性も捨てきれない。まぁ実際の状況がどうだったのかは、捜査本部は把握していることだろうが。なぜこれが問題なのかというと、網戸の置かれていた場所と落下した場合の位置関係を考える時に重要な要素になるので。

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(ハシゴ)

ロフトに続くハシゴの一段目とその下の床には、事件当時の血痕が未だに拭いきれず残っているのには驚いた。そして今回上記の写真を拡大して観てみると、4段目あたりにもその時の血痕の跡ではないかと思われるシミが残っていることがわかった。事前に訊いていたのは、泰子さんの血が下に滴って残っていたという話だったが、そんなレベルではない血の塊が、段の途中には残っていた。これは、ロフトで襲われた時点で、大量の出血があったことを物語っているのだと考えられる。


今回この角度からの写真でわかったのが、おそらく泰子さんの目にはハシゴを降りて行く時に みきおさんが 倒れていたのも目に入ったのではないかということ。そして、にいなちゃんの出血をティッシュで拭っていたほどの余裕があったのであれば、子供部屋で 礼君が倒れていたのも目にしてしまったのではないかと思うと胸が痛む。

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気になるのは、伝え訊いていなかったハシゴの一段目にある大量の血痕。上の図と実際とは遺体の位置が逆だったと思うが、泰子さんが子ども部屋側、にいなちゃんが階段側だったはずかと。すなわちこのハシゴの大量の血痕は、にいなちゃんの頭が、ここにもたれるようにあったのではないかと想像するのは私だけだろうかか? もちろんこれは、警察が血液を鑑定して誰のものだったのかは把握しているのだろうが。本当かはわからないが、にいなちゃんは両手を前で手を合わせるような形(懇願するような)にされて、前に項垂れるように殺害されていたようで、それは犯人によってそういうポーズにさせられた(死後かもしれません)のではないかとも言われている。もしそうならば にいなちゃんは、このハシゴの一段目にもたれかかるような感じで当初は倒れていたのかもしれない。もし意図的に犯人がそのような形を作り出したとしたら、限りなく犯人は快楽殺人犯だった可能性が高まる。

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あともう一つ、もしこの階段の電球が事件当時もついていたとなると、みきおさんと犯人が対峙したかもしれない階段というのは、当日もこのような明るさだったのかもしれません。もちろん当日は、階段の電気が消えていた可能性もありますが。犯人の横歩きの足跡をたどれば、事前に宮沢家の構造がわかって階段を降りていったのか、全くわからずに一階を伺おうとしたのかはわかりそうなもの。しかし中二階~ニ階リビングにも横歩きの跡が残っていたとも言われており、もしそうだとすれば家の構造はあまりわかっていなかった可能性もあります。

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(これって何のコードですかね?)

上記の写真は、1階の入り口付近から部屋の奥に向かって撮影したものと思われます。そこで1つ気になったのが、左側の19のダンボールの後ろから伸びるコードが見えますよね? これって、何の線なのでしょうか? 場所は一階の車庫前の窓の下からケーブルが伸びているように見えます。我が家の場合これって、ケーブルテレビの線かインターネット回線のケーブルがこんな感じで家に引き込んでいます。ひょっとすると宮沢さんの家も、インターネットの回線を車庫前から引き込んでいたのではないかと。

もしそうだとすると、この線をどのように這わせてパソコンまで繋いでいたのかは気になります。最短で繋ごうとすれば、窓から部屋の逆側にあるパソコン机まで、通り道である床にコードを這わせていた可能性が充分考えられるのです。もちろん子供などが引っ掛けることを憂慮して、壁側にグルッと這わせてパソコンまで繋げていた可能性もあります。しかしおばあちゃんが引っ掛けて線が抜いてしまった可能性を考えるとすれば、実はインターネットのケーブルは玄関から入ってすぐの床の上に延びていたのかもしれないということ。それならばおばあちゃんが引っ掛けてしまった可能性は、確かにあったかもしれないと思います。ただしその見解だと、家族のいう遺体発見時刻と警察が想定する時間とに大きな開きが生じる(30分ぐらいは)矛盾が生まれるのです。

(まとめ)

1,階段下には、みきおさんが階段から落ちた痕跡は見あたらない

2,子供部屋と居間の引き出しが一段ずつ見当たらない

3,食卓のテーブルの近くに電話機があったのではないのか

4,お風呂の窓は、実は左側が開いていた可能性

5,ハシゴの一段目の大量の血痕はにいなちゃん?

6、車庫前の窓から伸びているケーブルがインターネット回線では


というのが、今回の現場公開で感じたことでした。

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宮沢家の一階部分

先日、宮沢家の取り壊しを警察から打診された遺族が、事件現場を報道陣に公開する運びとなった。そこで今回は、現場をみて新たに気がついたことを書いてみたい。



(玄関の鍵)

宮沢家の玄関の鍵は、MIWA製の特殊な鍵だったと言われている。そこで今回、杏さんが玄関を開ける時に注目してみた。キーは縦穴式で、一度左に55℃傾けてから元に戻すと開くというタイプではないかと思われる。おそらく私の勝手な推測だが、これは 1998年(平成10年)に発売された MIWA製の 「JNシリンダー(リバーシブルピンシリンダー)」という、かなり防犯性が高いタイプだったのではないかとみている。

そのことが何を意味するかというと、犯人がスペアキーを作って玄関から侵入したのではないかという説を否定することできるからである。というのは、この鍵は複製が極めて困難で、スペアキーを作るためにはメーカーに受注してシリアルナンバーが刻まれたものになるのだ。もし第三者がそんなことをすれば、すぐに足がついてしまうということ。容易には、ピッキングをしても入ることは難しかっただろうということにもなる。何かしらの理由で宮沢家にあった鍵を入手しない限りは、第三者が玄関から鍵を開けて侵入することは無理だったろうし、また鍵穴からはそうした痕跡も見つかっていないのだという。

もう一つ大事なことは、1990年にこの家を新築したときにはこの鍵は世の中に存在していなかったということ。すなわち宮沢家は、何かしらの理由で玄関の鍵を防犯性の高いものに変えていたことが伺われる。最も考えられる理由は、発達障害の礼くんが知らぬ間に友達の家に向かおうとして出ていってしまったことがあったそうな。そういうことを防ぐ意味で、家のドアを変えたのではないのだろうか。もちろん、不審者の陰をたびたび感じていた家族が、あえて防犯のために変えた可能性も捨てきれないのだが・・・。

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(玄関左側の壁)

玄関を開けてすぐの、左側の壁紙の上に何か紙が貼られているのにお気づきだろうか? 実は、事件後はじめて杏さんが現場を訪れた時の映像に、玄関を開けた時に壁が壊れ断熱材がむき出しになっていたのをニュースでみて驚いたことがあった。おそらくそれを、警察が補修した跡なのではないかとみている。上記の画像は現場のものではないので、それらしい画像をイメージで載せてみたが、こういった感じで(実際もっと小さいが)中身がむき出しになっていたと記憶する。

これは事件から月日が経って、単に家の壁髪が劣化して剥がれてきたからだったのか? 私には何か、警察がここの壁に証拠となりえるものがあって、壁紙こと捜査資料として保存するために剥がし取ったのではないかと推測している。それが犯人の指紋だったのか? 何かの血液だったのか? それともメッセージ的なものが残されていたのか? は定かではない。私が以前みた映像は見つからなかったが、やはりあれは幻ではなかったのではないかと思えてくる。

(玄関の電灯は入ってすぐ右側)

杏さんが手慣れた感じでパッと手を伸ばし、家の中の電灯をつけたのがわかった。実は、事件発覚前の3時ぐらいには近所の人の証言では電気はついておらず暗かったとされている。あるいは、朝方新聞配達にきた配達員も暗かったと証言していたという。しかし事件発覚し警察がかけつけたときには、玄関の外灯はつけっぱなしになっていたのだ(事件後まもなく撮影したと思われる警察の写真から確認できる)。

もし犯人が電気を付けたり消したりしたならば、この入口まできて電源をいじったはずなのだ。ただ暗くなった玄関を犯人がわざわざつけたのであれば、それは暗い時間に玄関から逃走したことも考えられる。しかしこれは、第一発見者であるおばあちゃんや入江家の人たちなど、あとから入った人間が付けたものではないのだろうか。わざわざ暗いなか電気をつけて、目撃されやすくして玄関から犯人が逃走したとは考え難い。ただし犯人が玄関から逃走した場合、鍵穴が真っ暗だと見えないので鍵を施錠するために明るくして逃走したという可能性は捨てきれない。その場合、発見を少しでも遅らせる意味合いがあったということになる。ただし第一発見者の泰子さんのお母さん(おばあちゃん)が家に入ったのは、午後10時過ぎ。この家は日中から、部屋の電気をつけないといけないほど暗い作りだったかどうかは、実際に行ってみないとよくわからない。日中に電気をつける必要がないぐらい光が差し込むのであれば、逆に明るくなってから電気をつけたことに疑問が残るからだ。

あともう一つ大事なことは、玄関の鍵以外に入り口にチェーンだかの補助鍵らしきものがあることに気がつく。遺族が玄関の鍵の開閉のみで入れたということは、事件発覚当時ドアチェーンはかかっていなかったことにはなる。普段から宮沢家は、ドアチェーンをかける習慣があったのかどうか? もしあったならば、なぜ当日はかかっていなかったのか? 可能性があるとすれば、犯人が玄関から逃走して、鍵をかけた場合である。そしてあとから、浴槽の中に鍵を投げ込むという非常に面倒なことをしたことになるが、それはちょっと考え難い。すなわち犯人が、玄関から逃走したのかには疑問が残る。逆に犯人が外から誰かが入ってくるのを防ぎたいのであれば、ドアチェーンをなぜかけておかなかったという疑問も残る。ドアチェーンがあれば、家に誰か入るまでの時間はかなり稼げる可能性があったからだ。そこで考えられるのは2つ

1,犯人が玄関から出て逃走したから

2,そもそも玄関に犯人は近づいていない可能性だ



(内線電話・ドアフォンは2箇所にある)

宮沢家と隣の入江家をつなぐ内線やドアフォンらしきものは、今回の映像で二箇所にあることがわかった。1つは、一階階段下のスペース(子供がシールを貼っていた)。もう一つは、2階の台所の奥にそれらしきものが確認できる。泰子さんが、1階にいても2階にいても出られるようになっていたのだろう。

もし犯人が犯行発覚直前まで現場に留まっていたとしたら、この2箇所のインターフォンが鳴ったはずなのだ。犯人は、現場の電話線を引きちぎったと言われているが、これは内線が鳴ったから引きちぎったのではないことがわかる。2台のインターフォンには壊されたあとが見られないからだ。すなわち引き抜いたのは、2階のリビング付近にあったと言われる電話線を、あらかじめ引き抜いてから犯行におよんだと考えられるのだ。

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ようは、最初に遺留品をリビングに置いたぐらいのタイミングで、外に電話をかけられないように家族を殺害する前に電話線を引きちぎったのではないかと。そこからは、最初から一家を殺害しようとする強い殺意が感じられる。またその一方で、隣の家族に発見される直前まで、現場にいたという可能性はかなり低いのではないかという印象を強めた。ただし電話線を引き抜いたという話が、本当に固定電話の電話線だったのか? インターネット回線の電話線だったのかは定かではない。あるいは、その両方なのか?

(コンセントの位置)

事件発覚直前の10時過ぎにインターネットは接続されており、それから後に何者かによってパソコンの電源や電話線は抜かれていたとされている。そこでコンセントの位置がどこにあるのかで、偶発的に抜けるものなのかどうかは、この事件の謎を探る意味でも重要な問題となっていた。

今回の公開でわかったのは、階段下の部分にはコンセント(インターフォン用の電源は存在していたが)は存在しなかったことがわかった。そしてコンセントがあったのは、一階納戸の入り口付近に確認できた(どうもここにFAXらしきものを置いていた可能性が)。すなわちインターネットに接続したといわれる、入り口側のにいなちゃんパソコンの電源は、おそらくこちらからはとっていなかったのだろう(パソコンからの距離がありすぎるので)。そこから考えるとコンセントがあったのは、パソコンの机の下あたりか玄関の入口正面付近だろうと。前にも書いたが、机の下に電源があった場合非常に掃除機などをかけるのに面倒くさいので、そこにはなかったと考えられる。あるいはあったとしても、延長ケーブルを使って繋げやすい場所に移して電源をとっていただろうということ。机の反対側には備え付けのデッカイ本棚があって電源があったとは考え難い。また納戸の入り口付近に電源があるので、おそらく階段付近には他にはなかっただろう(ただしインターフォンのの電源の下には1つコンセントがあるので、みきおパソコンの電源はこっちからとっていた可能性はある)。そこから考えると電源が他にあったとすれば、玄関の周辺あたりから~パソコンが置いてあった机までの間の壁だったろうと想像できる。警察がおばあちゃんが入った時に抜けてしまったとするのであれば、その付近でないと説明がつかなくなるからだ。

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仮に机の下に電源があったとしたら、この非常時にわざわざ潜って抜いたとは考えずらい。また玄関付近の壁だとしても、かなり壁側にコードは這わせていただろうから、引っかかるとか何かの拍子で抜けたしまうことなどありえたのかには未だに疑問が残るのだ。ましてインターネットのコネクトなどはソケット式で、引っ掛けたぐらいでは簡単には抜けない(線が切れる可能性はあっても)構造だったのではないかと思うのだが・・・。しかし今回の公開では、ダンボールがうず高く積まれておりコンセントの位置までは確認できなかった。

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これに関しては、おばあちゃんが抜いたとするにはかなり無理があるのではないかという気もしなくはない。ただもしそうじゃないとすれば犯人が事件発覚直前まで現場にいて、なぜかインターネットのコネクトを抜いて行くという不思議な行動に出たのも疑問が残る。急いで逃げないといけない状況において、10時過ぎに全く繋いだ形跡のない(トップ画面から動いた形跡がない)ネット回線のソケットをざわざわなぜ抜いてゆくのだろうか? これまた、説明がつかない問題になる(電源なら瞬間的に引き抜けるが)。

(現場をみて)

今まで気がつかなかったことに多く気がつけたが、かえって謎が深まったという気もしなくはないが ・・・ 。今回みて強く感じたことは

1,犯人が玄関の鍵を開けて入った可能性は考え難い

2,玄関入ってすぐ左側の壁紙には、何かあったのではないのか?

3,部屋の明かりは、あとから入った人間によって付けられた可能性

4,10時過ぎに内線が鳴った時に、電話線をぶち抜いたわけでは無さそう

5,にいなちゃんパソコンの電源は玄関側の可能性が高く、誰が抜いたのかは未だによくわからない



では次回は、2階部分で気がついたことについて触れてみたい。

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世田谷一家殺害事件 の犯人像について、モナザイト の主観で事件を考察します。

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