FC2ブログ

茨城県境町殺人事件の疑問

世田谷一家の事件を調べるようになって、類似した事件は起きていないか常に気を配るようになった。しかしこの事件と同じ臭いがする事件は、極めて少ない。

事件から19年近くたった今年の9月23日の深夜に起きた 茨城県境町で起きた一家殺傷事件は、最も世田谷の事件と似た臭いのする犯行だった。 全てに関して なぜ? という疑問ばかりが残る、実に不可解な事件だったからである。

疑問1 なぜ犯人は2階に直行したのか?

犯人の侵入経路は、一階の施錠されていない窓だったという。普通はじめてその家に入るものならば、自分が入ったフロアから物色するのが人間の心理なのだ。しかしこの犯人は、脇目も振らず2階に上がっていったのである。1階には長女がいたが、それには目もくれずにだ。ここからも、家の作り・内情を良く知るものでなければ出来ないと思われる犯行だった。むしろ一階に長女がいるということは、全く犯人の頭の中になかったのではないのだろうか? いずれにしても、金品目的の犯行とは思えない行動をとっている。

疑問2 家の内情を知り尽くしていたのでは?

この家の正面入口から入ると、犬小屋があり必ず吠えられるというのだ。そのため犯人は、犬小屋の前を通らずに入れる、もう一つの北側の入り口(普段は使われていなかった)を利用し、犬に吠えられないように住居に近づくことに成功した。また当日は台風が来ていて雨が降っており、犬の嗅覚を鈍らせたり雨風の音で家人に気づかれ難い状況だったのだという。明らかにそういう状況を意図して、当日犯行に及んだのではないのだろうか。近所の敷地に不法侵入した男が防犯カメラに映っていたが、その男もやはり台風が来ていた日だったというのだ。そうすると同じ人物がこの周辺の家々に侵入したり泥棒を働いていたのだろうか? もしそうすると、小林さんへの怨恨による犯行ではなかったという線も浮かんでくる。

疑問3 なぜスリッパを置いていったのか?

この犯人は、どうもスリッパを履いて現場に侵入したらしいのだ。足跡を残さないためだと思われるのだが、なぜにそのスリッパを逃走する際に、侵入してきた北側の入り口門近くに投げ捨てていったのか? この犯人は、世田谷の犯人と違い遺留品を残さず持ち帰っている。しかしこのスリッパに関しては、用は済んだとばかりに投げ捨てていったのだ。そこからは、何かDNAなど犯人関わる情報が残されていた可能性もあったのにだ。警察犬にこのスリッパの臭いを嗅がせている捜査関係者の姿が見られたが、そこから先警察犬が追えなかったのは、何かしらの乗り物を使って逃走したと考えられるからだろう。その乗り物に乗る直前に、最後スリッパを投げ捨てていったものと考えられる。もし検問などに引っかかった時に、血の着いたスリッパを履いての運転は、返って怪しまれると考えたのだろうか?

ただしスリッパの形状は良くわからないものの、これから強盗や殺害を目的に侵入する男が何故スリッパという履物を選択したのだろうか? 家人と乱闘になったり逃走するのに、動き難い・踏ん張りがききにくい履物だったはずなのにだ。それでも足跡を残すことを、機能性よりも重視した理由がわからない。

疑問4 家族は不審者を気にしていた

近くで事件などが頻発していたからなのか? あるいは見知らぬ男にでも家の敷地内に侵入されたとか覗き込まれたことでもあったのだろうか? 奥さんは不審者を気にして、家の敷地の周りにロープを張り巡らせるようにしたり、今回犯人が侵入したと考えられる入り口も使わないようにしていたという。しかしそうとはいえ、ロープが二本程度張り巡らされていても、入ろうとは思えば簡単に誰でも侵入できる程度のもの。さらに防犯に気をつけていたのならば、一階の窓など複数箇所が施錠されずに侵入可能だったのだという。その辺の矛盾は、どうにも気になる部分ではある。まして台風の日である、普段以上に戸締まりは確認したと思うのだが・・・。

疑問5 夫婦の殺害

犯人は侵入後、迷うことなく2階に向かい夫婦を襲っている。これは、夫婦が2階で寝ていることをあらかじめわかっていたからなのだろうか? それとも1階に侵入した時点で、家人に気がつかれたのがわかったからなのだろうか? 恐らく旦那と犯人がもみ合っている間に、奥さんが警察に連絡。それから、わずか10分ほどで警察は現場に到着したのだという。しかし連絡した奥さんも、寝室で首を切られて発見されたのだという。二人の腕には、攻撃をかわすための防御創が残っていたというのだ。しかし抵抗したはずのに二人の遺体は、キレイに布団のところで発見されていたのだ。旦那は仰向けなって心臓を刺され死亡。奥さんの方は旦那の方を向いて、右腕を下にした形で横になって首を切られて死んでいたのだという。これは、偶然この形になったのだろうか? それとも犯人が殺害後、わざわざそういう形にして逃走したのかは大いなる謎となる。もし犯人が意図的にそういう形にしたとしたら、これは愉快犯や快楽殺人的な色彩が強くなる。しかし現時点では、両親・あるいはどちらかに対する怨恨とみるのが自然な流れにはなると思う。

疑問6 なぜ子供部屋にも現れたのか

夫婦と同じ二階の子供部屋の二段ベッドには、中学生の長男と小学生の次女が寝ていたのだという。そして男は「ベッドから降りて来い」といい、長男を切りつけ足に重傷を負わせたり、次女にはスプレーをかけ軽度の痛みを与えた末に逃走したのだという。すでに奥さんが警察に連絡していたことを犯人は知っていた可能性があり、また二人を襲っている時にパトカーのサイレンが聞こえたとも証言しており、それにより逃走した可能性もあるという。まさに警官とは、入れ違いといったタイミングだったことになる。

しかし両親の殺害が目的ならば、なぜ犯行を目撃していない子供部屋にまで侵入してきたのか? まして警察に通報されたという切羽詰まった状況でも、それをしなければならなかったのかには疑問が残るのだ。またベッドから「降りてこい!」といったというマスクをつけた男は、ある程度日本語ができる能力・あるいは完全な日本人である可能性が高いことになる。両親への攻撃が上半身に集中しているのに対し、長男の痛手は足だったという。次女に至っては包丁ではなく、わざわざ違う凶器であるスプレーを使っている。ここからも、犯人は子どもたちを殺害する意志は薄かったのではないかと思われるが、その理由は定かではない。もし警察への通報やサイレンが聞こえなかったら、犯人は家に長時間居着くつもりだったのだろうか? そのへんは、ちょっと見えて来ない。少なくても、両親を殺害したという事実以外、犯人がなし得たものはなかったはずなのだ。

疑問7 逃走は

防犯カメラは現場周辺には一箇所しかなく、そこには不審者や不信車両は一切映っていなかった。現場は大変夜になると暗く、いくらカーナビがあったとしても、土地勘がないとなかなか運転しずらそうな場所だった(釣り堀でもあるし)。現場から2キロほどゆくと、交通量の多い道路に出る。そこまでゆけば、防犯カメラの映像も複数存在し、更に道路のポイントポイントには、Nシステムやオービスなどの取締機器が配置してあったはずで、その時間帯に通行した車のナンバーなどを読み取ることは可能だったと考えられる。ただし犯人は近所で、そこまでゆく前に逃げ込むところがあったとすれば、非常に捜査は難航する可能性もでてくる。茨城県南部に向かった車などの情報を収集しているという話もあり、それらしい車は捜査線上には浮かんではいるのだろう。また先のスリッパの話からも、何かしらの乗り物を使って逃走したのは間違いないのではないのだろうか。逆に犯人の居場所が近所ならば、警察犬が一致する匂いを見つけられるかもしれない。

(いずれにしても)

事件当時から取り上げていたマスコミ各社が報道しなくなってきていることからも、報道規制などがかかって犯人に大いに近づいてきているという可能性も考えられる。しかしこの事件には謎が多く、決定的な証拠を掴めていない限りこういった事件は未解決に終わることが多い。事件から一ヶ月経っても埒が明かないようだと、その可能性は高くなると言われている。

(犯人像)

普通に考えれば、この事件は夫婦あるいは旦那などに強い怨恨を持ったものの殺人目的の犯行だったのではないかと考えられる。しかし不可思議な点も多く、単純に怨恨による殺人とは断定できない。ただし怨恨にしろそうでないにしろ、夫婦を殺すことで何かしらのメリットを生じる人間の犯行・あるいはそのものから依頼されたものが起こした殺人事件ではないかという線が強い。

もし奥さんが警察に通報していなかったら、どうなっていたのかは定かではない。しかし子供達に対しては手加減が感じられ、世田谷の事件のような、快楽殺人者ではないように思う。両親の顔にも傷が見られたということだが、人を壊してみたいという類の犯人ではなさそうだということ。世田谷の事件を参考にした可能性はあっても、同一犯が再び事件を起こしたということではないのではないかとみている。ただし周りから隔絶された場所にある家で、家族が動機もわからず襲われたという構図は、極めて世田谷的な事件だったと言わざるえない。この事件独特の不気味さは、世田谷の事件にとても似た臭いがする。

スポンサーサイト



少年犯罪との類似点

私は、世田谷一家殺害事件を、10歳~20代前半の若者による快楽殺人だと捉えている。そこで今回は、凶悪犯罪を起こす少年少女 について、その傾向をまとめたサイトがあったので、そちらを参考にさせて頂き話を進めて行きたい。

少年少女の犯罪と多く向き合ってきた著者によると、加害者に共通する8つの特徴があるのだという。そのことを前提に世田谷一家との関連性を探ってみたい。

1、周囲から「真面目な子」と見られていた点

凶悪事件が起こると、必ず近所の人へのインタビューに出てくるのが、挨拶をしてくれるような礼儀正しい子だったとか、本当に普通の子でこのような事件を起こすようには見えなかった とお決まりのようにきかれる。確かに、見るからに札付きの悪が、このような事件を起こした記憶が逆に思いつかない。

これに関しては、札付きの悪は普段から不満を外に放出する機会が多く、短絡的な暴力事件は起こしても計画的な大量殺人などは起こそうという発想に陥り難いからではないのだろうか? むしろ世間的に問題行動を起こしていない子ほど、内に鬱憤を溜めこんで、それが歪んだ形で暴発させるという危険性をはらんでいるのかもしれない。

あともう一つ注意しないと行けないのは、近所の人や加害者を知る人間が、加害者のどの時期のことを言っているのかということにも左右される。最近は見かけたことがなかったとか、必ずしも容疑者の近況を語っているとは限らず、小さい頃の話をしているだけなのかもしれないということである。そのため加害者の変化に、気づいていた人は少ないのだろうと。

2、 対人コミュニケーションが困難であった点

むしろ加害者と日々間近に接しっていた人間にとっては、もっと別のイメージを持っていた人も少なくはないのだろう。例えば 外見は普通に見えるが、社会性がなく、コミュニケーションが取れなかったとのことだ。事件の1カ月前に女子中学生をターゲットにしたわいせつ行為で失敗したため、さらに弱者である小学生を狙ったとみられている。 なんて話が、ここでも出てくる。今回のカリタスの刺殺事件に限らず、世田谷の事件においても、犯人の標的が、小学生低学年の女の子 にあったとしても不思議ではないのだ。

また多くの凶悪少年事件では、思春期以降に仲間集団や異性への関心が高まったものの、対人コミュニケーションが難しく、相手の気持ちを理解し、自分の気持ちを伝えたりすることがうまくいかずに接近方法を誤って不適応を起こしてしまうケースがほとんどだった。

世田谷事件に関しても、異性への気持ちは高まったものの、それが性欲という形よりも人を壊したいという破壊衝動へと歪んだ形に発展してしまったのではないかと私はみている。そこには、母親か姉か妹など女性の家族に虐げられてきた背景があったのではないのだろうか。それが、女性陣に対する執拗な攻撃にも現れていたのではないかと。

3、身近な社会的弱者をターゲットにする点

今回のカリタスの事件に限らず、過去の多くの凶悪事件では顕著にこの傾向がみられる。世田谷の事件も、みきおさんこそ成人男性ではあるが、あとは奥さんと子供2人であった。私はこの事件が起こった背景の1つに、みきおさんがそれほど屈強な男性ではなく、むしろ小柄な体格だったからというのが要因にあったのではないかとみている。このぐらいの体格の男性ならば、自分でも倒せるという自信が犯人の中に芽生えたのかもしれない。もしそうでなければこの事件は起きなかったか、みきおさんのいない時に事件が起きたのではないかと思えるのだ。しかし一家全員が揃っている時に起こしたのは、、幸せそうな家族をめちゃくちゃにしたい という大前提があり、一家全員が揃っていることが犯人の事件を起こす重要なファクターだったからだと考えられる。そうでなければ、ここまで悪条件が揃う中、無理に決行した意味が理解できない。もう一つは、20世紀の最後までに、こういった事件を起こすということにも重きを置いていたのではないのだろうか。

4、刺激的な映像などに影響を受けている点

すぐ凶悪事件が起こると、ゲームやアニメとかと結びつけたがる傾向は個人的に好まない。しかしこういったものに限らずとも、刺激的なものが事件を誘発としたと思われる節は世田谷事件にもある。それは、過去に放送されていた一家殺害をテーマとしたドラマや舞台に映画や小説など、犯人が好んでみていた可能性があるということ。それが少なからず、犯人の行動に影響を与えてなかったとは言いきれないだろう。

5、事件に対して反省の態度が見えない点

世田谷の事件では、被害者を殺害後も執拗に刺し続けていた。遺体があるすぐ横でパソコンをいじったりアイスを食べたりという行動からは、世田谷事件の犯人も人を殺したことによる動揺は微塵も感じられない。しいて言えば、遺体を見えないように上から衣服などをかぶせたことが、唯一みられるそれらしい行動だろうか? それも一概に、反省から出た行為とは断定できない。

6、 事件後の行動が「頭隠して尻隠さず」であった点

世田谷の事件では、自らが手を怪我して血液を残してしまったのは誤算だったのかもしれない。しかしその後は、指紋を現場に残したり、身元の特定に繋がる可能性もありえた大量の遺留品を現場に残している。発覚を恐れている反面、そうとは到底理解しがたい行動をとっているのも、非常に過去の少年犯罪と共通するものがある。

7、殺人にまで至る大きな事件の直前に、重要なシグナルがあった点

世田谷の事件においては、現場近くで事件前1年余りの間に、たびたび動物虐待事件が報告されていた。もちろんこれが、加害者によるものだったのはわからない。また事件現場からすぐ近くにあったNTT寮には、そこの子供に危害を与えるという脅迫状が送りつけられていて、運動会の時には警察が警戒していたとの話も近所の人の話として残っている。また実際に礼君の通う保育園の掲示板には、赤いスプレーで真っ赤な文字(血を模したような)でメッセージが書かれていたといわれている。また黒ムツさんによる例の書き込みも、事件前の重要なシグナルだった可能性も捨てきれない。

さらに著者が記すように、行動の結果が予想したものと違ったり、未遂に終わった場合は不満を感じ、こだわりがさらにエスカレートしていってしまう傾向がある。そして「何がなんでも完遂しなければ」という強いこだわりに変わり、抑制が効かず、感情が抑えきれなくなって大きな悲劇が起こっている。 というのが、世田谷の事件でも当てはまるのかもしれない。というのは黒ムツさん二度目の投稿では、犯行の動機は動物虐待の現場を家族に見られたからだと書かれていた。もちろんその書き込みが信用にたるものかは微妙だが、まんざらありえない話でもないだろう。動物虐待を目撃され目的を達成できなかったことを逆恨みし、この家族をターゲットに切り替えたのかもしれない。

8、家族がシグナルを察知していても行動に移せなかった点

地蔵に関しては、容疑者の家族が置いたものではないかというストーリーを、警察は長らく描いていた。というのも、事件から100日目の朝、地蔵を拝んでいた人がいるとの通報で地蔵の存在が発覚したから。おそらく警察は、それがどんな人だったのか通報者の情報から把握していたのではないのだろうか。そこから地蔵を置いたのは、容疑者本人ではないと判断していたのかもしれない。

それが事件から5年後の追悼集会で、女性捜査員が容疑者家族にむけて「誰が犯人かわかっているのでしょう。罪を償い、裁きを受けてこそ、家族の新たな道が開かれるのではないのですか」との呼びかけに繋がっていったのではないのだろうか。少なくても警察は、事件前に何かを起こす予兆を感じていたかは別にして、事件後には事件との関わりを家族が気づいていたとみていたのではないのだろうか。

genba 4

(玄関の侵入を許したのか?)

さて話は変わりますが、犯人が何かしらの理由をつけて玄関からの侵入を試みたのかどうか?ということについて検証してみたいと思います。先日更新したものに、アポ電の犯人は動物の死骸が転がっているといって家人に玄関を開けさせたということを書きました。警戒心が強かったとみられる みきおさんが、年末の深夜に尋ねてきた見ず知らずのものに対し玄関を開けて侵入を許す可能性などあったのだろうか?

さて上記のCGは、先日警視庁が作成した事件現場を正面から再現したものです。仮に深夜玄関から誰かが尋ねてきた場合、宮沢家は玄関横の窓から、どんな人物が来訪してきたか見られる作りなってました。雨戸がない作りなので、そこで確認してから応対しようとしたはずなのです。警戒心が強かったと思われる宮沢さんが、そう易易と玄関の扉を深夜に開けたとは考え難いわけです。さらに警戒心が強い人ならば、玄関ではなくこの玄関横の窓を通して、やりとりをしたかもしれません。

もう1つは、新聞を配っていた配達員の証言によると、この家の玄関前のポストには防犯灯がありパッと人を察知すると明るくなる作りになっていたといいます。すなわち、みきおさんがパソコン作業をしていると、玄関付近に人が近づけば暗闇が明るくなって人の存在に気づく仕組みだったようなのです。ですから知らない間に、玄関をこじ開けられた可能性も低かったのだろうなと。また犯人にしてみれば、そのような作りになっている家に対し、玄関から侵入しようとは考えなかったのではないかと私は思うのです。まして玄関側には、向かいの家の目や隣の家の存在もありますから。宮沢家への侵入を考えると、自然と家の裏側である公園側に意識が傾くことがわかります。公園側からみれば、第三者でも堂々とこの家の状況を見続けることができたからです。現場にゆくと隣の公園には高台があり、きっと犯人もこの場所から 宮沢家のことをじっと伺っていたのだろうなと思えてきます。

過去何度もいろいろな観点から侵入の状況を考えてきましたが、やはり家の裏側から犯人が侵入したとしか思えません。そしてこの事件は、この時代に頻発していた「キレる17歳」の事件に影響されたり、「大分の一家殺害事件」などに触発された若者による犯行だったのではないかと私は考えてしまうわけです。

アポ電強盗との類似性

すでに3人組の犯人が逮捕された事件ではあるが、世田谷一家の現場の状況と江東区で起きたアポ電強盗の現場が非常に類似することが多く気になっていた。その幾つかの共通点について、今回は考えてみたい。

(主な共通点)

1,部屋中が荒らされていたが現金が残されていた

2,電話線が切られていた

3,事件に使用されていた包丁が残されていた

4,土足痕が残っている


1,部屋中が荒らされていたが現金も残されていた

家中の棚や引き出しに押入れの引き戸まで外してを物色した割には、現金130万円の入っていた封筒に20万円の入っている財布などには手をつけられていなかったという。三人もの男が事件に関わっていたにも関わらず、金庫をそのまま放置していったりと本当に強盗目的の現場だったのかさえ疑問が残るのだ。これは、世田谷の事件でも長時間現場に留まり家中の引き出しなどを物色した割に、一階の本棚付近にあった6万1千円の現金や冷蔵庫横の封筒に入っていた現金には手がつけられていたなかった。しかし世田谷の事件では、財布の中にあったと思われる紙幣は抜き取られており、15万円相当が無くなっていたことが明らかになっている。

ここで考えられるのは2つで、さっさと一定額の現金を手に入れたので早めに現場を去った可能性(しかし家中を物色していた)。もう一つは、本当は別の目的があったのかもしれないということ。

2,電話線が切られていた

これは、家人が外部との連絡を遮断するために行ったものと考えられる。世田谷の事件でも同様の手口が見られており、世田谷の事件が計画的に行われた犯行だったことを物語っている。

ただし通報を恐れたのは、このアポ電事件の場合は元来は強盗目的で通報を遅らせるための可能性があり、殺人は偶発的に起きたのではないかということ。それは、家人を縛って何かを聞き出そうとしていたからだ。しかし世田谷の場合は、一人の犯人に対し4人の家族という構図から、誰かを襲っている間に通報されるのを防ぐためだったのではないかと、その違いが考えられる。世田谷の場合は、家人全員を殺害するという明確な目的が最初から感じられる。

3,事件に使用されていた包丁が残されていた

このアポ電強盗では、あらかじめ包丁は持ち込まれたものではなかったのだという。すなわち家にあった包丁を脅しに使用し、それが自宅のテーブルに残されていたのだという。世田谷の事件では、犯人が持ち込んだと思われる包丁と、それが使えなくなると台所をにあった家の包丁を使用し、殺害後台所に置いて逃走している。証拠となりえる包丁を置いていったのは、このアポ電強盗の場合家にあったものを使用したからだと考えられる。

4,土足痕が残っている

世田谷の事件では、中二階の踊り場付近から突然土足痕が始まっているので、血で滑るのを避けるために後から靴を履いたのではないのか、あるいは中二階の窓から侵入したからではないかという意見が出ていいる。常識的にみて土足痕が残っているということは、招かれて家に入ったのではなく犯人が侵入して押し入ったことを示している。あらかじめすぐに逃走することを前提に、靴を脱ぐことをしていないのだろう。

(違う点)

1,家人を縛っている

2,証拠の隠滅を図っている


1,家人を縛っている

手荒な犯行ではあるが家人を縛っており、現金のありかと聞き出そうとした可能性が考えられる。現場で突然襲われた世田谷の事件とは違い、犯人達の目的が現金である可能性が高いということ。世田谷事件でも礼君だけが窒息なのは、犯人が礼君を人質にして、何かを聞き出そうとしている間に偶発的に死んでしまったからではないかという話もある。しかし現場の状況から考えると、それは考え難い。というのは、家族に脅すのであれば礼君に包丁を突きつけるのが常識的で、殺害まで時間のかかる扼殺(首を絞める)という方法を家人の前で行うとは考えづらいからだ(片方で口を塞ぎ・片方の手で首を絞めている)。

2,証拠の隠滅を図っている

インターフォンを破壊し持ち去っていることを考えると、明らかな証拠の隠滅を図っている。しかし世田谷の事件では、むしろ物証を残すことで、捜査の撹乱もしくは自己顕示欲を示そうとしていたと考えられる。これは、犯人の思考が全然違う。アポ電は単純に捕まりたくないからだと考えられるのに対し、世田谷では捕まえられるものなら捕まえてみろという挑発的な行為にすら感じられる。もしくは多くの物証は、偶発的にあるいは何かしらの理由で残されてしまった可能性も捨てきれない。もちろん世田谷の事件でも、犯人に繋がる証拠を持ち帰った可能性も捨てきれないが・・・。

(検証が難しい共通点)

1,事前に電話

2,複数犯の可能性

3,埼玉ナンバーの車


1,事前に電話

アポ電強盗では、事前に現金の有無などを聞き出そうという手口が特徴となっている。世田谷の事件においても、泰子さんのところには事件前に不審な電話が何度かかかってきていたことが、塾関係者や家族の証言から明らかになっている。また不確かな情報ではあるが、使い捨ての携帯(当時は犯罪に使われることが多かった)など発信者不明の通話記録も残っていたという話がある。そういった犯人と家族との、何かしらの接触は事前にあった可能性は捨てきれない。

2,複数犯の可能性

アポ電強盗では、現場を視察していたりと役割分担がなされるなど入念な準備がなされていたという。また世田谷の事件においても、事前に不審な人物や車が相次いで目撃されており、現場に入ったのは一人でも複数犯により役割分担がなされていた犯罪ではないかという見方もされている。世田谷の事件では、事件発生時刻のあたりに、アイドリング状態の黒いセダンが複数の人から目撃されていた。あるいは、隣のぽっぽ公園には若い男がいることが目撃されていたという。それらが、事件と関わっていたのかは明確な証拠は見つかっていないようだが。

3,埼玉ナンバーの車

アポ電で使用された車は、所沢ナンバーの車だった。しかし世田谷の事件でも春日部ナンバーの車が現場近くで目撃されたとされており、偶然の一致なのか背後にいるものが似たようなものなのかは定かではない。またこの目撃情報自体の信憑性は、どうなのか?といった疑問も残る。

(何かしらのヒントが)

アポ電犯罪においては、通話記録が犯人の携帯から発見されていない。あるいは、現場で使われた車が早々処分されるなど、背後に大掛かりな組織犯罪を匂わせるものがある。世田谷の事件と似通った犯行の手口は、強盗によく見られる共通の手口なのかもしれない。しかし犯人の中には、何かしら世田谷の事件など過去の凶悪犯罪について精通していあ人物がいたのではないかという気もしなくはないのだ。世田谷の事件は、最も事件の詳細が第三者でも知ることができる数少ない犯罪だからだ。

(ひょっとすると)

世田谷の事件も単なる強盗目的ではあったものの、家人に騒がれ抵抗された末の凄惨な現場になったのではないかという見方も少くない。しかし私は、世田谷の場合は強盗が主たる目的ではなく、一家の殺人が最大の目的だったと捉えている。また犯行も組織だったものではなく、人を殺してみたいという快楽殺人犯による単独犯(あるいは極少人数)の犯行だと考えている。

しかし犯人の目的や人数は違えど、実は似たようなものが背後にいる組織的な犯罪だったという可能性も完全には捨て去ることはできない。 そのことをアポ電強盗の現場は、教えてくれているのかもしれない。

犯人の心理

私はこの事件を知った当初から、漠然と過去の重大事件と世田谷一家の犯人像がだぶってみえていた。それを 明確に検証して説明してくれている記事を、見つけることができた。この記事が書かれたのは、事件から1年半ぐらい後のもので、当時の空気感が今よりもハッキリ伝わってくる。私もなんとなくそう感じていたことを、実に説得力のある実例をあげて説明してくれているのだ。できればこの内容を明確に理解するのためには、少々長いが 一つ前の記事 から読んでみるとより理解が深まることになるだろう。そこで今回は、この記事に目を通して頂いたことを前提に、特に共感しうる幾つかのキーワードについて考えてみたい。

『人(弱者)を殺して(壊して)自分も死ぬ(壊す)』

事件の詳細を知って、真っ先に感じたのは、女性・子どもなど弱者を狙った殺人 ではないかということ。それは、みきおさんや礼君よりも、泰子さんやにいなちゃんへの殺害方法がより酷いと感じられたから。特に中2階踊り場での凄惨な状況以上に、犯人が最初に二人を襲ったロフトでの状況からをそれを読みとることができる。そこには、にいなちゃんの歯茎がついたままの歯が砕けて転がっていたという。それは早い段階から犯人が、幼い女の子に対し容赦のない危害を加えていたことを意味する。また遺体に残されていた無数の傷の半分は、死後に傷つけられたものだという。ここから考えるに、犯人の主たる目的の一つが、ここに書かれているように、人を壊す遺体の損壊にあったのではないかということ。そしてそれらの行為は、過去の猟奇的事件に多く見られる傾向なのだという。

エスカレートしてゆく虐待

これらの事件の場合、動物虐待など前兆が見られるものだという。そしてそれがエスカレートして行き、やがて人を殺めてみたいという衝動を抑えられなくなる。この世田谷一家の事件でも、現場周辺である祖師谷公園では猫の虐待が幾つか事件前に報告されていた。それは、やはりこの事件と深く結びついていたのではないかということ。仮にだ、もし みきおさんが、大柄な体格の人だったのならば、この事件は起きなかったかもしれないと私は考える。もしくは、みきおさんがいない時を狙って行われたのではないかと。恐らく犯人は、相手が大人でも体格で自分より劣る みきおさん の存在を知り、みきおさん相手ならば自分の目的を達成できると考えたのではないかということ。少なくても みきおさん 自体は興味の対象ではなかったようにも感じられる。しかし犯人の心理には、幸せそうな家族をめちゃくちゃにしたい という強い願望があり、それを達成するために4人が揃っている必要があったのではないのだろうか? 

別の殺害(破壊)方法に興味

もし礼君の絞殺が、物理的・状況的な理由よりも、違う殺害方法 を試してみたいという衝動から出た可能性があるということ。みきおさんの殺害も同じ包丁を使っての殺害でも、上から頭蓋骨に振り下ろしたり、その後も滅多刺してる。これは、最も行為の障害になるであろう みきおさん をいち早く消去したいという気持が強かったからではないかと。そのため 泰子さん や にいなちゃん の殺害のときのような、じっくりなぶり殺すようにして殺害を楽しんでいたフシはみられない。

人の頭部に対する執拗なこだわり

これは、以前からこの事件の話になると話題になること。日本人の場合、大抵は腹部を刺すのが特徴なのだが、この手の事件の犯人はやたら頭部や顔へのこだわりや執着を魅せるのだという。しかし頭部へのこだわりを魅せながらの未解決事件は特異な例で、関連性が疑われている 埼玉の岡部さん親子放火殺害事件や 数年前に起きた 湯河原の障害者女性の放火殺害事件、そして私が最もこの事件との関係性が深いのではないかとみている 豊明母子4人殺人放火事件 など以外は、そのほとんどがすでに解決している。それだけそういった人物は、周辺から浮かびあがりやすいのかもしれない。いずれにしても犯人は、犯罪では珍しい頭部への攻撃・執着が顕著にあらわれているということ。そして殺害後、遺体を損壊するという行為に興味の対象が移っていったのではないのだろうか。

多くの遺留品を残すも、そこから解決に至らない

これらの犯人の傾向として、「かなりの知能犯であり、また周到な準備のもとに実行されているのです。」 とこの作者は述べ、また遺留品からは犯人にたどりつけないだろうと事件から1年半の時点で予見している。実際遺留品を辿っても、16年経っても事件解決には至っていない。

そして事件前から、用意周到に準備を練って事件を起こしたのではないか、そういった不審者の目撃情報は世田谷の事件でも幾つも報告されている。特に私は、黒ムツさんの最初の書き込みは、明確に 世田谷一家の事件の犯行予告 だったとみているので、書き込みのされた、12月27日の時点で殺害を予告し、この事件を起こすことを決意したのではないかとみている。何よりもそれを明確に匂わすのは、隣からみた幸せそうな家族、というワード。すなわち入江家の息子さんの視点から、黒ムツさんの書き込みはされていたこと(年齢も合致)。そのためには、入江さんの息子を以前から知っていた人物、あるいは宮沢家を調べてゆくうちに隣の息子さんのことを知り得た人物だということになろうかと。実はこの事件は、宮沢さん一家 と過去の繋がりのある人物を探すよりも、入江さんの息子の存在を知り得る人物・接点のあった人物 そこから辿った方が犯人に辿りつけるのではないかとさえ私はみている。

黒いハンカチや六という文字へのこだわり

この手の犯罪には、自分なりの神がおり独自の信仰・こだわりが観られることが多々あるということ。それは、この事件においても黒いものへの執着、六 という文字への関連性が見え隠れしている。警察が地蔵にこだわるのは、その関連性に気がつき 地蔵の裏に 六 という文字が彫られていたことも大きかったのかもしれない。ただしこれらは偶然なのかもしれないので、そう決めつけるのは危険かと。ただしそういった独自の信仰があったのかまではわからないが、黒という色と六という数字に、強い関心があった可能性は否定できない。

犯人は近隣住民

もしこの犯罪が、この時期に多発した 17歳 前後の少年犯罪だった場合、事件は現場近くに住むものによる犯行だった可能性が高まる。それゆえ警察も、そういった犯罪だと考え、現場近くに住む若者の犯行 という捉え方をして捜査を進めてきたのだろう。当然この事件をこの時期多発していた少年犯罪の一貫として捉えてみれば、警察がそういう判断をしたのは極自然のことだったように思う。

犯人は殆ど引きこもりのような生活?

「てるくはのる」の犯人も「酒鬼薔薇聖斗」もの犯人も、ほとんど外出しなかったために、周囲からまったく疑われることがありませんでした。どうやら家族でさえ、気がついていなかったようです。

と述べている。しかしこの作者は、次のようにも述べている。「また、いつまでも捜査が長引けば、同じ犯行が繰り返される可能性があります。猫殺しと同様に、人殺しも、一度では終わらないからです。何としても新たな犠牲者が出る前に、解決しなければなりません。」 と。しかし16年もの間、この事件の犯人と明確に類似したもの、関連性が深いと思われる事件は起こっていない。そしてこういった犯人は自己顕示欲が強く、必ず犯罪をエスカレートし繰り返してゆく傾向がみられるからだ。

そう私が最もこれらの犯人像を考える時に引っかかるのは、似たような事件がその後殆ど起こっていないということ。そして何かしら類似した事件を起こしているのならば、必ず現場から検出されるであろうDNAから一致するものが出てくるはずなのだ。それがないとすれば、この方向から犯人を考察するのは誤っているのか、あるいは 犯人はすでに自分を壊す(自殺している)という行為に走っているのではないかということになる。

(見解の違い)

ただしこの記事を読んで一つ、私の見解と大きく異るものがある。それは、最後は自分を壊す という部分。この手の犯人は、目的を達成することで自己完結し自殺に走ることが多いと他でも訊く。しかし私はむしろ逆の印象で、ほとんどが極力見つからないように最善を尽くし、捕まるまで生きていることが多いということ。命を絶ったものの多くは、捜査が自分に近づいて逃げ通すことができないと思ったときではないかと。もし世田谷の犯人が命を絶っていたとするならば、捜査が犯人に物凄く迫っていた。もしくは、家族など第三者に事件のことを悟られてしまったとしか考えられない。しかしそういった時でも自殺では、事件性を考慮し警察は遺体の指紋やDNA情報などは採取していたと思われる。特にこの事件があった後は、警視庁管内の自殺者に対する情報収集は入念に行われていたのではないかと。そこからも浮上してこないということになると、日本国外、警察の捜査の及ばないところに死体がある、まだ見つかっていないなどの理由がないかぎりは、犯人が命を絶っているという可能性は低いのではないかと。ただしこの事件が組織だった複数犯による犯行だった場合は、逆に明確な証拠を残してしまった実行犯は消されている可能性があるとみるべきではないのだろうか? そしてその遺体は、未だに発見されていない場所にあるのかもしれない。

(ただし)

この事件の状況を見れば、過去の猟奇的殺人と犯人が明確に重なってみえてくる。これはスケボーと関係していた人物 と同じぐらい関連づけたくなる。そして警察も、この方向性から犯人を絞り込む作業をずっと行ってきたのだろう。それでも、16年経っても犯人までたどり着けなかった。スケボー関連からも、この手の類似する犯人像からも。

犯人が捜査陣の上を行き、あえてそう導くように現場を偽装したのか? それともこの方向性の先に犯人はいるものの、何かしらの理由で捜査の網をすり抜けたどり着けなかったのだろうか?

湯河原の事件との類似点

先日湯河原で起きた 鉄パイプによる女性殴打事件 が、極めて 世田谷一家殺人事件 と似ているのに驚いた。もちろんこれが、世田谷一家の犯人と同一犯によるものだとは単純には思わない。しかしもしこの事件の犯人が捕まれば、類似点の多い事件だけに、世田谷一家の犯人像にも、大いなるヒントになるのではないかと考えている。

(事件概要)

神奈川県湯河原町の住宅で女性が殺害され、遺体の後頭部には目立った傷がないことが新たにわかり、警察は女性が就寝中に襲われた可能性が高いとみて捜査を進めているとのこと。

 この事件は、今月21日、湯河原町の住宅で火事があり、この家に住む平井美江さん(66)とみられる女性が寝室のベッドの上で遺体で見つかったもの。遺体は額に包丁が刺さっていたうえ、顔などに十数か所の傷が。また、抵抗したような形跡もないことから、警察は、女性が就寝中に突然、襲われた可能性が高いとみています。また、火元の居間からは灯油がまかれた跡も見つかっていますが、警察は、犯人につながる遺留物の捜査を進めているとのこと。

(世田谷一家との共通点)

1,頭部に刃物が深く刺さっていた

2,頭部以外にも複数の傷があった。

3,被害者に障害があった

4,犯人が170センチぐらいだった

5,手ぬぐいで顔を隠していた

6,家はすべて施錠されていた


など様々な類似点があります。これだけ見るとその程度かと思いますが、額に差した包丁は、柄のところまで深く刺さっていたとか、顔が判別できないぐらい激しく殴打されていたなど、単なる強盗殺人だけではどうも語れない犯人の異常性が浮かび上がってきます。

(関連しているのか?)

この事件の6時間前に、現場からほど近い場所で 鉄パイプを持った男に男性が襲われています。被害者は殴られる前に、犯人と30分近く会話をしており、その目撃情報から

・20~30代
・身長170センチぐらい
・筋肉質でやせ型
・灰色っぽいパーカ
・手ぬぐいで顔を隠していた


もしこの犯行が同一犯だとすると、非常に有力な情報になります。世田谷一家との違いは、全く計画性に乏しく、かなり無作為に、この地域で強盗殺人を起こしたのではないかと推測されることにある。

しかし仮に今まで推理してきたように、世田谷一家の事件が、実行犯と主犯などに別れていた犯罪だとすれば、実行犯というのは、何かこの犯人と似た系統の人間だったのではないか?という気がしてくる。

事件から15年。主犯はすでに亡くなり、実行犯だけがまだ生きていたとしたら。私の推理の中でも触れたように、犯人が当時未成年だった可能性やメンタルに問題を抱え特殊な施設に隔離されていた人間が、何かしらの理由で外に出たなどの可能性も考えられなくはない。しかしこの湯河原の事件は、極めて単純な図式の強盗殺人に思えてくる。防犯カメラなどにもいろいろ写っている可能性もあり、常識的には早い段階で捕まりそうなものなのだが・・・。しかし世田谷一家の事件直後も同様の空気が流れているところも、なんとなく似た臭いのする犯罪だ。

この事件が解決すれば、何かしら世田谷一家事件の犯人像に迫れるのではないのだろうか?
カレンダー
04 | 2021/05 | 06
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール

monazite

Author:monazite
世田谷一家殺害事件 の犯人像について、モナザイト の主観で事件を考察します。

最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
カテゴリ
負け犬の遠吠え
FC2拍手ランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR