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ひとりよがりの推理


宮沢一家と犯人の接点

事件現場に行ってみて、浴室からの出入りを試みようという発想は、はじめてそこを訪れたような人が思い浮かぶような場所ではないように感じました。日頃からこの家を見ていて、いつも窓が開いている、あるいは子どもたちや家族の声が頻繁に外に聞こえて来る浴室こそ(多分礼君だけでなくにいなちゃんも、親とまだお風呂に入っていた年齢だと思うのです)、外から見ていた犯人にとっては、もっともこの家を身近に感じられる場所だったのではないかと? そして浴室の窓を下から眺めていると、ここからなら昇って侵入できるのではないかというイメージを、日に日に膨らませていったのではないかと私は想像します。

逆にいえばこの浴室以外に、そういったイメージを抱けそうな窓が、この家にはないように思うのです。この浴室の窓こそ、犯人にとって、家族の息吹を身近に感じられる場所だったのではないかと。しかし無理してまでこの窓から入ろうとしたのには、どうしても宮沢家でなければならず、そして家族がいる時間に侵入しなければならない、犯人なりの理由があったのではないのでしょうか。

そしてこういった場所から入ろうとする人間は、普段から住宅などの高い場所に昇るような仕事をしていた人間ではないかと以前にも書きました。そう犯人は、建設現場や塗装業あたりを生業にしていた人間ではないのかと? 年末の押し迫った時期にこの事件を起こしたのは、宮沢さん一家が全員いることと言うだけでなく、自分の仕事の事情もあったのではないのか? 少なくても事件当時職についてなくても、この手の仕事を経験してきた人間ではないかと私は考えます。親元にいた学生だとかは、ちょっと私が思い浮かべる犯人像からは離れています。目撃情報に浮かぶ人物が、20代後半~30代前半ぐらいに見えたというのも、その理由の一つにあげられます。

以前も書きましたが、トビの人なんかは足場が少しでもあれば、簡単に建物の外壁をつたい、二階・三階まで上がってしまうのを目の当たりにしたことがあり、私はびっくりしたことがあります。けしてその手の職業の方ならば、私は浴槽の窓から入ろうとすることは、特別なことではなかったのではないかと考えています。またヒップバックに付着・あるいは駐車場の引き出しに残っていた染料とは、この手の塗装に関わる人のものとは違うのでしょうか? 家の塗装に、これらのものを使うケースがないのか? 気になります。 この染料は、WIKIによると、工事現場(コンクリートの亀裂チェック)などに使用されることがあるようです。

宮沢さん一家は、2001年の3月には引っ越しの予定だったと言います。にいなちゃんの通う小学校のすぐ近くに、すでに土地を確保。年明けには、近所に挨拶回りを予定していたと入江本には記載されています。そこは空き地であり、新しく家を新築する予定だったはずです。こうなるとかなり断定的な書き方になってしまうのですが、その家の建築に使う色の選定とか、そういうことでみきおさんと打ち合わせをしていた、そんな人物がいたり、怪しい人物は存在しなかったのでしょうか? 

これまた本当に勝手な妄想で断定的な書き方になってしまいますが、この家の構造を知っているということは、宮沢家が1990年にこの家買って、元々あった家はお婆ちゃんと入江さん一家が。それを増築する形で、宮沢さんの建物が建てたと思われるわけです。犯人は、その工事に何かしら携わった人物ということは、考えられないのでしょうか? その付き合いから、また同じ建築事務所・建設業者に新築の依頼をしていたとか、そういった繋がりはないのか? 当然警察は、そういったあらゆる繋がりも考えたことでしょうし、調べもついているはずです。しかし何かしら犯人は、この家の構造を知り抜いている人物だと思われます。というのは、何より入江家との間に防音対策をしていたという一部の人間しか知り得ない事情を知っていたとしか思えないほど大胆な犯行だったわけです。もし入江家の人間に途中で気がつかれてしまったらと、犯人はそこまで考えた末の犯行だったのでしょうか? しかし黒ムツさんの書き込みが犯人のものであったならば、それも重々承知の上で行ったということでしょう。

そういう立場の人間ならば、宮沢家の経済状況、都からの土地の買い取り価格や、振込の時期まで把握していた可能性すらあるわけです。これは、本当に関係者の人に疑いをかけてしまう書き方で申し訳ないのですが、そのぐらい内部のことを知らないと、成立しない犯罪だった気が私はするのです。犯人の悪運が強かっただけで済まされない偶然が、重なっていますから。ですから私は、1990年の宮沢家建設に携わった人~引っ越し予定の家の建設に関わった関係者に、もう一度目を向けてみるべきではないかと勝手に思うわけです。

バイク乗りの指紋

話は変わりますが、時々ネットなどをみると、今でも世田谷一家の捜査の協力にと呼び止められて、話を聞かれたり、指紋を取られたという話を目にします。そこに共通して観られるのは、どうもバイクに乗った人達だという、何か共通したものがあることを私は感じてました。

ヒップバックだったり、現場での遺留物から、犯人はバイク乗りだったのではないかと推理しているのか? あるいは、有力な目撃情報か何かに、当日怪しいバイクの存在があったのかもしれない。だから片っ端から、東京のバイク乗りに声をかけて指紋を集めているのではないかと思われるわけです。それも事件現場近くだけでなく、お台場で指紋を取られたなんて話も、ネットには載っていました。

もう一つはバイク乗りからは、指紋を集めやすいという事情があるのかもしれない。しかしそれならば、現場周辺の車の運転手の指紋を集めても好いのではないか?という気もします。まぁ違反の取り締まりなどを見ていても、車よりもバイクの方が引き込みやすい、捕まえやすいという事情もあるようには思います。しかしどうも警察には、一定の体格・そしてバイク乗りなどの条件を元に、そういった人物から指紋を集めているフシが私にはあるように思います。そこには何か未発表の、有力な情報があることが見え隠れするのです。私は犯人が自転車を使ったのではないかと考えていますが、バイクではないといけない理由が、警察にはあるように思えてなりません。

今回は、完全に私の想像と妄想の部分からの、ひとりよがりの書き込みであることは重々承知です。これによって迷惑を被るという方は、お手数ですが管理人にメールなり、書き込みをして頂けると幸いです。この記事に関しては、削除の容易はありますので。

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世田谷一家殺害事件 の犯人像について、モナザイト の主観で事件を考察します。

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