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ミスター T を追え!

トップページ(ページ1番上段の書き込み)に追加して書いたように、私はふとしたことから最近、この人物こそ 世田谷一家殺害事件 における 重要参考人 ではないかと思える人物にたどりついた。ここでは、この男のことをこれから T という略称を持って書き込みたいと思う。

Tをどのように特定したのか、Tとは何処の誰なのかは、ここでは具体的に記せない。ただしこの T とこの事件が関係する幾つかの接点が浮き彫りになってきたということ。これが単なる偶然なのか? それとも必然なのか? 現時点で私が唯一、犯人の可能性があると疑っている人物について書かせて頂きたい。果たして警察は、この人物までたどりついたのか? それともたどり着いてもシロと判断したのか? わかっていても、あえて捕まえないのだろうか? 一つだけ言えることは、例え私に危害を加えようとも、この情報はすでに一部の人間が知るところとなっており、隠蔽しようとすることは無意味であるとだけはあらかじめ伝えておく。

Tの年齢

Tが逆にこの書き込みで特定されてしまっても困るので、大まかな年齢で書いておきたい。元々私は、世田谷の実行犯の年齢を目撃情報などから、当時20代後半ぐらいだと大まかに考えていた。あるいは、未成年者・被害者である みきおさん と同年代と、主にこの3つの世代を想定していた。

しかしこのTの年齢は、このいずれにも属さない盲点の年齢だった。そのTの年齢は、事件当時30代前半という、今までの見込みとは少し違う年齢だったのだ。

Tとは

私自身は、実行犯は何かしらメンタルに障害を抱えており、かなりイカれた実行犯。そして、頭の良い主犯がバックにいたという推理してきた。しかしこの事件において、共犯がいたのかまでは定かな証拠がない(しかしサポートした人間はいたと今でも信じている)。しかし現場に侵入した可能性が高いTは、世間的には相当な高学歴であり、現在一定の社会的地位にいる人物ということになる。少くても外見上は、大きなハンディを抱えているようには見えないし、物腰は柔らかくすら感じさせる人物であるということ。凄惨な現場を残した人物だとは、想像し難いものがある。

Tの目的とは

私は犯人の目的は、家族全員の殺害 そして土地移転に伴う売却代金 という宮沢家の財産にあったのではないかと考えてきた。しかし仮にTが犯人だった場合、恐らく 宮沢家の財産 が目当てではなかっただろうということ。これ以上具体的に書くとTが特定されてしまう危険性があるので書かないが、犯人の目的は 宮沢家にあった情報 ともいうべきか特殊なものであったのではないかと私はみている。そしてT自身は、ある種の使命感 を持ってこの事件を起こしたのではないかということ。

ただし一つ疑問が

ただしそれだけの頭の良い人物であるならば、何故Tは自分に繋がる可能性のある痕跡を残していったのかが不思議でならない。現場に残した多くの遺留品は、確かにTのものとは似つかわないものが多く、偽装工作の色彩が強い。しかし中には、Tと結びつくものが幾つか存在するのだ。Tほどの人物であれば、そこまで考えたのではないかと私は思うのだが・・・。

何故家族全員を殺害したのか?

詳しい理由はわからないが、Tは事前に宮沢家との接点を持っていたか、接点が無かったとしても家族に事件前に顔を観られていたなどの、犯人が特定される危険性があったからではないかと考えられる。少くても、子どもたち絡みの接点ではなかった。

何故12月30日だったのか?

Tの詳しいスケジュールはわからないものの、当時Tは海外に拠点を置いて仕事をしていたということ。ここからは私の想像だが、事件を起こした直後、あらかじめ拠点を置いていた国に戻る予定を組んでいたのではないかと。これだけの事件を起こしていたことからも、すぐに日本を出国したのではないかと私はみているが、その足取りを追うことは私にはできない。そして自分に捜査が及ばないことを確信したのかわからないが、日本に戻って現在は仕事をしているのだと考えられる。

Tは日本人なのか?

詳しいルーツはわからないが、表向きは日本人を名乗っているということだけは間違いない。顔を観る限りは、外国人の血が混ざっているという明確なものは外見上わからない顔立ちであるということ。

Tの居場所

Tは、東京か東京からほど近い首都圏に在住していると考えられる。

最後に

何処の誰かはわかっているので、警察がその気になれば 指紋やDNA の提出を求めることは充分可能だということ。しかし仮にこの人物の捜査を進めてゆくためには、相当いろいろな裏はとらなければ行けないだろうし、早い段階で事件とは全く無関係だという証拠が出てきても不思議ではない。ただここからはもう警察の領域であり、私自身が証明できるレベルではないということだけは言っておきたい。ただし幾つか揃った犯人との接点は、偶然の一致なのだろうか?という疑問はどうしても残る人物なのだ。仮に私の身に何かあれば、限りなく私は事件の真相に近づいていたということなのだろう。

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インゴット

世田谷一家を取り上げた本の中でも、悪名高い 齊藤寅著の 『世田谷一家殺人事件~侵入者たちの告白』(草思社) というものがある。そのあまりに事実関係とかけ離れた内容から、警察自らその記事を否定したという曰くつきのものだった。

私は読んだわけではないので詳しいことは言えないが、日本にやって来たアジア系留学生の一部が形成した「クリミナル・グループ」と呼ばれる犯罪集団によって、宮沢家にあるとされたインゴット(金塊)を盗むために家に入り込んだのではないかという説。しかし宮沢家に金塊があったのかは疑わしいものの、何かしらの犯罪集団(クリミナルグループとは限らない)が、金銭目的のために宮沢家に侵入したのではないかというのは、私の犯人像と近いものがあるので、あながち馬鹿にはできない内容ではある。

(何故この日だったのか?)

この犯人は、とにかく家族全員が揃っている時でないとダメだったのではなかったのかということ。前にも書いたように、この犯人の目的が明らかに最初から殺害、それも家族全員の殺害が前提にあったのではないかと、これまでも検証してきて何度も書いてきた。

みきおさんが目的ならば、みきおさん一人の時を襲った方が確実だったろうし、それ以外の家族が目的ならば、1番脅威となる みきおさんのいない時を狙えば良かったわけで、それだけの隙は幾らでもあったのではないのか。

さらに盗みだけを目的としているのならば、事件前日の29日には家族全員で渋谷の映画館に出かけていたりと、入る隙は幾らでもあったわけだ。それをあえてせずに一家が揃っている時、それも壁1枚で隣り合わせている隣家の家族まで揃っている(杏さんの旦那はイギリスから一時的に帰国)という年末に、非常にリスクのあるタイミングで行っているということ。

ここから考えられるのは、明らかに 宮沢さん一家が全員揃っている ことが条件だったのか? どうしても12月30日 という年末に何か大きな意味を持っていたのではないかということになる。

(何かを探していた)

犯人が偽装工作ではなく、本当に何かの暗証番号を探していたとなると、前回述べたようにパソコンの中身を見るためのキーワードだったのではないかということ。あるいはもう一つ考えられるのは、宮沢家には何か貴重品を入れる 金庫 があると犯人は考えていたのかもしれない。いずれにしても、その番号を家族から訊き出さないといけない。だからこそ、家族のいる時間帯にあえて侵入したのではないのだろうか? 

みきおさんを あっさり殺害しているところをみると、どうも何かを聞き出そうとしたにしても、それは 泰子さんから聞き出そうとしたのではないかと思われるフシが遺体の状況からは考えられる。仮にそう考えると犯人の狙いは みきおさんのパソコンの中身だったのかは怪しく(泰子さんが旦那のパスワード知っていたかは微妙であり)、やはり 銀行の暗証番号 もしくは、家の中にあると犯人が思い込んだ 金庫の暗証番号 だったのではないかという気もしなくはない。しかし現場には、宮沢家のカードや通帳は置いていかれ、更に現金を引き出そうとした形跡は、その後も一切なかったとされている。そのため警察はアテがハズレ、犯人の目的が皆目検討がつかなくなってしまったのだ。

(金庫など存在しなかったのだろう)

犯人が何故、宮沢家に現金があると考えたかはわからない。しかし東京都から土地の移転代金が振り込まれたという情報は入手していた可能性はある。人の口座にどのぐらいお金があるのかは、調べる人間が調べれば簡単に手に入れることができるのだという。そういう金の臭いを嗅ぎ分ける情報網は、犯罪集団の中ではあたり前のように共有されているのだという(そういう情報を売る輩もいるのだろう)。

それはともかく、宮沢家の中には金庫はなかったと考えられる。一階の本棚のところには、何かの支払いのためなのか? 年明けに予定されていた家族旅行のための代金だったのかわからないが、6万1千円だかの額が袋に入っていたという。また冷蔵庫の中だか外だかにも、現金が入っていた袋でもあったのか? それも犯人は手をつけなかったのだとか。どうも宮沢家の帳簿と照らし合わせると、10数万程度がなくなっていたというぐらい。特に泰子さんやみきおさんの財布からは、紙幣だけを抜き取り捨てた形跡がある。泰子さんの財布は、浴槽の中に。みきおさんの財布は、一階階段下の棚の上にあったものとされている。そして小銭千何百円分は、廊下に撒き散らされていたという。ここからも、犯人が音を立てずに静かになんて意識はサラサラなかったことが伺われる。いずれにしても宮沢家の現金の置き方を観る限り、何処かに金庫を持っていたというようには思えない。また犯人がトイレで用をたすときでさえ、泰子さんのカバンを探っていたというのだから、極めて犯人の目的が現金にあった可能性が高かったのではないかと私は考えている

(12月30日だった意味?)

2000年当時のATMは、ほとんど年末年始の引き出しはできなかった。今よりも引き出しの限度額は緩かったものの、年末に引き出せるATMは極限られた銀行の限られた店舗にしかなかったことが調べてわかった。しかし暗証番号さえわかれば、引き出すことは年末でも不可能ではなかったのである。

確かに 黒ムツさんのように21世紀までに大きな事件を起こしてみたかった という類の犯人だった可能性も否定できない。実際事件現場は壮絶を極めており、単なる物取りの類とは思えない犯行だったからだ。特に幼い子ども2人を手にかけており、まして証言能力が低かった幼い礼君を最初に殺害している可能性が高かったことからも、単なる物取りだけが目的とは思えない。

しかしながら私は、この12月30日という決行日には犯人側の事情が大きかったのではないかと考えている。ここで考えられるのは、犯人自体の勤務事情である。犯人は普段何かしらの仕事に従事していて、その仕事がまとまった休みになる 年末年始 に事件を決行したのではないかということ、他には 学生の冬休み という可能性も否定できない。

あるいは、お金の支払いなどの期日が迫っていたなどの理由。この事件が何者からの依頼殺人だった場合は、年内一杯までに行うことが条件にあったのではないか? もしくは以前も書いたとおり 宮沢家からお金を引き出させる期日が年内一杯で、それに失敗して強行に及んだなど、何かしらの犯人側の事情がそこにあった のではないかと私はみている。

(犯行の目的)

犯人の目的は、家族全員の殺害 にあったのか? 家族から口座かパソコンの暗証番号などの情報を聞き出す理由から、揃っている時を狙っての侵入だったのかもしれない。金銭目的 だったのか全員を殺害しないといけない理由が何かしらあったのか? その両方にだったのか 。もし幼い子どもを殺さなければいけない理由があったとするならば、それこそ人を殺してみたいという衝動にかられたのか? 事件前に何かしらの形で顔を目撃されていたのかもしれない。

いずれにしてもこの事件が複雑に感じるのは、犯人の目的や行動の二面性 にある。本当の目的は一つで、あとはそう見せかけるための偽装工作なのか? それとも2つともが、当初からの目的だったのか? あるいは、現場に侵入した人間が発表とは違い2人以上いたのか? 

もし目的が1つだった場合は、単独犯だった可能性が高い。逆に目的が2つ以上あった場合は、犯人は複数犯だった可能性が高いのではないのだろうか。 しかしそれを発表されている情報のみで読み取ることは、極めて難しいと言わざるえない。しかしもし発表されていない情報が明らかになったところで、警察ですら未だに事件の動機さえ掴めていないことを考えると、それを明確に示す根拠は存在しないのではないのだろうか。

幾つかの疑問

仕事の方が忙しく、コメント欄にいろいろ書いて頂いたのですが、個別にご返事できそうもなく申し訳ございません。コメントには、すべて目を通させて頂いておりますし、なるほどと思えものも沢山ありました。ぜひ、参考にさせてくださいませ。

ここ数日、幾つか気になることが書かれていたのを目にして、自分なりの解釈・考えをまとめてみたいと思いましたので、おつきあいください。

礼君の首を絞める力は弱く、まるで女性のようだった・・・

という話を捜査員から訊いた方がいるのが、一人歩きしているのかもしれません。しかしこれに関しては、疑問を持っているのです。というのは、泰子さんの遺体検案書には 「頸部を絞められた際に負ったとみられる甲状軟骨左上角骨折跡が観られる」 と書かれております。これは、泰子さんの首を絞めた時に、泰子さんの甲状軟骨 が折れるほどの力だったということです。 ここから読み取れることは、けして犯人の首を絞める力が弱かったわけではないのではないかということ。礼君が最初に殺害されたとすれば、泰子さんはその後だったわけですから。

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礼君の首を絞める力が弱かったのは、犯人が礼君の殺害には躊躇したからだとか、手を怪我したからではないと考えます。前にも書きましたが、礼君が最初に殺された可能性が非常に高いからです。最初だから躊躇したかもという考えがあるかもしれませんが、礼君を最初にあえて殺害したとしたらそこにためらいがあったとは思えません。まして泰子さんやにいなちゃんの傷の半分以上は、二人の殺害以後についた傷だったということ。そこから考えるに、この犯人はあえて弱い力で何度も何度も首を締めて、礼君の殺害を楽しんでいたフシがあるのではないかと考える方が妥当なのではないかと思うわけです。そうでなければ、その後の泰子さんの首を締めて骨折させた理由が説明つかなくなります。そして泰子さんの死因も、けして窒息死ではなかったわけですから。

警察が意図的に事件の時間を遅く発表しているのではないのか?

これは、現場近くの方がコメントされていることから、そういう意見があるということ。恐らくこの方は、22時ぐらいに事件現場から、男女の言い争う声が聞こえた などの情報(実際に訊いた本人かもしれませんが)を元に、そう発言されているのかもしれません。

男女の言い争いの内容や、どのような声だったのかは、実際に聞かれた方しかわからない話です。しかし男女が言い争いをしていたのは、本当に 犯人と泰子さんだったのか? それとも みきおさんと泰子さん ではなかったのか? という疑問が残ります。

警察は、みきおさんのパソコン履歴・メールの内容などからも、恐らくこれはみきおさんが亡くなる前に自身が行ったものと断定しているのだと考えられます。そしてその履歴は、プロバイダからの通信履歴などで確認済みなのでしょう。だから、この時間に合致するように見立てを組んでいると考えられます。また胃の内容物の消化具合など、別の見地からも事件発生時間をおおよそ割り出している。それが、23時半 ぐらいだと判断している根拠だと考えられます。

何か意図的に時間を警察がズラして発表しているとすれば、犯人しか知り得ない情報を隠すためなのかもしれません。しかしそれは、犯人の目星でもついてなければ非常に無意味なことかと。というのは、この時間のズレで目撃情報を損なうリスクが高いということ。証人にもなり得る人間の情報を捨ててまで、警察が意図的に時間をズラす意味がないのではないかと。当然怒鳴り声の意見も参考にさせてはもらったけれど、警察は総合的に考えて、事件は23時半ぐらいだと判断したということではないのでしょうか。

証拠の隠滅

犯人が、玄関からの侵入の形跡を消したのではないかという意見。もし犯人が、玄関の出入りの形跡を、意図的に消して逃走したということは犯人は顔見知りであり、当日招かれて家に入ったことを隠すためだったということになりますよね。

当然ドアノブを吹き去った場合は、ドアノブに家族の指紋が残されていなかったことになります。30日の夕方に家族で買い物に出かけていたわけですから、幾ら大掃除をした後でもドアノブには家族の指紋が残っているはずです。そしてそれに、その後出入りした多くの人の指紋が上塗りするように付着しているはずです。すなわち犯人が拭き取っていれば、家族の指紋はなくなっていたはず。そこからも、玄関の出入りの証拠を消したかはわかったはずです。

そして足跡の方は、多くの人が出入りしてしまいわからなくなってしまったというのが定説になっています。30日前まではずっと雨も降っておらず道は乾燥していて、更に当日家族はアスファルトの上しか歩いていなかった可能性が高いということ。そこからも極めて家族の足跡は、残り難い状況ではなかったかと考えられます。そこに多くの人が足を踏み入れてしまっては・・・。

しかし過去何度も書いたように、家の中には土の着いた足跡が残っていた。すなわち例え玄関で靴を脱いで招かれて入ったとしても、玄関に来るまでは泥の着いた靴で訪ねているはずなのです。ですから足跡が損なわれたとしても、何かしらの形で玄関タイルには泥の痕跡がなければ説明がつきません。玄関の中の足跡を拭き取っただけでなく、犯人は夜中に玄関外のタイルまで拭き取って帰っていったのか? まして家の前には、人が近づくと防犯ライトがつくような仕組みの家だったのにです。そのようなことをリスクを犯してまで、ご丁寧に犯人が行ったとは考え難いものがあります。

しかしですね、あえて偽装するのであれば玄関まで履いてきた靴と家の中で履いた靴を違うものにすることぐらいならばしたかもしれません。またリビングに残した遺留品の多くは、実は家族を殺害後に持ち込んだものだった。もしそうならば事件の見立ては、全然別のものになるということ。そういった偽装までしたとは思えませんが、行った可能性を否定するまでの材料はありません。

しかし本当に偽装工作をしたとするならば、結構ずさんなのですよね。というのは、むしろもっと侵入した場所を浴室の窓からだと印象づけるように仕向けた方が良かったと思うのです。まぁ結果としてその中途半端さが、どっちともとれるという風になり、捜査を撹乱できたことは確かだったのですが。しかし仮に何かで拭き取ったというのならば、その拭き取った痕跡も鑑識なら掴めるのではないかと思うわけです。もちろん年末の大掃除で、玄関を綺麗に掃除した痕跡との区別は困難だったのかもしれませんが。

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ただ前から気になっていたのですが、この犯人って家中の引き出しという引き出しは開けています。しかし引き出し以外って、意外にちゃんと観ていないような気がするのです。もちろん事件現場の詳細がわからないのですが、上記の写真なんか観ると、引き出しは開けているけれど、それ以外のガラス戸のところはそれほど真剣に探していない 感じがしませんか? まぁこれはリビングにあった家具だと思うので、犯人はこの時止血道具を探していただけなのかもしれませんが。

家中のものをひっくり返して凄まじかったと言われる現場ですが、何かを探しているはずなのに、探している場所が偏りを感じるのです。そこからは、本当に、何かを探していたのか? という疑問が残るわけです。 玄関の出入りの痕跡を消したのには疑問が残るのですが、何か物取りに見せかけようとしたというのはあったのかもしれません。

物取りにしては、1階の本棚にあった6万1千円だかの現金は見落としていた。確かな情報ではありませんが、他にも冷蔵庫の外に貼り付けていたのか? 冷蔵庫の中に隠していたのかわかりませんが、そこの現金も手付かずだったという話しもあります。明らかに、血の付いた手で冷蔵庫を物色した形跡があったのにも関わらず。 この犯人からは、物取りに見せかけたかった という偽装工作の可能性が感じられます。

(何故そのような偽装工作をしたのか?)

1、1時18分のパソコン操作は

物取りの犯行にみせるという意味合いと共に、あえて1時18分からのパソコン操作によって、みきおさんがまだ生きていたと思わせるため。もしくは、宮沢さんと接点のある人物のアリバイを作るための、いずれかだったのかもしれません。そのためパソコンの操作の内容には、たいした意味はなかったのかもしれない。その時間に、パソコンをいじっていたということに意味があったのではということ。

2、何かを探しているように見せかけるため

お金目当ての犯罪だと見せかけるために、あえて暗証番号を探しているフリをした。もし暗証番号を探しているのならば、暗証番号を書いたノートを現場に残してゆく必要はなかったのではないのか? あるいは、持ち帰ってからもう一度じっくり考えても良かったのではないかと思うわけです。 もし暗証番号を本当に探していたとするならば、それは 宮沢家の家の中に探しものがあったわけで、 それに暗証番号が必要だった可能性があります。そう暗証番号が必要なのは、パソコンの中身を覗くためのキーワード だったのではないかということ。ただし暗証番号って、銀行口座以外は何度間違えても、無効にはなりませんよね。あえて劇団四季のページでそれを貯めそうとしたのは、やっぱり銀行の暗証番号を想定して、試しにそこでやっていたのかもと考えられるわけですが・・・。 ちなみに暗証番号は、2170 だったのではないかという書き込みがありました。 それは、にいな と 礼 からそうしたのではないかと。もしそれが本当で犯人が読み解いていたとしたら、礼 を 0(ゼロ) と解釈できるのは、よほど日本語能力が高い人間ではないと難しかったと考えられます。

劇団四季のチケットを取ろうとしたのは、みきおさんが生きていたと思わせるためかその暗証番号が、正しく銀行の引き落としにも使えるかどうか確かめたかったという狙いがあったと考えられ、別に犯人が劇団四季のチケットが欲しかったわけではないと思われます。そしてこれも偽装工作ならば、犯人がお金に関わるものを探していたように見せかけるためだったのかもしれません。

3,当初は偽装工作をするつもりはなかった

もし犯人が 宮沢さん一家殺害 だけを目的にしていたとすれば、ここまで偽装工作をすることはなかったかもしれません。そこで必要が生じたのは、犯人が想定外に手を怪我して、血液や指紋 を残してしまったからではないかと。そこで捜査を錯乱させるために、偽装工作の必要性が新たに生じた。そういった可能性も、否定できません。

あくまでもこれは一つの仮説であり、私がそういう意見であるわけではないのですが。

浴室の窓から侵入してみた

正月休みだということもあり、浴室の窓からの侵入が可能なのかどうか、再現実験をやってみました。多少再現実験の条件が違っており、その辺も考慮に入れながら書いて行きます。

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まず浴室の窓から侵入するためには、その前に大きな問題をクリアしなければなりません。それは、この2メートルの高さがある公園フェンスをいかにして昇ったかということ。上記の写真を観て頂けるとわかりますが、このフェンスの網目は非常に小さく靴が入るような大きさでありません。残念ながら、フェンスの上には何も無しには登れないということ。

そこで私は、犯人がここに乗ってきた自転車でもフェンス際につけて踏み台にしたとか、あるいは複数犯だった場合、一人の背中を踏み台代わりにして上がったとか、肩車のようにしてフェンスの上に両足で立ったとか、幾つかの方法を考えています。浴室の窓の下に植えてあった椿はそれほど太い木ではないので、これを利用するのは難しかったのではないかと考えます。人によっては、スケボーボードをフェンスに立てかけて踏み台に代わりにしたのではないかという推理をされた方もいました。いずれにしても何かを利用しないと、フェンスの上には立てないということだけは確かでしょう。

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恐らく上記の写真の1番フェンスに近い木が、今は切られてしまいましたが事件当時から浴室に1番近くに植わっていた椿の木だと考えられます。また私が行った12月には写真ほど落ち葉が多くはなかったので、仮に自転車をフェンス際に置いていた場合、靴跡が残ったようにそういった痕跡が残った可能性も考えられます。

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さて、なんとか公園フェンスの上を両足で立った犯人は、どのようにして浴室の窓に入ったのでしょうか? そのヒントになるのが、ASKAの事件簿さんのところの記事 や シトロエンの事件簿さん のところに載っている再現実験の時の画像からも伺えます。

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私も当初は、ASKAさんの想定したとおり、給湯器に足をかけて足から入ったのではないかと想定してました。しかし警察の再現実験では、頭から窓に侵入して入っていったものが残っています。ここで情報を整理しています。

まず伝えきくところによると 

地上から 3メートルの高さに浴室の窓はあった。公園フェンスの高さは2メートル。そしてフェンスと窓との間は、90センチの隙間があります。これは、過去何度も書いてきた情報です。

そして窓枠の大きさは、縦50センチ・横40センチ だったそうです。これは今回私自身再現実験してみて、横幅40センチはそれほど狭くは感じませんが、縦50センチというのは想像以上に低く、足から侵入する体勢を作るのも相当困難だということがわかりました。

給湯器の高さは、窓枠から10~20センチぐらい低く、左足をここにかけて右足を窓枠の上に乗り、窓枠の上部を両手で抑えながら足を滑り込ませるというのは、窓の高さが50センチしかなく、その場でしゃがむことができず現実的ではない。特に犯人が大柄であればあるほど、この50センチの高さというのが相当なネックになります。ただしこのやり方をすると、服の繊維痕を残さず(ただし手で抑えた部分には痕跡は残りやすかったはずですし、窓枠にも足を着いた痕跡が残りそうなもの)入ることはできます。ですから警察が頭から侵入したのは、実際やってみて納得が行きました。しかしその場合は、間違いなく服を相当擦り付けないと入れないということ。ただし繊維痕って、衣服の素材や湿気などで、どの程度残るものなのかは私にはよくわかりません。繊維など出ないポリエスチレンのようなビニール素材だったら痕跡が残るなのか?窓枠が結露していた場合、摩擦が起き難くその場合どうなのか? その辺は、専門家ではないのでよくわかりません。しかし私自身再現実験をする限り、警察同様に、頭から身体を潜り込ませた可能性が高いと感じました。そして恐らくその際には、ヒップバックを腰に巻いていた可能性は低かったのではないかと。家に残した遺留品の多くは、別の袋か何かに入れて入った。そしてその荷物を、受け渡した人間が下にいたのではないかと思います。あるいは、後から現場に持ち込んだ可能性も考えられます。あのモコモコしていた当時のユニクロのジャケットを着ての侵入は、かなり現実的ではなかったように感じます。

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さて頭から入った場合1番の問題は、両窓の下には浴槽が横たわっていたということ。そうすると頭から入った場合に手をつく場所が浴槽の僅かな縁かお湯を冷めないようにするためのプラスチックの蓋しかありません。両手を固い縁だけに着いて入り込むことは難しく、プラスチックの蓋の上に、成人男性の体重がかかることになります。それに耐えられるほど、浴室のプラスチックの蓋は丈夫にはできていませんし、逆にズレて滑ってしまったら、凄い音で家人から気づかれ自分自身大怪我で動けなくなります。そのため私は、今まで窓枠の上で体勢を整えて、足から身体を滑り込ませたのかと考えていました。しかし今回の再現実験で、それは恐らく無理だったのではないかと感じました。もしこれをやろうとすると、給湯器の角にドロが着くどころか、給湯器の上に完全に乗った足跡が残るのではないかとも思います。そのような明確な痕跡があったら、出入りはとっくに浴室だったと初期の段階で発表されていたでしょう。

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また昔、この事件を特集していた番組の中で、にいなちゃんと礼君 が、お風呂に入っていた写真が映ったことがありました。その時に二人の後ろにはプラスチックの蓋が立てかけられていたこと。そして思いのほか窓から、浴槽までの高さがないことを知りました。私のウル覚えの記憶なのですが、お湯に肩まで浸かると、ようやく大人の頭が窓から見えなくなるぐらいの高さぐらいしか、この浴槽の窓までの高さがないことがわかりました。

私の家の場合、浴室の床~浴槽の1番上の高さまでが30センチほどでした。更にそこから大人の顔一個分ということで、日本人の成人男性の顔の長さは、平均21センチほどだということ。そこから算出すると、あの窓をくぐっても、浴槽までの高さは僅か30センチ前後、多く見積もっても50センチぐらい。更に窓の前には浴槽が横たわっていますが(二枚分とも)浴槽の床~窓までの高さは、60~80センチ 程度しかなかったろうということ。80センチということは、成人男性の足の付根以下ぐらいの長さでしかなかった高さにあります。これは、窓をくぐってみても思いのほかすぐに手を着くことができたことを物語っています。頭から入ったことには今でも疑問が残るものの、当初のイメージよりは容易に侵入できたのではないかとも考えられるわけです。

(しかしながら)

ただし、ここで大いに疑問が残るのです。仮に犯人が何かしらの理由で、宮沢家 の家に上がったことがあった。あるいは、顔見知りだったとしましょう。しかしよほど親しい人じゃなければ、他人の家のお風呂場がどのような構造になっているかまではわかりませんよね。泊まりがけで遊びに来て、お風呂に入ったことがあるとかしない限り。そうでなければトイレでも使わせてもらった時に、お風呂場までのドアが開いていて、構造がおおよそ把握できたとかしない限りは。そう考えると浴室の窓から侵入するという行為は、相当 出たとこ勝負 で計画的な人間がした行動とは思えないわけです。仮に頭から入った場合に、音もたてずに侵入できたかというのも、これはもう賭けとしか言いようがない、事前に予測することは殆ど無理だったのではないかと。 にいなちゃんが、二段ベッドで一緒に寝ていなかったのと同じぐらい、かなり奇跡的な運のよさだったと思うのです。そこから考えると、何処までこの犯人が、入念な計画を立てたかとか、まともな思考回路の持ち主だったのかには私自身疑問 を持つのです。

(それでも実行した理由)

なんでこんなリスクがあり、不確かな情報で実行に移せたのか? 限りなく犯人が素人だったのか、考えが及ばないタイプの人間だったのではないかということ。ただし空き巣の侵入口として、浴室の窓は代表的な侵入経路です。そのため殺人はともかく、そういった窃盗の経験ぐらいはあった可能性があります。何度も過去書いてきましたが、それこそトビや工事関係者など高いところに昇り慣れている人ならば、このぐらいの足場があれば簡単に上がって侵入することなど意図も簡単にやってのけられます。ですから我々の常識であんな狭い窓からというのは、正直あまり役に立たない見立てなのかもしれません。その辺は、窃盗などを専門に扱う捜査三課などの経験者もたくさん捜査員にはいたでしょうから、そういった方々の意見も参考にしたことでしょう。

何よりこの犯人からは、何か凄まじいエネルギーが感じられます。この家族を殺さなければ行けないという義務感だとか思い込み、もしくは一家を殺したいという衝動みたいなものが抑えられなかったのではないかと。

我々だってどんなに忙しい忙しいとか言っても、トイレに行きたければトイレにゆく欲求をどうしても叶えようとしますよね。犯人にとって、この家族を殺さなければならない、どうしても人を殺してみたい そういった衝動にかられたら何がなんでもそれを行うとしたのではないかと。そんな中で僅かに生じた隙こそが、浴室の換気のために開いていた窓だったのかもしれません。

ただしこういう感情・価値観というのは、通常共有される確率は低く 単独犯であることが殆ど であるということ。これが複数犯だった場合、何か主犯と実行犯には別々の目的があった、あるいは親子のような特別な間柄で共通の境遇の元にいた。もしくは実行犯に お前が今このような状況なのはあの家族のせいだから と思い込ませそそのかし、ある種マインドコントロール的に操った可能性すら考えないと、なかなかこのような死刑確実な凶悪事件が複数犯になり得る可能性は低かったのではないのだろうかと。しかし通常の常識的な感覚が、人とはズレているところに、この事件が一筋縄では解決しない秘密があるのではないかと私は思っています。シンプルに見えてシンプルというほどではない、複雑そうに見えてそれほど複雑なわけでもない この掴みどころのない状況こそが、この事件が16年ものあいだ未解決で来た最大の要因ではないかと私は考えています。

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世田谷一家殺害事件 の犯人像について、モナザイト の主観で事件を考察します。

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