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ひとりよがりの推理


宮沢一家と犯人の接点

事件現場に行ってみて、浴室からの出入りを試みようという発想は、はじめてそこを訪れたような人が思い浮かぶような場所ではないように感じました。日頃からこの家を見ていて、いつも窓が開いている、あるいは子どもたちや家族の声が頻繁に外に聞こえて来る浴室こそ(多分礼君だけでなくにいなちゃんも、親とまだお風呂に入っていた年齢だと思うのです)、外から見ていた犯人にとっては、もっともこの家を身近に感じられる場所だったのではないかと? そして浴室の窓を下から眺めていると、ここからなら昇って侵入できるのではないかというイメージを、日に日に膨らませていったのではないかと私は想像します。

逆にいえばこの浴室以外に、そういったイメージを抱けそうな窓が、この家にはないように思うのです。この浴室の窓こそ、犯人にとって、家族の息吹を身近に感じられる場所だったのではないかと。しかし無理してまでこの窓から入ろうとしたのには、どうしても宮沢家でなければならず、そして家族がいる時間に侵入しなければならない、犯人なりの理由があったのではないのでしょうか。

そしてこういった場所から入ろうとする人間は、普段から住宅などの高い場所に昇るような仕事をしていた人間ではないかと以前にも書きました。そう犯人は、建設現場や塗装業あたりを生業にしていた人間ではないのかと? 年末の押し迫った時期にこの事件を起こしたのは、宮沢さん一家が全員いることと言うだけでなく、自分の仕事の事情もあったのではないのか? 少なくても事件当時職についてなくても、この手の仕事を経験してきた人間ではないかと私は考えます。親元にいた学生だとかは、ちょっと私が思い浮かべる犯人像からは離れています。目撃情報に浮かぶ人物が、20代後半~30代前半ぐらいに見えたというのも、その理由の一つにあげられます。

以前も書きましたが、トビの人なんかは足場が少しでもあれば、簡単に建物の外壁をつたい、二階・三階まで上がってしまうのを目の当たりにしたことがあり、私はびっくりしたことがあります。けしてその手の職業の方ならば、私は浴槽の窓から入ろうとすることは、特別なことではなかったのではないかと考えています。またヒップバックに付着・あるいは駐車場の引き出しに残っていた染料とは、この手の塗装に関わる人のものとは違うのでしょうか? 家の塗装に、これらのものを使うケースがないのか? 気になります。 この染料は、WIKIによると、工事現場(コンクリートの亀裂チェック)などに使用されることがあるようです。

宮沢さん一家は、2001年の3月には引っ越しの予定だったと言います。にいなちゃんの通う小学校のすぐ近くに、すでに土地を確保。年明けには、近所に挨拶回りを予定していたと入江本には記載されています。そこは空き地であり、新しく家を新築する予定だったはずです。こうなるとかなり断定的な書き方になってしまうのですが、その家の建築に使う色の選定とか、そういうことでみきおさんと打ち合わせをしていた、そんな人物がいたり、怪しい人物は存在しなかったのでしょうか? 

これまた本当に勝手な妄想で断定的な書き方になってしまいますが、この家の構造を知っているということは、宮沢家が1990年にこの家買って、元々あった家はお婆ちゃんと入江さん一家が。それを増築する形で、宮沢さんの建物が建てたと思われるわけです。犯人は、その工事に何かしら携わった人物ということは、考えられないのでしょうか? その付き合いから、また同じ建築事務所・建設業者に新築の依頼をしていたとか、そういった繋がりはないのか? 当然警察は、そういったあらゆる繋がりも考えたことでしょうし、調べもついているはずです。しかし何かしら犯人は、この家の構造を知り抜いている人物だと思われます。というのは、何より入江家との間に防音対策をしていたという一部の人間しか知り得ない事情を知っていたとしか思えないほど大胆な犯行だったわけです。もし入江家の人間に途中で気がつかれてしまったらと、犯人はそこまで考えた末の犯行だったのでしょうか? しかし黒ムツさんの書き込みが犯人のものであったならば、それも重々承知の上で行ったということでしょう。

そういう立場の人間ならば、宮沢家の経済状況、都からの土地の買い取り価格や、振込の時期まで把握していた可能性すらあるわけです。これは、本当に関係者の人に疑いをかけてしまう書き方で申し訳ないのですが、そのぐらい内部のことを知らないと、成立しない犯罪だった気が私はするのです。犯人の悪運が強かっただけで済まされない偶然が、重なっていますから。ですから私は、1990年の宮沢家建設に携わった人~引っ越し予定の家の建設に関わった関係者に、もう一度目を向けてみるべきではないかと勝手に思うわけです。

バイク乗りの指紋

話は変わりますが、時々ネットなどをみると、今でも世田谷一家の捜査の協力にと呼び止められて、話を聞かれたり、指紋を取られたという話を目にします。そこに共通して観られるのは、どうもバイクに乗った人達だという、何か共通したものがあることを私は感じてました。

ヒップバックだったり、現場での遺留物から、犯人はバイク乗りだったのではないかと推理しているのか? あるいは、有力な目撃情報か何かに、当日怪しいバイクの存在があったのかもしれない。だから片っ端から、東京のバイク乗りに声をかけて指紋を集めているのではないかと思われるわけです。それも事件現場近くだけでなく、お台場で指紋を取られたなんて話も、ネットには載っていました。

もう一つはバイク乗りからは、指紋を集めやすいという事情があるのかもしれない。しかしそれならば、現場周辺の車の運転手の指紋を集めても好いのではないか?という気もします。まぁ違反の取り締まりなどを見ていても、車よりもバイクの方が引き込みやすい、捕まえやすいという事情もあるようには思います。しかしどうも警察には、一定の体格・そしてバイク乗りなどの条件を元に、そういった人物から指紋を集めているフシが私にはあるように思います。そこには何か未発表の、有力な情報があることが見え隠れするのです。私は犯人が自転車を使ったのではないかと考えていますが、バイクではないといけない理由が、警察にはあるように思えてなりません。

今回は、完全に私の想像と妄想の部分からの、ひとりよがりの書き込みであることは重々承知です。これによって迷惑を被るという方は、お手数ですが管理人にメールなり、書き込みをして頂けると幸いです。この記事に関しては、削除の容易はありますので。

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黒いセダンは別ものか?

過去何度かとりあげた 黒いセダンの目撃情報。複数の人から、その存在が確認されている。しかし事件当日も見られた黒いセダンだが、有力な実行犯の目撃情報かもしれない、飛び出しマンとの関連性は未だ掴めていないと書いてきた。

入江本を読むと、不審者は最初お婆ちゃんが気にしだしたらしい。しかし泰子さんは、それほど深刻に受け停めていなかったようなニュアンスだ。その泰子さん自身が、公園管理事務所に常夜灯の設置や不審者の通報をしてきた記録があるというのだから、事態は深刻を増して行ったのだろう。しかしそのことは、入江さんがまだ海外にいた時の話だという。

入江杏さんが、日本に戻ってきたのは、長男が中学生になる 2000年4月~ だということ。しかし アオキノブオ の名前で 最初に埼玉の興信所に調査依頼が来たのは、2000年8月15日 だと警察に報告された興信所の記録に残っているという。私は、住民の目撃情報で、この黒いセダンのナンバーが春日部ナンバーだったということを知った。そして埼玉の興信所に訪れた アオキノブオ なる人物が連絡先にした複数の電話番号が、この春日部を含む市外局番ものだった。したがって黒いセダンとアオキノブオ は、同一人物の可能性が高いとみている。

しかし先に触れた不審者情報は、2000年4月以前にあった出来事。もし アオキノブオ が、不審者(もしくはそれと関係する人物)ならば、住所や家族構成などを調べる必要などなく、わかっていたはず。ということは、近所でたびたび見かけられた不審者と、この連中は別物だった可能性が高いということになるだろう。

問題は通報するほどの不審者というのが、常に同一人物だったのかということ。隣の公園には当時、暴走族やらスケボー少年やら、複数の人間がたむろっていた可能性が高い。事件前まで宮沢家の浴室のすぐ下に置かれていたという円台の上には、多くのゴミが散乱していたともいう。公園に隣接する建物だけに、そういった人物が複数いた可能性もまた否定できない。

不審者のうち一人が、あるいは一部がこの事件に関わったのか、あるいは アオキノブオ なる人物の一味(最低二人はいると言われている)の方が、事件に関わっているのか? はたまたこれとは全く違う第三者によるものなのかは定かではない。

私は現場の状況からすると、不審者の中にストーカー気質の犯人がいて、そういった人物の犯行 だと考えている。しかし黒いセダンが、事件当日にも目撃されていることを考えると、一概にそうだとも言えない。しかし アオキノブオ は、用意周到に近づいてきている印象があり、別に実行犯がいてもここまで目撃されたり、不審な行動をとらせないのではないかという気もしなくもないのだが・・・。

ところで先日ふれた、家の裏にあったセンサーみたいなものは、こちらのブログ様の書き込みもよると、防犯カメラだという。何年か前に、家の裏に花束が知らない間に手向けられたことがあり、それ以後設置されたのではないかということ。もしそうならば、事件当日は、家の裏側には何も防犯対策はなされていなかったということか・・・。公園側にたびたび不審者がいるということは、家人からも認識されていたはずなのに。あと入江杏さんや息子さん自身も、4月からは隣家で生活していたのに、不審者を目撃したことはなかったのだろうか? 事件当時、隣家の家族は、不審者についてどの程度認識されていたのかも気になる。少なくてもお婆ちゃんは、常に気にしていたようなので。そのため下着などの洗濯物は、公園に面した方には干さないようにしていたという。

しかしこの事件、15年経っても解決できないように、極めて奇っ怪なことが多い事件という気がしてならない。

改めて現場写真を観てみる

今回は、こちらに保存されている 世田谷一家事件の 宮沢邸 を撮影した画像を改めて見直して気がつくことはないかと考えてみた。そうすると、以前はわからなかったことが幾つかわかってきた。

まず、一番上の段の左から2番目 の写真をクリックして頂きたい(勝手にリンクさせて頂きます)。どうも撮影されたのは、2013年と記載されているので、今から2年前。事件からはすでに13年が経過しているが、今のようにシートに覆われていなく、全体像を把握しやすい。そして許可がないと撮影できない、玄関付近からの撮影も詳細にできており貴重な資料となっている。まず、2つの証言を読んで頂きたい。文章の抜粋は「山上の木」に記載されている文章を引用させて頂く。

「宮沢さんのお宅のポストにはセンサーがあり、人が通ると明かりが点きます。私が見たのは玄関先だけ。玄関は暗かったけれど、いつも通り静かで変わったことは感じませんでした」(週刊文春 2001.1.25号より新聞配達員の証言)

残念ながら写真だと、何処にセンサーがあるのかはよくわからない。センサーとは、窓の上にあるライトが付くということなのだろうか? いずれにしても、いつも暗い時間に新聞配達をしていた人の証言だろうから、ほぼ間違いないと思われる。

私が、玄関の出入りを犯人がしなかったのではないかと考える大いなる理由の一つに、人を感知すると玄関周辺が明るくなるこのセンサーの存在を耳にしていたからだ。こんなところを暗い時間出入りしていたら、いつ誰かに目撃されるかもしれない危険性があったといえよう。そのことを裏付ける、証言だと言える。

「宮沢さん宅の駐車場に犬が入ったりして追いかけてゆくと、センサーがあるのか、ものすごい強力なサーチライトが照らされる。防犯用だと思うけど、普通の家とは違うなと思っていた」(週刊朝日 2001.1.29号より近所の住民の証言)

こちらは、写真左側の車庫のシャッターの上にそれらしきライトがあるのが確認できる。まさに、この証言の裏付けとなるものだろう。こう考えると、前に家が建っていた事件当時、正面から侵入しようとすれば、必ずこれらの強烈なライトがついたわけで、犯人が家の裏側からの侵入を試みようとした理由もうなづける。家の正面側から入ろうとするならば、招かれた以外に考え難い。また逃走や何度かの出入りをしていたとしても、この玄関を使わなかったのではないかと想像する。

写真を見ていて、新たに気がついたのが、この写真(一番左の列の上から5番目) を見た時だ。

写真の排水パイプ・窓の上付近に、何やらセンサーらしきものがある。これは、一体何なのか? そして事件前から、宮沢家に設置されていたのだろうか? しかし確かに、家の正面にあれだけのセンサーを付けていたのならば、当然家の裏側にも何かしらの防犯対策をしていた可能性はあるだろう。むしろ不審者の存在など随分前から気にしていたわけで、無い方が不思議だともいえるぐらいだ。これが、同様のセンサーになっていて、周りを照らすものなのか? 警告音や音声を発するものなのか? はたまた防犯カメラの類なのかはよくわからない。警察が事件後設置したものかもしれないのでなんとも言えないが、それなりに宮沢家は、家の裏手にも気をつかっていた証ではないのだろうか? もし次回現場を訪れる機会があれば、これが何なのか確かめてみたい。ひょっとする浴室を出た犯人が異常に慌てて道路に飛び出してきたのは、このセンサーに反応したからだとは考えられないだろうか?

もう一つ、この写真(上から7段目の右から2つ目) を観て頂きたい。給湯器の右斜め上にあるのが、犯人が侵入したのではないかと言われる浴室の窓である。

2ちゃんねるに、面白い推理をしたサイトの記事が紹介されていた。そのサイトによると、給湯器の下に伸びる2本の白いホースが、大きくたわんでいるのは不自然だと書いている。水がたまって厳冬期にパイプが破裂するような配管を、するはずがないのだという。私は、そういった知識がないので、それまでこのホースを気にしたことがなかったし、そういうものなのかなと思ってなるほどと思ったものだ。

この方によると、このたゆみは、犯人がこのホースに足をかけたからこうなったと述べている。確かにこのホースを利用して出入りすれば、遥かにフェンスから上がり降りするより容易にこの窓の出入りができたと考えられる。そしてここを足場にして窓に手をかけ、最後は給湯器の角に足をついて入ったと考えられる。実際に給湯器の角には、土がついていたと言われているし、この付近の公園フェンスの塗装がはげていたなんて話も残っている(そこまでは、実際見た時に確認できなかった)。

私が現場に行った時に、フェンスから浴室の窓に入ることは、物理的にはできなくはない。しかしかなり大変な作業であり、大きな男じゃないと入れないのではないかと感じたものだ。しかしこのホースを足場にしたとなると、敷居はかなり低くなるのではないかと。というのは、公園のフェンスと家の壁までは実際ゆくと結構離れていて90センチぐらいある。かなりここから、一気に浴室の窓に昇るのは難しいと感じられるからだ。実際このホースに土が着いていたとか、犯人の痕跡が見つかったなどの情報はないが、当然警察は入念にここも調べたことだろう。

今回これらの写真を観て、改めて犯人は家の裏手、それも浴室の窓から侵入した可能性が高いという思いを強くした。裏手にあるセンサーがどんなものだったのかは未だによくわからないが、風呂場の窓の下までこのセンサーの探知する範囲ではなかった可能性もある。いずれにしてもこの裏手のセンサーらしきものが何なのかは、もう少し調べてみる必要がありそうだ。

何で長居したのか?

前回とりあげたように、マウス落下によるパソコン起動で、早期逃走の可能性も高まったと年末に発表された世田谷一家事件。しかしむしろ私にとっては、犯人は事件発覚直前まで家にいたのではないかという疑問が強まってしまうという、皮肉な結果となった。そこで仮に犯人が、発覚直前まで現場にいたとしたら、どのようなことが考えられるか考察してみたい。

今ハッキリわかっていることは、深夜1時18分のパソコン起動は、まず犯人によるものだということ。すなわち犯人は、深夜の1時18分に自宅にいなくても、問題とならない人物だった。それは

1,誰にも気兼ねする必要のない一人暮らしだった

2,深夜に家にいなくても、家族が気にしない環境だった

3,あらかじめ今日は、遅くなる、泊まって来ると伝えていた


このような人物だったと考えられる。では少なくても何故すぐに現場を離れず(最低でも1時18分までは現場に留まった)にいたのか?

1,探しているものが見つからなかった

2,偽装工作などに時間をかけていた

3,帰る交通手段がなかった

4,何かしら共犯者と落ち合う約束があり、その時間が来るのを待っていた


などが考えられる。しかし3の帰る交通手段がなかったというのはどうだろうか? 少なくても23時半前後に事件を起こしていることを考えると、最初から公共機関を利用することは頭になかったように思える。また犯人は、最初からこの家に長くとどまるつもりはなく、長く留まったのは当初の予定とは違った何かが起きたからだと私は思うのだ。

当時から防犯カメラがあったのは、銀行や現金を取り扱う場所・そして駅などの多くの人が行き交う公共施設などであったわけだから、犯人はできるだけ公共施設を利用することは避けたのではないか。私は前から云うように、犯人は電車やバスを使わなくても家に帰れる距離に住んでいて、かつそれらを使わないで移動した人物だと考える。だから犯人の逃走経路の概念に、駅というものは存在しなかった。彼の頭にあったのは、できるだけ人目に触れないで帰れる方法を優先したはず。そして心理的に、派出所や警察署の前は避けて逃走したのではないのだろうか。犯人が、現場から北東方面に住んでいたと以前推理したことを考えると、逃走経路はおおよそ見当がつきそうなものなのだが。

あと共犯者と落ち合う約束があり、その時間が来るのを待っていた。これも私は、現実的ではないと思います。目的を果たせば速やかに、現場を離れなければリスクは高まります。最低でも事件発覚直前まで現場に留まったことは、この場合ありえないでしょう。唯一これがあるとすれば、10時過ぎの配送のために入ってきた車が、犯人とグルだったぐらいにしか考えられません。しかし配送の車が入ってくると、バック音がしたりして通常の車より目立つですよね。そんなことをしたら、かえって近所に目撃される危険性も高まる。誰かを待っていたとしても、それは暗いウチに迎えをよこすと考えます。

また偽装工作をしていたとしても、捕まるリスクと天秤にかけたら、絶対に暗い間までしか偽装工作しないでしょう。偽装工作どころが、明るくなったら捕まるリスクが高まりますから。したがってもし犯人が事件発覚直前まで現場に留まっていたと仮定した場合、その目的は

探しているものが、見つからなかった からというのが有力だと考えられます。

ただこの犯人、明かりや外から視線という意識はあっても、音に対する警戒感は薄かったように思うですよね。というのは、壁一枚隣には隣家の家族がいるのに侵入している(何処までこの家が防音対策されていたか理解していたのかも疑問)。さらに部屋中にものをまき散らし、筆記用具の類も散乱していたと、入江本には書かれています。これらをまき散らすときに、相当な音がしたと思うですよ床に落ちた時に。逃走時には下手すると、網戸を落下させたりもした可能性がある。非常に観られることには注意を払っていたように見えて、その一方で音を出すことにはあまり注意を払わない。この矛盾が、この犯人の異常性を感じさせます。

また逃走には公共機関は使わなかったのではないかと書いたように、東武日光駅で右手に骨が見えるほど深い傷をした男が、駅員に手当した話しなどは、私は別人だと考えています。10時に逃走した人間にしては、17時20分に日光に到着したのが遅いですよね。その辺の詳しい時間の考察は、すでに ASKAの事件簿さんでもされています。

空白の時間に何故、傷の手当をしなかったのか? 犯人とっては、最も目立つ傷を隠す必要があったと思うです。逃走時には一切血液を外に残さなかったように、家から離れる時にはかなり傷の手当はされていたのではないかと? ただし現場に絆創膏をノートの裏に貼り付けたように、その程度のもので止血ができてしまったのかどうか? それでも傷が目立たないように時間があれば、手袋で隠すなりしそうなものなのだが・・・。有力な目撃情報だと思いますが、直接犯人に結びつく情報なのかには疑問が残ります。警察が事件の10ヶ月後にこの情報の聞き取りに行ったのは確かに対応が遅れたことは否めませんが、この情報を警察が当初重視しないで後回しにした理由もわからなくはありません。恐らく警察も、犯人はもっと現場に近いところに住んでいる人間、そういった捜査から進めていったからではないのでしょうか。それでは犯人が見つけ出せなかったからこそ、これらの情報に捜査の範囲が広がったと考えられます。

早朝逃走は本当か?

私は以前から犯人は、暗い時間に逃走したと考えている。警察もまた昨年末に、31日の10時5分~のパソコン起動は、マウスが落下することで作動する可能性があるとして、犯人が深夜の内に逃走した可能性を認めはじめた。しかしそれならそれで、幾つかの疑問が残る。

10時からのパソコン起動とは何だったのか?

入江本を読むと、10時半にワイドショーのニュースが終わった頃と、この日の朝食が10時半前後だったと記載されている。恐らくその辺の時系列は、警察に散々確認された部分で、記憶を合わせるために当時見ていたテレビとの裏付けを取った上で記載しているのだろう。更に魚を焦がして窓を開けたあと、おせち作りの準備をしはじめたのが、23時近かった記載している。煮物に使う白だしをもらいにお婆ちゃんが、隣家を訪ね現場を発見し警察に連絡を入れたのは10時56分だということになっている。すなわち 10時5分~のパソコン起動は、少なくてもお婆ちゃんが家に入った時に誤ってマウス落下させたとか、家族や関係者が入った時に触れて起きたものとは別だったことがわかる

当然警察も、14年も経ってから発表したのだから、そのぐらいのことは承知の上だったはず。当初から、みきおさんのパソコンには、巡回ソフトが組み込まれていて、それが起動したのではないかという説があった。しかし年末の警察発表では、その可能性については触れられていない。あくまでも何かしらの原因で、マウスが落下して起動したのではないかと言っているのだ。ここから推測するに、みきおさんのパソコンには、巡回ソフトの存在はなかったものと考えられる。そして、マウスが自然落下しない限りは、犯人が触れたとしか考えられないのに、なぜその前に逃走した可能性がある と発表したのか?

もう一つは、パソコンのコンセントが抜けていたという情報はどうなったのか? 当然深夜のウチに抜かれていたのならば、朝の10時5分~のパソコン起動はありえないことになる。しかし警察からは、マウス落下によるものだと発表しているのだから、パソコンは起動していたということなのだろう。すなわち、コンセントは抜かれてはいなかった。それでもコンセントが抜かれていたのならば、犯人が10時5分~以降に抜いたということになるはず。それでも警察は、深夜のうちに逃走した可能性が高いと発表しているのだ。これは、大いなる矛盾ではないのか。

ここから考えられるのは、

1,コンセントが抜かれていたというのは誤報

2,コンセントが抜かれても、バッテリータイプで電源が落ちないタイプだった


としか考えられない。そして私が知る限り、パソコンがあったのは一階のものしか確認できていない。そしてそれは、マッキントッシュだったと入江さんの記事で読んだことがある。また何かの番組での再現では、デスクトップ型だったと記憶している。

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こうなると考えられるのは、コンセントが抜かれていたという情報自体が誤報 だったということになるのだろう。そもそもパソコンのコンセントが抜かれていたという情報は、何処から出た話なのか?もう一度、調べなおす必要がありそうだ(WIKIには記載されているが)。

未明には電気が消えていた

宮沢家の一階の窓は、雨戸がなく外に電気がついていればわかる作りになっている。4時ぐらいに新聞配達したものや、未明の通行人の目撃情報によると、電気は消えていたと証言されている。むしろ普段から暗いのが当たり前だから、ついていれば記憶に残っていたことだろう。まぁ私は、犯人は部屋を物色している時から、家の電気を付けていたのかにも疑問は持っているのだが。

更に入江さんの本によると、最初家に入った時にとても部屋が冷えきっていたと表現している。冷えきっていたのは、暖房器具が停められて久しかっただけではないと思うのだ。なんとなくだが人が直前までいれば、空気が冷えきっていたという感覚は私は受けないのではないかと。それは事件現場の雰囲気自体が冷たい・不気味なものを連想してそういった感覚に陥ったかもしれないが、36℃の体温の人間が直前まで部屋にいたのならば、私は直前まで人がいた気配というものを敏感に人は感じるのではないかと考えている。すなわち犯人が逃走してから、かなりの時間が経っていたことを示していたのではないかと。

それと矛盾する出来事

一方で、第一発見者のお婆ちゃんの証言によれば、家の電気はついていたいうことになっている。ただしその後の証言をみても、かなりその信ぴょう性は疑わしいということ。しかしひとつ気になる材料があるとすれば、

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この出窓のカーテンのめくれにある。これは、10時ぐらいに配送の車が向かいの家に荷物を届けに入ってきたことがわかっており、それで犯人が覗いたものではないか? あるいは、お婆ちゃんが家に訪ねてきて戻った時に、上から犯人が見ていたのではないかと言われている。細かいことを気にする宮沢夫婦が、カーテンのめくれをそのままにしておくわけがないと考えられている。

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私は以前、30日の21時48分まで、にいなちゃんがパソコンでテレビを視聴していたという情報があり(しかしこれは、1階のパソコンを指しているのかもしれない)、その後に思わず外をみたら、以前見かけた怪しい男と目を合わせたのではないか? その慌てた時の痕跡ではないかと仮説を唱えたことがある。そう仮定するのには、お隣に鍋の割り下を届けたり、夕方家族と買い物したり、この時間までテレビを見ていたわけで、とても熱の出ていた子供の行動だとは思えない。彼女は急に怖くなり、泰子さんと寝ることになったのではないのだろうかと勝手に推測している。

ただし出窓が床からどの程度の高さにあったのかは定かではないのだが、カーテンの前に写真たてらしきものが飾られていることからも、それなりに高さがあり、小学校2年生の女の子が外を覗いたにしては、ちょっと高いかな?という気もしなくはない。しかし警察ならば犯人の体格を探る意味でも、これが犯人よるものか子供によるものかは、当然めくられた高さからわかるはず。

これが犯人のものだと仮定した場合、どの時間にめくったものかは定かではない。しかし明らかに外の様子に異変を感じた時に行った可能性が高く、事件発覚直前まで犯人が現場にいたと考える方が(少なくても10時過ぎぐらいまでは)自然であるようにも思える。

しかし疑問が

これだけ事件前までは、怪しい人物の目撃情報があったのに、逃走に関する目撃情報は殆どない。10時過ぎまで犯人がいれば、遥かに深夜よりも有力な目撃情報があってしかるべき。警察も当初から、この10時過ぎのパソコン起動後の逃走で考えていたわけだから、この時間帯の目撃情報を極めて重視して集めていたはず。それなのに、そういった情報は殆どない。

しいてあるとすれば、31日の午前中に 東海道新幹線の自由席車内で首から下に血の付いた男が目撃  がポツンとあるぐらい(他には東武東上線か何かに手を怪我した男の情報ぐらい)で、その信ぴょう性も疑わしい。もう少し現場付近での、目撃情報が出てきてしかるべきなのに。

現在主な見方は、侵入は浴室の窓からが有力で、逃走は玄関からではないかと考える向きが強いという。しかし家族の動きを察して逃走しようとしたのならば、玄関から逃げたとは考え難い。それは、家族と鉢合わせになる可能性が極めて高いから。ギリギリまで家にいたのならば、逃走は浴室の窓だと考える方が自然だろう。そして何よりフェンスそばの足あとのつま先が、フェンス~公園方向に向いていたということは、浴室の窓から出た時に着いたと考えられるからだ。しかしその時間に浴室の窓から慌てて降りてくれば、それこそ誰かに目撃されていた可能性は極めて高いのではないのか? この祖師谷公園というのは、日中は多くの人で賑わう公園。まして31日の10時過ぎという時間帯に、隣の公園に誰もいなかった可能性は、かなり私は低かったと考える(以前現場に行った午前中には多くの親子連れなどが遊んでいた)。

結局は

年末の10時のパソコン起動は、マウス落下によるもの。そして深夜のうちに逃亡の可能性を示したことは、かえって警察発表が矛盾したことを言っているという疑問を持たざるえない。その辺の矛盾を説明しないで、犯人の逃走は深夜のうちにと言われても、15年も経ってからなんだかなぁという不信感しか覚えない。

現在発表されている情報から推測するには、深夜逃走も直前まで現場にいたのも、両方の可能性があり何一つ問題は解決していない、それだけを印象づける逆効果しか生まなかった。むしろ私なんかは、ひょっとしてギリギリまでいたんじゃないの?という、新たな迷いまで生じてしまったぐらいだ。

警察も本気でこの事件を解決したいのならば、WIKIに記載されているぐらいの細かい項目に対し、事件の詳細を一般に開示する必要があるのではないのだろうか? 

毎年年末に、小出しするように情報を発表し、事件の根本を覆すような情報を発表されても、かえって混乱と不信感しか残らない。一体現場は、なんのために捜査を継続しているのだろうか?

劇団四季のチケット予約

2006年に放送されたニュースステーションの特集で、次のような話が残っている。現場から3km杉並区高井戸、環八沿いでに住んでいる番組関係者に聞き込みで4枚の写真を見せていたという

・1枚目 30歳前後の男、目が釣りあがり、鼻が大きい
・2枚目 20代から30代の女、東南アジア系
・3枚目 どこにでも居る中年女性(50代)
・4枚目 30歳前後の男、めがねをかけて、小柄で細身、日本人以外のアジア系にも見える


これは以前、私がウル覚えで書いた、聞き込みに使われたと言われる4枚の写真の正確な情報として記しておく。すでに2006年ということは、事件発生から6年の月日が流れており、DNAの検査も様々な証拠も出揃っていた。というよりも、事件解決への糸口などとっくに煮詰まってしまっていた時期。そんな時期において警察は、次の4枚の写真を使っていた。これは、かなりそれぞれの人物が事件に大きな関わりを持っていたと睨んでいたのは間違いない。

1枚目 30歳前後の男、目が釣りあがり、鼻が大きい

有力な容疑者として、警察はこのような人物をマークしていたようだ。更に

・4枚目 30歳前後の男、めがねをかけて、小柄で細身、日本人以外のアジア系にも見える

こちらは、吉祥寺方面で撮影された男だという。1枚目の男と仲間なのか? また別の有力な容疑者だったのかは定かではない。しかしいずれにしても似顔絵ではなく、具体的な写真を持って聞き込みを行っていたということ。しかし現在に至るまで解決していないことを考えれば、事件と結びつけるまでの証拠を揃えられなかったのか? アリバイがあったり、指紋が一致しないなど何かしらの理由で、捜査線上から外れていったのだろう。恐らくここまで具体的な人物がいたのならば、警察は何かしらの方法で指紋やDNAにつながるものを手に入れようとしたに違いない。しかしそれでもなお、結びつかなかったと考える方が妥当なのだろう。

・2枚目 20代から30代の女、東南アジア系 & ・3枚目 どこにでも居る中年女性(50代)

現場から残されたDNAからも、すでにこの時点ならば犯人が男性であったことはわかっていたはず。すなわちこの女性達は、間接的に事件に関わったと見られていたか、犯人の周辺にいた人物として浮上していたのか? しかし私が今までこの事件をみてきて、女性が関わっていたという形跡は一度もなかったのだが・・・。

少なくてもこの15年もの間、有力な容疑者は上がっては消えていったとの話を訊いている。恐らくそのなかの一つが、この話なのだろう。そう考えると警察は、まだまだ表に出していない情報をかなり抱えているのではないのだろうか。

私はこの事件の犯人を、長身の細身の男だとイメージしている。しかし警察が年末、あえて犯人の身長をそれまでの175センチ前後~170センチぐらいに訂正したのには、警察が追っている人物が当初思われていた以上に小柄なのではないかと推測する。


劇団四季のチケット購入

さて話は変わって、犯人がパソコンで行おうとして失敗した 劇団四季のチケット購入について考えてみたい。15年前のページが今と同じかは定かではないが、いまある劇団四季のサイトを観て推測したい。犯人は、何故予約に失敗したのか?

劇団四季のチケット購入には、

1,インターネットで予約する

2,電話で予約する

3,窓口で予約する

4,コンビニなどで予約する

などが考えられる。あえて犯人は、インターネットで予約することにこだわった。

恐らく みきおさんは、劇団四季のHPをお気に入りに入れていたぐらいだから、公演を実際観にいったり、「四季の会」という劇団の会員登録をしていた可能性が高い。

まず会員になると、メンバーズカード というものが配布されるらしい。犯人は、みきおさんの財布を物色している間に、この「四季の会」のメンバーズカードを見つけたのではないのか? そこでパソコンで、そのページを見ることを思いたったのかもしれない。

会員番号/暗証番号の確認

ページを調べてみると、こういった番号が出てくる。恐らくメンバーズカードには、会員番号 が記されていたと思われるが、暗証番号は記されていないのだろう。そう犯人がチケット予約に失敗したのは、この 暗証番号 を見つけることができなかったからだと考えられる。

ただし犯人がそもそも探していたものが、キャッシュカードの暗証番号だったのか? じつはこの 劇団四季の暗証番号 だったのかもしれない。というのは、事件後銀行口座のお金に一切手が付けられていないからだ。犯人は劇団四季の予約をするために、その暗証番号 を実は探していたのかもしれない。そう みきおさんが、まだこの時間生きていたという、アリバイづくり をするための偽装工作のために。そう考えれば、劇団四季のページを閲覧し予約をしようと試みたこと、そして事件後口座のお金に一切手をつけなかったことも説明がつくことになる。

また一橋氏か何かの記事には、実行犯が韓国から来日し、日本での行動が記されている。その中に、杉並区で劇団の劇をみているという行動も記されていた。そう、犯人はこういった劇にかなり興味を持っていた人物だと考えられるのだ。もちろんこの記事自体が、犯人が劇団四季の予約をしようとしていたというところから、でっちあげられた話なのかもしれないが・・・。

代金の支払い方法

代金のお支払い(口座振替の方の場合)

代金は、毎月末に締めさせて頂き、翌々月1日にご登録口座から自動引き落としとなります。(金融機関休業日の場合は翌営業日)
例)7月にご予約:9月1日に引き落とされます。
→引き落とせなかった場合…残高不足の方は9月8日から使用停止
→9月中旬に振込用紙発送…9月30日(月末)までに届くようお振り込み下さい。
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とある。しかしネットから申し込もうとすると、どうしても暗証番号が必要だったののではないのだろうか。

代金のお支払い(クレジットカード払いの方の場合)

ご予約時に、ご登録のクレジットカードで決済されます。引き落とし日は、クレジットカード会社にご確認ください。

普通カードで支払うならば、暗証番号など必要なく買うことができる。しかしネットの場合、やはり暗証番号を入れてからでないと、予約できないシステムになっていたのではないのだろうか。あくまでもひとつの仮定だが、犯人がもしクレジットカードの類を現場から持ち出していなかったとしたら、犯人はクレジットカードというものがどのようなものかイメージできなかった人物だったのかもしれない。例えば未成年者であったり経済的な理由で、カードを所有した経験がないもの。私は銀行のキャッシュカードよりも、足が着く可能性は低いし、暗証番号なしに使用できる犯人にとっては扱いやすいものだったと思うのだが。もちろん口座が凍結されてしまえばすぐにでも使えなくはなってしまうが、それはキャッシュカードだって同様のリスクがあるので。

ご購入限度額について

お支払い方法が口座振替の方は、1カ月にご利用いただける金額を20万円とさせていただきます。
ご希望の方には、所定のお手続きの上、40万円に引き上げることが可能です。
詳細は「四季の会」事務局までお問い合わせください。
また、お支払い方法がクレジットカードの方は、各クレジットカード規約によります。

現場でなくなった金額は塾の月謝のうち20万円程度だったと言われている。おいおいまさかこの犯人、劇団四季の公演がみたいがために、20万円奪ったじゃないよな? これは、単なる偶然だと思うのだが・・・。 しかしこの犯人、何か劇団四季に対し特別な感情を抱いていた人間だったのかもしれない。犯人のこれまでの様々な異常な行動をみていると、みきおさんがこの時間生きていたと思わせる行動ではなく、本当に犯人が劇団四季のチケットを購入したいと思っていた、そんな可能性もなきにしもあらずだ。


何故持ち帰らないのか?

さてこの世田谷一家の事件において大いなる疑問が、前回取り上げたように何故指紋を隠そうとしなかったのか?ということ。またそれと同じぐらい私が疑問に思っているのが、何故持ち帰ろうとしなかったのか? である。

では私が、何を持ち帰らなかったことに疑問を持っているのか、具体的にあげてみたい。

1,銀行の預金通帳やキャッシュカード、貴金属類などは持ち出されていなかった

これらのものをソファーに並べていたといいます。現場には、暗証番号を突きとめるために使ったと思われる、数字の羅列されたメモが残されていたと。それならばわざわざ現場でやらず、家に持ち帰ってゆっくり考えた方がいいじゃねぇ? と思うわけです。だいたい、このメモを何故犯人は置いていったのか? 目的は果たせたということでしょうか? 全部ゴソッと持ち帰って、使えなそうなものは処分すれば良いだけだと思うのですが・・・。おそらく犯人は、これらのものを使うと足がつくからと、主犯に固く止められていたのかもしれません。この中で一番容易に使用できるのは、クレジットカードの類だったと考えられます(元があれば、暗証番号要りませんから)。

しかし持ち帰らなかったということは、家の中に何かしらのヒントがあると考えていたからでしょう。実際のところ、クレジットカードあたりは持ちだしたのでしょうかね? しかしその後も、それらが使われた形跡はないと言います(警察が未発表でない限り)。警察も当初は、銀行が業務を開始する1月4日が勝負だと、入江家の方々にも自信満々に話していたと入江本には書かれています。しかしその後、警察の期待とは裏腹に、そういった動きは一切ないままここまで来てしまったのでしょう。何より目につくところに置かれていた、現金6万円の封筒は何故手付かずだったのでしょうか? 最も足がつく可能性が低い、現金そのものだったのに。

そして泰子さんなどに執拗な危害を加えながらも、犯人は重要な情報を聞き出せないまま殺害してしまったことがこのことからが伺えます。犯人の目的が、本当に何かを探していたとしたら、マヌケな結末となっています。それゆえに事件後も、長く家に留まって何かを探していたとも考えられます。

2,書類を仕分けした意味

塾関係の書類を中心に、一部の棚にある書類を二階まで持ち込んで、浴槽で選別したといいます。選別されていたものが紙だということは、探していたものも紙なのでしょう。浴槽に入れ込まれた書類の写真を見たことがありますが、量としてはそれほど驚くほどではなかったと記憶していません。そんなに見分けが難しいものならば、これも持ち帰れば良かったのではないかと思います。もちろんカードなどもそうですが、必要な書類は持ちだした可能性は十分ありますが。

3,パソコンの謎

パソコンについては、以前も触れました。パソコンを使用していたのは、1時も10時の接続も、5分足らずの短い時間だったと言います。探しているものが見つからず起動させてみたが、結局よくわからなかった。あるいは暇つぶしに みきおさんのお気に入りに目を通したとか、その程度にしか思えません。前にも書きましたが、劇団四季のHPで予約をしようとしたのは、みきおさんのパスワードを探そうとしたのか? 実際に暗証番号が使えるのか試したみようとしたのでしょうか? あるいはまだこの時間に みきおさんが生きていたと思わせるための偽装工作だったのではないかと以前述べました。

もしパソコンの中身が知りたければ、ハードディスクを取り出し、持ち帰ってじっくり調べるのが一番現実的な手段だと思います。しかしそういった発想は、一切なかった。パソコンの中身の情報を探っていたというよりも、パスワードのヒントになるものを探していた、あるいは推定される番号を試してみた、はたまた意味もなくインターネットをつなげてみたとか、大きな意味を持っていないのかもしれません。

tobidasiman.jpg

しかしこの犯人が持ちだしたとわかっているものは、20万ぐらいの現金と、逃走用に使ったと思われる みきおさんのTシャツぐらいなもので、家から何を持ち出したのか、未だによくわかっていません。家の方から飛び出してきた 飛び出しマン の似顔絵を見る限り、何か大きな荷物を持っていたという形跡もないのですよね。本当に、身動き可能な最低限のものしか持ちだしていないのではないかと。私だったら疑わしいものはひと通り持ちだして、そして安全な場所で仕分けをする、じっくり考えようと思うですよ。しかしこの犯人は、非常にリスクの高い現場で、この作業を完了しようとしていたわけです。この辺が、全く私には理解できない。

前にも書きましたが、あえてこれを現場でやる意味があるのです。それは、すべてが 偽装工作 だった場合です。物取りにみせるため、何かを探していたように見せかけるため です。 そう何度も書いてきたように、犯人の目的は、一家全員の殺害 それも最大の目的は 泰子さんやにいなちゃん などの女性陣にあったと私は考えます。しかし犯人とって、それは絶対に悟られたらマズイことだったのではないのでしょうか。

何故指紋を隠そうとしなかったのか?

さて以前も取り上げたように、残された痕跡からDNAを採取するのは難しかったという記事が残されている。となると事件の決め手となるのは、指紋において他にはない。今回は、何故犯人は指紋を残すことを気に留めなかったのか考えてみたい。

まず私の考えでは、犯人は進入時~手を怪我をするまでは手袋をしていた可能性が高く指紋を残していない。犯人が残した指紋は、手を怪我したあとからのものだったと考えている。それゆえに、招かれて入った人物ならば、もっと事件を起こす前に指紋を残していたはずだと指摘してきた。しかしこの犯人は、いったん手を怪我すると諦めたのか? それともそこまで意識がまわらなくなったのか? 躊躇なく現場に指紋を残し始める。

過去の犯罪者の指紋と照合して、一致する指紋はなかったと警察は発表している。すなわち日本国内において、この事件までに犯罪を起こしたことがない人物だったということ。もう一つ言えるのは、指紋押捺制度 という制度が事件の起きた2000年3月まで日本では義務化されていた。これは、日本に1年以上在留する16歳以上の外国人は、居住地の市区町村長に外国人登録証明書の公布申請をする場合、また、5年ごとの切替え申請をする場合、登録原票などに左人差し指の指紋を押さなければならない強制の制度 。すなわち犯人が、2000年3月までに、1年以上日本に住んでいた外国人ではないことになる。おそらくこの辺の照合が済んだこともあり、犯人は日本人である可能性が高いと 関係者はみているのかもしれない(もちろん日本語の認識力の部分もあるのだろうが)。

しかし私の考えでは、この犯人は 日本人でも外国人にせよ、当時日本に生活の拠点があった人物だと見ている。犯人が指紋を残すのを気にしなかったのは、事件後高飛びして国に戻るから心配がないという理由ではないように思うのだ。それならば最初から邪魔臭い手袋などしないで侵入した方が、よっぽど侵入も包丁も扱いやすかっただろうに。むしろ手を怪我をしたことで冷静さを失い、指紋のことまで意識が行かなくなったと考える方が自然であるように思える。だからこそ服を丁寧に折りたたんで置いて置くような几帳面な人間が、手袋だけは床に投げ捨てるように残されていたのは、精神状態の違いを現していたのではないかと考える(礼君と他の家族の殺害の違いにも同様の印象が)。

いずれにしてもここで考えられるのは

1、以前から日本に定住していた16歳以上の外国人ではない

2,日本での犯罪歴がある人間ではない


このことは間違いない事実ということになる。逆な見方をすれば

1,2000年3月以降に、日本にやってきた外国人の可能性・あるいはそれ以前に住んでいても15歳以下の外国人

2,この事件後も、犯罪を起こしていない日本人

3,正規のルートで、日本に入って来なかった密入国者

だということになる。もし指紋を残すことを問題がないと考える人間とはどういう人物なのか?

1,捜査の及ばないと考えられる外国に逃亡予定

2,目的を果たしたあとは、速やかに死ぬつもり

3,何かしらの理由によって、自分まで捜査が及ばない自信



1,捜査の及ばないと考えられる外国に逃亡予定

このケースは、普段生活の拠点が海外にある 外国人 及び 日本人 である可能性が高い。例えば休みに入るから国に戻る留学生(日本に戻ってくる気のない留学生など)や就業期間を終えたから国に戻る外国人就労者など、この当時この手の犯罪は頻発していたことは確か。いずれにせよ、目的を果たしさえすれば速やかに帰国する予定があったもの。

しかし一家全員の殺害を考えると、金銭目的の犯罪という色彩は薄く、また侵入が困難なこの家をわざわざ選んだ理由には乏しい。よほど宮沢さんの家に、多額の現金がというアテがない限りは(土地の売買資金狙いか)、ちょっと考えづらい。あるいは、宮沢家じゃなくてはならない理由があったということだろう。

2,目的を果たしたあとは、速やかに死ぬつもり

しかし殺害後、アリバイ工作と思える行動をしていることからもこの線も薄い。また私の経験上、ここまでの大事件を起こした犯人は、驚くほど事件後死なないで生きているケースが多い。少なくても、自分の意志で命を経つような人間ではないだろう。

事件直後、動物虐待を繰り返していた17歳の少年が自殺したなんて、関連情報が流れてくる。しかしこの人物は、事件前にすでに死んでいたという。ひょっとしたら、入江本にも出てくる近所の自殺者の話は、この人物のことを指しているのかもしれない。

3,何かしらの理由によって、自分まで捜査が及ばない自信

親が警察上層部の人間、あるいは司法に関わる人間のため、捜査が及ばない22歳の青年がいると、この事件を調べると、必ずこの手の話が出てくる。実際事件直後、22歳の青年が病院で傷の手当したを話が新聞に載ったが、その後この報道は誤りだった記事が掲載されたという。これで、一気に逮捕かと思われたのだが。

その時に親が成城署の上層部の人間だったとか、司法に関わる人間だったとか言われている。前にも述べたが、そのような権力による隠蔽ならば必ず責任者が別の人間に移ったり、対立する派閥の人間によって格好のネタになってしまう危険性が高い。また政権も変わったりもしていることから考えると、この手の陰謀論は現実味を持たない。

むしろ警察も追っていたと言われるのは、軍関係者の家族。そう治外法権がある米軍関係者。それも帰国予定が迫っていたなどの理由があれば、この事件の捜査が自分に及ばないことに自信を持っていた可能性は十分あるのでは?

そこで日本の警察は、PCSC協定 という 日本の警察庁が管理する約1000万人の指紋情報をアメリカが、アメリカのFBIと国土安全保障省が管理する約7000万人の指紋情報を日本が、それぞれオンライン上で照会できるようになる、この協定の成果に期待しているという。ただ仮に犯人が米軍関係者の家族だったと仮定しても、向こうで犯罪を犯していない限り、7000万の指紋情報に含まれる人物なのかも定かではない。しかしこれが実際に動き出せば、解決への可能性は広がる

しかしながら

しかし私のこれまでの記事を読んで頂いた方ならばわかると思うが、私の考えは日本に定住していた人物 。さらにこの犯人は、指紋を残すことに疑問を持たないぐらいの人間、あるいは注意が徹底できない未成年者の可能性の方が高いとみている。したがってこの協定が実用されても、おそらくこの事件の解決は期待できないだろう。むしろそれならば隔離病棟などの出入りや、そういった人間の事件との関連性を徹底させた方が、私は解決に近づくと思うのだが・・・。

少なくても犯人の思惑どうりだったのか? それとも偶然だったのかはわからないが、ここまでの15年間で、この指紋が決め手となることはなかった、これだけは紛れもない事実である。

電話線の謎

ここしばらくは、あえて自分と違う説を検証することに時間を割いてみました。しかしどんどん話がそれてゆくので、今回はまた個別の事案に戻して考えてみましょう。

今回は、事件発覚当時抜かれていたと言われる電話線の謎についてです。まず電話線が抜かれていた場合考えられることは

1,家族の誰かが通報するのを防ぐため犯人が事前に抜いた

2,外からの連絡を遮断するために犯人が抜いた

3,誤って犯人以外の第三者が抜いてしまった


でしょうか。

1,家族の誰かが通報するのを防ぐため犯人が事前に抜いた

もしそうだとすると、犯人は家族の知らない間に侵入し、抜いたというパターンが一番考えられます。電話機の本体は、2階のリビングにあったと思われます。そうでなければ事件前に電話線を抜こうとすれば、みきおさんと鉢合わせになってしまう可能性が極めて高いことになります。最初に礼君を殺害し、その後リビングに移動した時に抜いたのか? あるいは最初に侵入した時にリビングを目指したのかは定かではありませんが、みきおさんや他の家族を殺害する前に行われた可能性が極めて高いと考えます。通報を恐れて抜いたのであれば、家族が生きている間に抜かなければ意味がありませんから。そう考えると、犯人は侵入したという可能性が、ここでも高まります。

仮に招かねて入れられ、リビングにでも通された時に抜いたとしましょう。それならば速やかに家族の殺害を進めないと、家族が電話の不調に気づいてしまう危険性が高まります。そういったことを考えると、やはり招かれた人間が事前に電話線を抜いた可能性は低いと考えられます。

あと考えられるのは、屋根裏部屋で泰子さんとにいなちゃんが襲われた。しかし犯人が立ち去ったと思い、子機で電話をしようとたら、傷の手当でもしていた犯人が親機が動いているのをみて(使用したりすると光ったりしますよね)、思わず電話線を切った。そういった事件後に、電話線を切った可能性も捨て切れません。しかしそれならば、誰かが電話に出なかったにしても、通話記録としてそれが残っていた可能性があったのではないか? それとも電話がつながる前に、犯人に気づかれ電話線を抜かれてしまったのかもしれません。その可能性は否定できませんが、現状一番可能性が高いのは犯人が侵入し荷物をリビングに置いた時ではないかと。 あとこの家の電話に子機があったことは、入江本の中にも朝の連絡時の話で出てきてきます。ちなみに泰子さんとみきおさんは携帯を所有していた(事件当時の携帯の普及率は75%ぐらい)らしく、ともにリビングにあったとも言われています。

よ~く考えたらこの謎を説くのは簡単で、もし襲われたあと通話したのがバレて電話線を抜かれたのならば、子機が三回のロフト部分で血が付いて置かれていたとか、二階部分でも遺体の近くにあったとかの可能性が高く、もしそうでなければ(そういった情報はない)、家族が電話しようとして、それに気づいた犯人が急いで引き抜いたという可能性はなくなります。

2,外からの連絡を遮断するために犯人が抜いた

入江本を読む限り、10時半過ぎに 「ルルル・ルルル」 と電話がコールした音が表現されています。実際に家に内線をかけたのはお婆ちゃんらしいので、本当にコールしていたのかは微妙です。しかしこう表現したのは、電話をかけた本人でなくても、近くにいれば電話がコールされていたかは聞こえる時があります。あるいは、電話を何度かかけた中に杏さん自身がかけたこともあったのか? その辺の、詳しい詳細は書かれていません(警察は何度もそのことは訊いているはず)。

しかし電話線を抜かれていたとすれば、コール音は鳴らなかったはずで、恐らく何かしら一定の音がするのみだったと考えられます。もし最初かけた時にコール音がしたのが確かならば、犯人は事件発覚直前に、電話線を引き抜いたことになります。その辺が曖昧だからこそ、未だもって犯人の逃走時間もハッキリしないのでしょう。

しかしコール音がしているのに、何度もするのでウルサイから切ってしまったというのならば、これは事件発覚を早める危険性が高まります。何故その段階で抜いてしまったのか? あるいはその当時インターネットはダイアルアップ接続だったので、パソコンの使用と関係していたかもということも考えられます。しかしそれならば巡回ソフトだったとしても、午前10時過ぎの二度目のインターネット接続は、可能だったのか?という疑問が残ります。そう二度目のインターネット接続の時間にまだ犯人は、この家にいたのではないか? そういった可能性が考えられるわけです。二度目のインターネット接続が巡回ソフトだったとしても、犯人が電話線を抜いたのは、そのあとの入江家からのコール音によって抜いたのかもしれません。

しかしもう一つ考えられるのは、インターネットが電話線経由でも、電話の線とは別々の系統(我が家がそうでした)で、影響がなかった可能性も考えられます。特にパソコンは1階、電話の親機が2階のリビングあたりにあったのならば、その片方を抜いたところで両方が使えなくなるわけではありません。そう考えると深夜逃走というのも充分考えられるわけですが、いずれにしてもコール音が鳴ってたかどうかが、犯人の逃走時間を考える上で重要だったはずですが・・・。

3,誤って犯人以外の第三者が抜いてしまった

この家の配線の状況がわからないのでなんとも言えませんが、全くなかったとは言えません。しかし幼い子どもが二人もいる家において、パソコンの電源同様に電話線が動線上にあったとは考え難い。恐らく誰かが意図的に抜かない限りは、抜ける可能性の低いところに電話線もあったと考えるのが普通でしょう。

スリープモードのパソコンの起動ならば、何かしらの要因で動き出すことは考えられます(我が家のパソコンは明かりの電源を入れただけでも起動します)。しかし電話線やパソコンのコンセントは、引っかかるようなところにない限りはまず抜けません。日常生活に支障をきたしますから、ほとんどの家はそんなところには線はないですよね。これは、極めて可能性としては低いのではないのでしょうか。

(最後に)

最も考えられるのは、最初に犯人がリビングに入った時に、通報を恐れて抜いた可能性が高いこと。その次は、事件後まだ息のあった泰子さんが助けを求めようと電話しようとしたところを犯人が気がついて抜いた場合ではないのでしょうか(しかしこれは、状況で判断できるはず)。ここから言えることは、やはり犯人は侵入してこの家に入った可能性が高いということ。

もう一つは、本当にコール音が事件発覚の直前までしていたとなれば、犯人が発見される直前まで家にいた可能性があるということ。そして、その段階で電話線を抜いたということになります。しかしその裏付けが曖昧だからこそ、未だに犯人の逃走時間もわからずにいるということなのだと考えられます。深夜逃走自体も揺るがしかねない、非常に重要な案件なのですが・・・。

この事件を考えると、とても犯人にとっては幸運が続きます。逆に宮沢家の人間には、ありえないぐらい不運が続きました。これは、けして知的に考えぬかれた犯行だったからではなく、限りなく偶然が重なったと私はみています。

また第一発見者がお婆ちゃんだったことも、不幸にもこの事件の解決に暗い影を落とします。そのため捜査の方向性を絞り込めない、大きな要因になってしまったことは否めません。15年経っても、未だにハッキリしない初歩的なことが多すぎます。


アオキノブオ との関連

さて事件当日、みきおさんと男二人がもめていたという話が残っているが、実際は事件の前日で、もめていたのは公園管理事務所の警備員と男二人だったという目撃情報が伝わっている。詳細は下記に記しておく。

言い争いをしていたのは、公園管理事務所の警備員と、「ベージュ色」の上下作業服の男と「紺色の制服姿」の男だったというのだ。それも30日ではなく、前日の29日午後の話だったという。みきおさんは、十メートルほど離れた玄関横に居合わせただけだったという。

さて前回書いた時にも記載したが、あくまでも私の想像だが みきおさんが家の前にたびたび見る不審者(黒いセダン)の駐車に対し、公園事務所に電話して注意するように促したのではないか? それで事務所の人間と男たちが結果的にモメたのではないかと勝手に想像する。

気になるのは、「ベージュ色」の上下作業服の男と「紺色の制服姿」の男の服装。この格好からも、この男たちは仕事中だったのか? しかし二人の服装が違うのも、なんとも不思議ではある。それと「紺色の制服」というのは、何なのか? あえて最初の男の服装を作業服と言っているのに、もう一人の男の服装は、もう少し身なりの良い格好だったのか? それとも、学校の学生服みたいなものを指していたのか? 公園管理事務所の警備員から、この時の詳細は、その後警察は聞き出すことはできたのだろうか?

さて私は犯行時間の頃、宮沢家近くの公園で、キャッチボールをしていた二人を目撃したという情報を耳にしている。元々この話は、何処かの掲示板だかに書き込まれていて知っていた。しかし私がこの事件に興味があることを知った知り合いから、公園にキャッチボールする二人の姿を見たという突然の同じ情報を教えてもらいビックリした。そして掲示板には書かれていなかった情報として、その一人が持参していた野球部のバックが、山梨学院大付属という高校野球の強豪校のものだという具体的な事実を知ることになる。

その方によると、この二人は事件とは関係ないのではないかということ。しかし何かしらを目撃した可能性もあり、警察もこの二人の行方を探してたと聞いている。私はこのシチュエーションを目撃したわけでもないのでなんとも言えないのだが、山梨学院大附の制服というのが、詰襟の制服ながら紺色であるという珍しいことを知った。もし前日警備員とモメていた二人と、当日キャッチボールをしていた二人が一緒ということはあるのだろうか?

前日の昼間に管理事務所の人間ともめておきながら、翌日の夜遅くにキャッチボールをそこでしようと思うのか? よほどのご近所さんであったのか? もし一緒の人間だったとすれば、本当に事件とは無関係だったのかも疑わざるえない・・・ しかしこの話は、一部の書き込みでしか公にはされていない情報なので、世間では知られていない。

さてこの事件のことに興味を持っている人ならば、耳にしたことがある話に「アオキノブオ」と名乗る男が、調査会社を使って宮沢家のことを調べていた話を聞いたことがあるだろう。そして住所や住民票を手に入れた話となっている。この話は週刊誌ネタなのかと当初は思っていたが、この調査会社から警察に詳細な情報が提出されているとは訊いている。その詳細について書かれている、ブログ記事を見つけたので紹介しておこう。

さてこの記事で知り得たのは、アオキノブオが調査会社に記した電話番号の詳細な情報が書かれていること。そこに指定された電話の二つが、048 から始まる市外局番だった。この048の市外局番を調べてみると、埼玉県の特定の地域ものだとわかる。そう住民が目撃した 黒いセダンのナンバーにあった 春日部 が含まれているのだ。

黒いセダンの人間が事件に関わっていたかはわからないが、宮沢家の調査を依頼していた アオキノブオ という男と、この黒いセダンの男とが合致する可能性は、大いに考えられるのではないのだろうか。しかしこの話は、当然警察も早い段階で行き着いていたはず。そして調査会社に訪れたアオキノブオと名乗る人物の顔と、被害者近辺で目撃されていた男の照合は、警察でも当然のように行われたはずなのだ。しかしこの方向からの犯人逮捕までには警察は行き着いていない、あるいは行き着けない理由が何かあったに違いない。そして固定式の電話は、事件から一週間後に電話した時には、すでに使用されていなかったという。アオキノブオが、この事件に関わっていた可能性は深まることになる。

警察幹部が一橋氏の記事はまるっきりデタラメではないと語っていたと耳にするが、こういった背景があるのかもしれない。しかしこの話を更に突き進めると、某宗教団体だったり、亡国の陰がちらつく陰謀論に話が進んでゆくので、それは私の推理するこの事件像とはかけ離れたものになるので、私はひとつの可能性として掲載するに留めることにする。特に黒いセダンと飛び出しマンを結びつけるものが現時点では見つかっておらず、全く別々の人間が宮沢家に迫っていたのかもしれない。

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世田谷一家殺害事件 の犯人像について、モナザイト の主観で事件を考察します。

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