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世田谷一家殺害事件を考えるにあたり

私は、事件発生以来14年近く、この事件の存在を知りながらも、詳細を知ろうとは思いませんでした。元々私自身に、「未解決事件」を考察する趣味や「推理小説」に興味を示したり、「凶悪事件」に関心を持つ人間ではありません。これ以外に関心を示した事件は、「3億円事件」や「グリコ森永事件」ぐらいでしょうか。

たまたまテレビで「世田谷一家殺害事件」の特集番組をみたのがキッカケでした。被害者家族に対する特別な思いや犯人を逮捕したいという正義感があるわけでもなく、何か釈然としないこの事件に対するモヤモヤした気持ちを、少しでも整理できないかと思ったわけです

そのため私は、他の事件に対して詳しいわけでも捜査方法を熟知しているわけではなく、素朴に素人が感じたことを述べてゆきたいと思ってる次第です。この事件の詳細は ウキペディアにある「世田谷一殺害事件」などを参照して頂き、ある程度事件に対する予備知識があることを前提に話を進めてゆきます。

過去の記事の一覧は、こちら から。

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宮沢家のニ階部分

宮沢家の内部公開についての印象・第二弾。今回は、中ニ階や二階部分中心にみてゆきたいと思います。ただ冒頭の部分は、前回書き忘れたので、1階部分の続きからになります。



(みきおさんは階段から落ちたのではないのか?)

事件当初の報道では、みきおさんと犯人は中ニ階で対峙し階段下まで落とされたのではないかと言われていた。しかしその後、みきおさんが犯人と対峙したのは、1階だったことがわかってきた。私は、犯人が階段の途中でみきおさんが階段に上がろうとした時に出くわしたのではないのかと考えている。しかしみきおさんは、犯人に包丁をよこすように説得しようとして近づき、数段昇ったところで最初の一撃を食らったのではないかと。その理由は、階段4段目にみきおさんの履いていたスリッパの片方が残っていたから。もし一階でもみあって2階に逃れようとした時に脱げたものならば、スリッパはすでに1階でもみあった時に脱げるか、もし2階に逃れようとしたみきおさんを犯人が下から刺したのならば、犯人に下から引きずり降ろされスリッパはあのような形では残らなかったのではないかと思うのだ。そのため最初は、不意に包丁を振り下ろされたことで後ろに倒れるように階段4段分ぐらいから、下に落下したのではないかと私はみている。また一橋氏の書物の中には、階段下の壁には大きな力でぶつかった跡が残っていたと記されていたが、公開された壁の映像を見る限り特に大きな減っ込みやその痕跡は見当たらなかった。

ただこの現場、コンクリートむき出しの部屋と壁紙が貼ってある部分とに別れており一貫性がない。これは、警察が証拠保全のために、それらしい部分は切り取って持っているのかもしれないということ。みきおさんが倒れていた一階階段下付近には、残念ながら事件の痕跡を感じさせるものは残っていなかった。

(引き出しがない)

犯人は一階階段下にあった物入れの引き出し(納戸のものではない)一段を持ち出し、それを中ニ階まで運んで上がったことがわかっている。そしてその中身を、浴槽の中にぶちまけた。ここまでは知られた話だが、今回新たにわかったのが、子供の部屋の引き出し1つと、リビングの引き出しが1つ無くなっているのだ。

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子供部屋の引き出しの一段(引きだし2つ分かもしれない)がない理由はよくわからないが、考えられる理由としてはここにあった衣服を犯人が泰子さんやにいなちゃんの遺体の上に被させたからではないかと。しかしひょっとするとこの段の中身に対し、犯人が興味を示していた可能性もあり、そのためこの段の中身を全部証拠保全として警察が保管している可能性もある。

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そしてもう1つ引き出しが無くなっているのが、2階リビングの食器棚の引き出しである。ここの引き出しの様子は、事件発覚当初の警察の現場写真からも、この引き出しが引き抜かれていたのが写っている。

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上記の写真だとわかり難いのだが、引き戸の下の一段が抜かれており、その空いたスペースにものを犯人が置いたものと考えられる。それは引き出した段のものではなく、その下の段に入っていたものを引き出しを抜いてから、そこに置いたのではないのだろうか。引き出しを抜いてもなお探しものが見つからず、下の段もあさりその空いたスペースに置いていったのだろう。元々はちゃんと引き出しがあったことは、生前の家族写真からみてわかる。この空いたスペースにまでものを並べていたことからも、犯人は隠蔽工作で部屋を荒らしたわけではなく、何かを本気で探していたのではないかと感じられるのだ。

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一家の食卓の上には書類などが散乱していたようなので、その引き出しの中身をリビングのテーブルの上にぶちまけたのかもしれない。そのため浴槽の中にぶちまけた引き出し以外にも、他に2つの引き出しを抜いて何かを熱心に探していた、あるいはその中身をぶちまけた可能性があるのではないかと。この部屋で探したものの可能性で高いのは、止血道具。というのは、テーブルの上には絆創膏などの医療品を入れていたと思われる缶が置かれていたらしいのだ(指紋がそこにも残っている)。しかしその後も、何か別のものを探し続けていたのかもしれない。初期の報道を見る限り、犯人が熱心に選別していたものは泰子さんの経営する公文教室の名簿関係ではないかとされている。

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(些細なことだが)

公開時は食卓のテーブルが縦長になっているが、事件当時は横長で配置されていたのではないのだろうか。それは上記の家族写真をみると、子供の椅子が横に2つ並んでいた可能性が高く、礼君とにいなちゃんが並んで写っているからだ。これはおそらく、現場を整理する段階で、ダンボールなどを積み重ねると動線が確保できないので、テーブルの向きを警察が動かしたと考えられる。まぁ事件とは直接関係もないことだと思うが、現場を再現した各局のCGや警察が作成した3D模型などでもテーブルは横向きになっていた。ちなみに写真手前の壁側のテーブルの前には、犯人が飲んだのに使ったと思われるコップが(ここにも指紋が付着)テーブルの上に残されていたのがテレビ朝日が作成したCGには描かれていた。そしてその隣の椅子には、犯人が残していった遺留品などが置かれていたようなのだ。犯人は手前壁側の椅子に座って、傷の手当なり書類の選別などを行っていたのかもしれない。おそらく食器戸棚側の椅子は、抜いた引き出しなどのものが散乱していて座り難いような状況だったからこそ、わざわざ奥の椅子に座ったのだろう。ここで大事なポイントは、おそらくわざわざ奥の壁側に座ったのは、遺留品が先に手前の椅子に置かれていたからではないのだろうか。すなわち遺留品は、やはり家族を殺害する前から、この椅子においてあったものと考えられる。通常人間の心理としては、誰もいないのであれば、より出やすい手前側の椅子に座る傾向が強いからだ。そして遺留品を隣の椅子に移さなかったのは、この遺留品をあらかじめ置いて行くという明確な目的が当初からあったからではないのだろうか。

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あと気になったのが、事件発覚当初の写真で食器戸棚の引き出し下段の横に、何かコンセントみたいなものが見える。これは、形状からしてコンセントではなく電話線を引き入れているようにも見えるのだ。礼君が使っていたと思われる子供用の椅子の後ろの壁紙が剥がれているのは、ここに電話機が備え付けられていたからで、犯人が引きちぎったと言われる電話機がここにあったのではないかとも想像できるのだ。というのも、この家の二階に電話があったとされるが、それらしい設置場所が他に見当たらないというのもある。そして引き出し横に白く長細い形状のものが落ちているが、これがひょっとすると電話の子機なのかもしれない。

(浴室)

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シャワーの横に何か滴っているような跡は、事件当時の血痕のあとなのか? それとも長年の歳月で、何か染み出してきた跡なのかは定かではない。今回みて感じたのは、浴槽から窓までの高さが思ったよりもあったこと。以前、にいなちゃんと礼君がお風呂に入っていた写真をみたときは、浴槽の上~窓までは子供の頭ひとつぶんぐらいに見えたが、それなりに窓までの高さがあることがわかった。犯人がこの窓から侵入したとしたら、かなり身体を垂直に滑り込ませる形で入ったことになると感じた。よく家族に気づかれずに入れたものだと、改めて驚いた(礼君には気づかれたのかもしれないが)。

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もう一つ気になっているのは、家の中からみて左側の窓を開けていること。これは単に通気の問題でこのように開けていたのか? 事件当時このように窓が開いていたということを現すために、片方開けてあったのか? 私のイメージだと、逆の窓を開けたものだと思っていた(進入時の再現実験では右側でした)。深い意味はないのかもしれないが、確かに左側の窓を開けて逃走した可能性はある。というのは、事件発覚当時右側の窓の下の湯船の蓋が半分開いた状態で書類がバラまかれ、足元が濡れないためにも反対側の窓を開けた可能性も捨てきれない。まぁ実際の状況がどうだったのかは、捜査本部は把握していることだろうが。なぜこれが問題なのかというと、網戸の置かれていた場所と落下した場合の位置関係を考える時に重要な要素になるので。

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(ハシゴ)

ロフトに続くハシゴの一段目とその下の床には、事件当時の血痕が未だに拭いきれず残っているのには驚いた。そして今回上記の写真を拡大して観てみると、4段目あたりにもその時の血痕の跡ではないかと思われるシミが残っていることがわかった。事前に訊いていたのは、泰子さんの血が下に滴って残っていたという話だったが、そんなレベルではない血の塊が、段の途中には残っていた。これは、ロフトで襲われた時点で、大量の出血があったことを物語っているのだと考えられる。


今回この角度からの写真でわかったのが、おそらく泰子さんの目にはハシゴを降りて行く時に みきおさんが 倒れていたのも目に入ったのではないかということ。そして、にいなちゃんの出血をティッシュで拭っていたほどの余裕があったのであれば、子供部屋で 礼君が倒れていたのも目にしてしまったのではないかと思うと胸が痛む。

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気になるのは、伝え訊いていなかったハシゴの一段目にある大量の血痕。上の図と実際とは遺体の位置が逆だったと思うが、泰子さんが子ども部屋側、にいなちゃんが階段側だったはずかと。すなわちこのハシゴの大量の血痕は、にいなちゃんの頭が、ここにもたれるようにあったのではないかと想像するのは私だけだろうかか? もちろんこれは、警察が血液を鑑定して誰のものだったのかは把握しているのだろうが。本当かはわからないが、にいなちゃんは両手を前で手を合わせるような形(懇願するような)にされて、前に項垂れるように殺害されていたようで、それは犯人によってそういうポーズにさせられた(死後かもしれません)のではないかとも言われている。もしそうならば にいなちゃんは、このハシゴの一段目にもたれかかるような感じで当初は倒れていたのかもしれない。もし意図的に犯人がそのような形を作り出したとしたら、限りなく犯人は快楽殺人犯だった可能性が高まる。

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あともう一つ、もしこの階段の電球が事件当時もついていたとなると、みきおさんと犯人が対峙したかもしれない階段というのは、当日もこのような明るさだったのかもしれません。もちろん当日は、階段の電気が消えていた可能性もありますが。犯人の横歩きの足跡をたどれば、事前に宮沢家の構造がわかって階段を降りていったのか、全くわからずに一階を伺おうとしたのかはわかりそうなもの。しかし中二階~ニ階リビングにも横歩きの跡が残っていたとも言われており、もしそうだとすれば家の構造はあまりわかっていなかった可能性もあります。

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(これって何のコードですかね?)

上記の写真は、1階の入り口付近から部屋の奥に向かって撮影したものと思われます。そこで1つ気になったのが、左側の19のダンボールの後ろから伸びるコードが見えますよね? これって、何の線なのでしょうか? 場所は一階の車庫前の窓の下からケーブルが伸びているように見えます。我が家の場合これって、ケーブルテレビの線かインターネット回線のケーブルがこんな感じで家に引き込んでいます。ひょっとすると宮沢さんの家も、インターネットの回線を車庫前から引き込んでいたのではないかと。

もしそうだとすると、この線をどのように這わせてパソコンまで繋いでいたのかは気になります。最短で繋ごうとすれば、窓から部屋の逆側にあるパソコン机まで、通り道である床にコードを這わせていた可能性が充分考えられるのです。もちろん子供などが引っ掛けることを憂慮して、壁側にグルッと這わせてパソコンまで繋げていた可能性もあります。しかしおばあちゃんが引っ掛けて線が抜いてしまった可能性を考えるとすれば、実はインターネットのケーブルは玄関から入ってすぐの床の上に延びていたのかもしれないということ。それならばおばあちゃんが引っ掛けてしまった可能性は、確かにあったかもしれないと思います。ただしその見解だと、家族のいう遺体発見時刻と警察が想定する時間とに大きな開きが生じる(30分ぐらいは)矛盾が生まれるのです。

(まとめ)

1,階段下には、みきおさんが階段から落ちた痕跡は見あたらない

2,子供部屋と居間の引き出しが一段ずつ見当たらない

3,食卓のテーブルの近くに電話機があったのではないのか

4,お風呂の窓は、実は左側が開いていた可能性

5,ハシゴの一段目の大量の血痕はにいなちゃん?

6、車庫前の窓から伸びているケーブルがインターネット回線では


というのが、今回の現場公開で感じたことでした。

宮沢家の一階部分

先日、宮沢家の取り壊しを警察から打診された遺族が、事件現場を報道陣に公開する運びとなった。そこで今回は、現場をみて新たに気がついたことを書いてみたい。



(玄関の鍵)

宮沢家の玄関の鍵は、MIWA製の特殊な鍵だったと言われている。そこで今回、杏さんが玄関を開ける時に注目してみた。キーは縦穴式で、一度左に55℃傾けてから元に戻すと開くというタイプではないかと思われる。おそらく私の勝手な推測だが、これは 1998年(平成10年)に発売された MIWA製の 「JNシリンダー(リバーシブルピンシリンダー)」という、かなり防犯性が高いタイプだったのではないかとみている。

そのことが何を意味するかというと、犯人がスペアキーを作って玄関から侵入したのではないかという説を否定することできるからである。というのは、この鍵は複製が極めて困難で、スペアキーを作るためにはメーカーに受注してシリアルナンバーが刻まれたものになるのだ。もし第三者がそんなことをすれば、すぐに足がついてしまうということ。容易には、ピッキングをしても入ることは難しかっただろうということにもなる。何かしらの理由で宮沢家にあった鍵を入手しない限りは、第三者が玄関から鍵を開けて侵入することは無理だったろうし、また鍵穴からはそうした痕跡も見つかっていないのだという。

もう一つ大事なことは、1990年にこの家を新築したときにはこの鍵は世の中に存在していなかったということ。すなわち宮沢家は、何かしらの理由で玄関の鍵を防犯性の高いものに変えていたことが伺われる。最も考えられる理由は、発達障害の礼くんが知らぬ間に友達の家に向かおうとして出ていってしまったことがあったそうな。そういうことを防ぐ意味で、家のドアを変えたのではないのだろうか。もちろん、不審者の陰をたびたび感じていた家族が、あえて防犯のために変えた可能性も捨てきれないのだが・・・。

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(玄関左側の壁)

玄関を開けてすぐの、左側の壁紙の上に何か紙が貼られているのにお気づきだろうか? 実は、事件後はじめて杏さんが現場を訪れた時の映像に、玄関を開けた時に壁が壊れ断熱材がむき出しになっていたのをニュースでみて驚いたことがあった。おそらくそれを、警察が補修した跡なのではないかとみている。上記の画像は現場のものではないので、それらしい画像をイメージで載せてみたが、こういった感じで(実際もっと小さいが)中身がむき出しになっていたと記憶する。

これは事件から月日が経って、単に家の壁髪が劣化して剥がれてきたからだったのか? 私には何か、警察がここの壁に証拠となりえるものがあって、壁紙こと捜査資料として保存するために剥がし取ったのではないかと推測している。それが犯人の指紋だったのか? 何かの血液だったのか? それともメッセージ的なものが残されていたのか? は定かではない。私が以前みた映像は見つからなかったが、やはりあれは幻ではなかったのではないかと思えてくる。

(玄関の電灯は入ってすぐ右側)

杏さんが手慣れた感じでパッと手を伸ばし、家の中の電灯をつけたのがわかった。実は、事件発覚前の3時ぐらいには近所の人の証言では電気はついておらず暗かったとされている。あるいは、朝方新聞配達にきた配達員も暗かったと証言していたという。しかし事件発覚し警察がかけつけたときには、玄関の外灯はつけっぱなしになっていたのだ(事件後まもなく撮影したと思われる警察の写真から確認できる)。

もし犯人が電気を付けたり消したりしたならば、この入口まできて電源をいじったはずなのだ。ただ暗くなった玄関を犯人がわざわざつけたのであれば、それは暗い時間に玄関から逃走したことも考えられる。しかしこれは、第一発見者であるおばあちゃんや入江家の人たちなど、あとから入った人間が付けたものではないのだろうか。わざわざ暗いなか電気をつけて、目撃されやすくして玄関から犯人が逃走したとは考え難い。ただし犯人が玄関から逃走した場合、鍵穴が真っ暗だと見えないので鍵を施錠するために明るくして逃走したという可能性は捨てきれない。その場合、発見を少しでも遅らせる意味合いがあったということになる。ただし第一発見者の泰子さんのお母さん(おばあちゃん)が家に入ったのは、午後10時過ぎ。この家は日中から、部屋の電気をつけないといけないほど暗い作りだったかどうかは、実際に行ってみないとよくわからない。日中に電気をつける必要がないぐらい光が差し込むのであれば、逆に明るくなってから電気をつけたことに疑問が残るからだ。

あともう一つ大事なことは、玄関の鍵以外に入り口にチェーンだかの補助鍵らしきものがあることに気がつく。遺族が玄関の鍵の開閉のみで入れたということは、事件発覚当時ドアチェーンはかかっていなかったことにはなる。普段から宮沢家は、ドアチェーンをかける習慣があったのかどうか? もしあったならば、なぜ当日はかかっていなかったのか? 可能性があるとすれば、犯人が玄関から逃走して、鍵をかけた場合である。そしてあとから、浴槽の中に鍵を投げ込むという非常に面倒なことをしたことになるが、それはちょっと考え難い。すなわち犯人が、玄関から逃走したのかには疑問が残る。逆に犯人が外から誰かが入ってくるのを防ぎたいのであれば、ドアチェーンをなぜかけておかなかったという疑問も残る。ドアチェーンがあれば、家に誰か入るまでの時間はかなり稼げる可能性があったからだ。そこで考えられるのは2つ

1,犯人が玄関から出て逃走したから

2,そもそも玄関に犯人は近づいていない可能性だ



(内線電話・ドアフォンは2箇所にある)

宮沢家と隣の入江家をつなぐ内線やドアフォンらしきものは、今回の映像で二箇所にあることがわかった。1つは、一階階段下のスペース(子供がシールを貼っていた)。もう一つは、2階の台所の奥にそれらしきものが確認できる。泰子さんが、1階にいても2階にいても出られるようになっていたのだろう。

もし犯人が犯行発覚直前まで現場に留まっていたとしたら、この2箇所のインターフォンが鳴ったはずなのだ。犯人は、現場の電話線を引きちぎったと言われているが、これは内線が鳴ったから引きちぎったのではないことがわかる。2台のインターフォンには壊されたあとが見られないからだ。すなわち引き抜いたのは、2階のリビング付近にあったと言われる電話線を、あらかじめ引き抜いてから犯行におよんだと考えられるのだ。

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ようは、最初に遺留品をリビングに置いたぐらいのタイミングで、外に電話をかけられないように家族を殺害する前に電話線を引きちぎったのではないかと。そこからは、最初から一家を殺害しようとする強い殺意が感じられる。またその一方で、隣の家族に発見される直前まで、現場にいたという可能性はかなり低いのではないかという印象を強めた。ただし電話線を引き抜いたという話が、本当に固定電話の電話線だったのか? インターネット回線の電話線だったのかは定かではない。あるいは、その両方なのか?

(コンセントの位置)

事件発覚直前の10時過ぎにインターネットは接続されており、それから後に何者かによってパソコンの電源や電話線は抜かれていたとされている。そこでコンセントの位置がどこにあるのかで、偶発的に抜けるものなのかどうかは、この事件の謎を探る意味でも重要な問題となっていた。

今回の公開でわかったのは、階段下の部分にはコンセント(インターフォン用の電源は存在していたが)は存在しなかったことがわかった。そしてコンセントがあったのは、一階納戸の入り口付近に確認できた(どうもここにFAXらしきものを置いていた可能性が)。すなわちインターネットに接続したといわれる、入り口側のにいなちゃんパソコンの電源は、おそらくこちらからはとっていなかったのだろう(パソコンからの距離がありすぎるので)。そこから考えるとコンセントがあったのは、パソコンの机の下あたりか玄関の入口正面付近だろうと。前にも書いたが、机の下に電源があった場合非常に掃除機などをかけるのに面倒くさいので、そこにはなかったと考えられる。あるいはあったとしても、延長ケーブルを使って繋げやすい場所に移して電源をとっていただろうということ。机の反対側には備え付けのデッカイ本棚があって電源があったとは考え難い。また納戸の入り口付近に電源があるので、おそらく階段付近には他にはなかっただろう(ただしインターフォンのの電源の下には1つコンセントがあるので、みきおパソコンの電源はこっちからとっていた可能性はある)。そこから考えると電源が他にあったとすれば、玄関の周辺あたりから~パソコンが置いてあった机までの間の壁だったろうと想像できる。警察がおばあちゃんが入った時に抜けてしまったとするのであれば、その付近でないと説明がつかなくなるからだ。

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仮に机の下に電源があったとしたら、この非常時にわざわざ潜って抜いたとは考えずらい。また玄関付近の壁だとしても、かなり壁側にコードは這わせていただろうから、引っかかるとか何かの拍子で抜けたしまうことなどありえたのかには未だに疑問が残るのだ。ましてインターネットのコネクトなどはソケット式で、引っ掛けたぐらいでは簡単には抜けない(線が切れる可能性はあっても)構造だったのではないかと思うのだが・・・。しかし今回の公開では、ダンボールがうず高く積まれておりコンセントの位置までは確認できなかった。

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これに関しては、おばあちゃんが抜いたとするにはかなり無理があるのではないかという気もしなくはない。ただもしそうじゃないとすれば犯人が事件発覚直前まで現場にいて、なぜかインターネットのコネクトを抜いて行くという不思議な行動に出たのも疑問が残る。急いで逃げないといけない状況において、10時過ぎに全く繋いだ形跡のない(トップ画面から動いた形跡がない)ネット回線のソケットをざわざわなぜ抜いてゆくのだろうか? これまた、説明がつかない問題になる(電源なら瞬間的に引き抜けるが)。

(現場をみて)

今まで気がつかなかったことに多く気がつけたが、かえって謎が深まったという気もしなくはないが ・・・ 。今回みて強く感じたことは

1,犯人が玄関の鍵を開けて入った可能性は考え難い

2,玄関入ってすぐ左側の壁紙には、何かあったのではないのか?

3,部屋の明かりは、あとから入った人間によって付けられた可能性

4,10時過ぎに内線が鳴った時に、電話線をぶち抜いたわけでは無さそう

5,にいなちゃんパソコンの電源は玄関側の可能性が高く、誰が抜いたのかは未だによくわからない



では次回は、2階部分で気がついたことについて触れてみたい。

ベンチ と 米空軍 

このところ幾つかの疑問が解決したり、あるいは新たな疑問が出てきたので今回はその整理でもと。

(ベンチの謎)

すでにコメント欄に書いた内容ですが、地蔵の置かれていたと言われるベンチの位置についてです。それは、川沿いだったのか? 斜面側にベンチがあったのか? というのは、私には大いなる謎でした。

なぜこれが問題になるのかと言うと、もし仙川沿いにベンチがあって宮沢家の方に向けて地蔵が置かれていた場合、道を歩く歩行者に対し背を向けるという、かなり異様な形で置かれていたことになります。この場合、善意の第三者よりも事件関係者(犯人など)が、直接置いた可能性が疑われたからです。とくに捜査員やマスコミ関係者がいなくなる時間帯を見計らって置くという、相当な用意周到さが感じられたからです。その一方で斜面側に置かれていた場合には、道路の中央を向いて置かれ、その先に宮沢家があったとしても、それほど不自然な置かれ方ではありません。地蔵に供養の意味合いがあったとすれば、自然な置かれ方の可能性が高まります。



そこで 雑感さん のところにも書かれていましたが、上記の動画の 1分23秒付近に、斜面側にベンチらしきものが映っているのがわかります。恐らくこれは、ベンチなのだと私も思います。すなわちベンチは仙川側ではなく、斜面側に存在していた可能性が高いということになります。そして何故ベンチは無くされたか? その理由もこの動画を見ていてハッキリわかりました。

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事件当時、あるいはこの動画が撮影された事件から数年後までは、仙川沿いに植え込みがなかったのです。そのため斜面側にベンチがあっても、交通の妨げにはなり難かったことがわかります。ツツジだかサツキだかの植え込みを仙川沿いに作ってしまうと、このベンチが非常に通行の妨げになってしまいます。そこで事件に関係なく、このベンチは植え込みを作る際に無くされたのだと考えられます。

そして前回私が行った時に、この付近にあったはずのコンクリートを流し込んだような跡を探しましたが見つけられませんでした。それは、私が斜面の土の部分ばかりを探したからでした。恐らくコンクリートの跡らしきものを前々回見つけたのは、斜面ではなく道路のアスファルトの端の部分だったのではないかと思います。恐らくそこに注目して見てみれば、椅子を支えていたコンクリートの跡は今も残っているはずです。また現場にゆく機会があるときは、ここにベンチがあったのだという確信を掴んで来ようと思います。少なくても犯人自身がここに地蔵を置いて、何かのメッセージ的なものを伝えたかった愉快犯的色彩は、かなり低くいのではないかと感じました。

それでも、絶妙なタイミングと場所に地蔵が置かれたこと。そしてあの地蔵自体の出どころが全く足がつかないものであり、また市販のものにしては中心線がズレているなどプロの仕事にしては雑な代物だった点は未だに引っかかるものがあります。

(年末情報)

毎年恒例の年末の警察情報は、包丁を黒いハンカチで通すという特殊な使い方はついてでした。そしてこのやり方は、フィリピン北部の現地人の儀式や軍人・ギャングなどが使用する方法に似ているという情報が新たにもたらされていたというものでした。これまで事件とフィリピンを繋ぐ線というのは、ほとんど注目されてこなかっただけに意外でした。

この話しを訊いて、2つのことが頭をよぎります。それは、犯人がフィリピンとの関わりがあったかもしれないということよりも 儀式 という言葉に。そしてフィリピン北部には、1991年まで 米軍のクラーク空軍基地 が置かれていた場所だというこことが。

(儀式)

私はこの事件は、犯人が日本人だろうと外国人だろうと、快楽殺人 だったのだろうと位置づけております。もちろん幼い子供を手にかけることも厭わないような人間が、誰かに依頼されて起こした事件だったのかもしれません。しかしいずれにしても犯人が、人を殺すことに喜びを感じるような冷血非道な人物像だったのではないかということ。

そして快楽殺人犯がこだわるのは、一種独特の 行動様式 に現れるということ。この事件は、犯人とって儀式的な色彩が強かったのかもしれません。そして人を殺害する際には、彼らは事前に思い描いたストーリーで殺害することを重視します。ただその風習を何処かで知って、単に真似てみたかっただけなのかもしれませんが。

(米空軍基地)

現場に残されたヒップバックの中には、エドワード空軍基地周辺の砂が含まれていたとされています。なぜそもそも、エドワード空軍基地 というキーワードが出てきたのでしょうか? 普通ならば、モハーヴェ砂漠の砂だとか、カルフォルニア近郊に見られる砂に似ていると表現されるところでしょう。あえてエドワード空軍基地という具体名を出しているのには、ここと繋がる人間を警察は疑っていたからだと考えられます。もちろん軍関係者もさることながら、当時から世界最大の航空ショーが行われる場所としても知られており、それを観に行った観光客を疑っていたという話もあります。

日本における米空軍の基地は、東京の横田基地と沖縄の嘉手納基地になります。また横田基地からは、韓国・横田・アメリカ本土 を結ぶ定期便が、週1回運行されていると訊きました。犯人が、スラセンジャーの靴を手に入れたルートとも関係があるのかもしれません。そのため米軍関係者・あるいは米軍の軍属あたり、はたまたその家族などが事件と関わっている可能性があるのではないかと以前も触れました。そこで今回、フィリピン北部と事件との関わりが取り沙汰されて思い出すわけです。1991年ピナツボ火山噴火後、米軍はフィリピンから撤退します。その後何かしらの形で横田基地周辺で仕事をするようになった人物(あるいはその家族)が、事件と関係しているのではないかという疑いです。犯人は、現場でガムを噛んでいたという話もあります。日本人の若者でも、ガムを噛みながら行動をするということはよくあります。しかしこのようなこれから何か大きなことを行う時には、日本人はガムを噛んで行うというのは真剣味に欠けると考えしません。そこからは、何か風土や文化の違う人間が起こした犯罪という臭いはしてきます。いずれにしてもこの事件との接点というものを探してゆくと、やはり アメリカ空軍 との繋がりに疑いを持ちたくはなります。

ただしフィリピンに犯人がいる場合以上に、もし米軍絡み・アメリカ国籍の人間が事件に関わっていたとなると、なかなか事件の全容を解明するのはアメリカ側の全面協力がない限り難しいかもしれません。しかし犯人が米国籍の場合、DNAマッチングシステムにより、犯人に近い近親者にたどり着けるかもしれないという可能性は残されています。

犯人は何を探していたのか?

先日の書き込みで、泰子さんとにいなちゃんが寝ていたロフトには、学習塾の名簿が発見されていたと書き込んだ。もちろんこれは、何か泰子さんが気がかりなことがあり、昔の塾生の名簿をみて思い出そうとしていたのかもしれない。そう近所で見かけた男の顔に、見覚えがあったのかもしれないということ。そのほかの可能性としては、捜査員が誤ってそこに置き忘れことも指摘されていたが、他には犯人が部屋に持ち込んだ可能性だ。しかしそれをするためには、あらかじめ犯人が塾の名簿を進入時に持ち込んでいたのではないかと書いた。いずれにしても犯人は、家の中で何を探しまわっていたのだろうか?

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そこでまず犯人が、書類を選別していたと考えられる場所を考えてみたい。上記の画像をよく見てみると、右側の一階のパソコン机の上・真ん中の2階リビングの食卓の上、そして、お風呂場の浴槽の湯船の中に書類が大量に散乱していたことがわかる。浴槽の湯船の中に関しては、そこで書類を選別していたかは微妙で、単にいらないものをそこにぶちまけた可能性もある。

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今回特に注目したいは、浴室ではなく リビング と 一階 での仕分けについてである。犯人は、一階階段下にある引き出しを取り出し、何故かそのうちの一段を持ち出し階段を上がっている。他の引き出しは、一階階段下で中身を床にぶちまけ、みきおさんの遺体を隠すように被せられたという(下の画像だと中身はぶちまけられておらず、引き出しも被せられていないが)。

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2階に持っていた引き出しは、空の状態で中2階の踊り場のところに立て掛けてあったようなのだ。しかし私が思うに、この中身を犯人はいきなり浴室に持ち込み、いらないものを浴槽にぶちこんだのではないのではないかとみている。一番上の画像にもあるように、2階のリビングの食卓の上に一度持ち込んで、そこで選別してから不要なものを浴槽に捨てたのではないかと(あくまでも私の想像だが)。

ちなみに浴槽に捨てられていたものは、泰子さんの公文塾関係のもの、みきおさんの領収書や仕事関係の書類だったとされている。少なくても犯人とっては、これらのものに興味の対象があり、2階にまで持ち込んだのだろうということ。あるいは、何かを選別していたかのように見せかけるための、単なるフェイクだったのかもしれないが。いずれにしても探していたものは、すぐに見て選別できる類のものでなくなく(暗証番号のような数字なのではなく)、しっかりと中身を吟味しないと必要なものかどうかわからないものだった可能性が高いのではないかということ。

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一番上の画像では机の上が書類で散乱しているが、上記の画像では犯人は床に書類を置いてそれを見ていた、そこにはアイスカップを2個転がっているように描かれている。アイスカップが2個というのは、犯人がそれだけ時間をかけて、ここで何かをみていた可能性が考えられるのだ。警察からこの書類の詳細は発表されていないのだが、最も犯人が興味を示していたのは泰子さんの経営する公文塾関係のものだったとされている。そしてこういった書類をじっくり読んでいたことからも、犯人は日本語を識別できる能力があったものと考えられている。この一連の行動をみている限りは、犯人は銀行の暗証番号を探していたとか、そういった感じには見えないのだが・・・。犯人は、家中の引き出しという引き出しを開けて探していたという。一体、何をそこまで血眼になって探していたのか? そして警察は、それが何だったのか把握できているのだろうか?

(何故電源は抜けたのか?)

事件発覚当時、一階にあったパソコンの電源は引き抜かれていたのだという。しかしパソコンは、31日の午前10時過ぎに一度起動したため、その後に電源が抜かれたことになる。すなわちパソコンの電源は、10時過ぎ以降に何者かによって引き抜かれたということになる。それを警察は、近年第一発見者である隣のおばあちゃんが抜いてしまったものではないかということにしている。そして犯人は、深夜に逃走したはずだと。

しかし、そもそもパソコンの電源などそう簡単に抜けるようなところにあったのか?という疑問が残る。まして宮沢家の一階には、二台のパソコンがあり、その両方の電源が抜かれていたのか? どっちのパソコンの電源なのか? かがよくわからない。そこで捜査資料として各警察署に配布されたとされるDVDに収められた パソコンの画像写真が下のものだという。

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これは、二台のうちの一階奥にあった、みきおさんが使用していたパソコンだと考えられる。壁際にあるので、どうも簡単に引っ掛けるようなところにはコードはないように見えるのだ。モニターの後ろからは、1つは階段側にもう一つ入り口側に線が伸びているようにも見える。これがパソコン関係のコードだとすれば、1つはコンセントは階段下あたりに、もう1つは玄関から入ったあたりの壁にあったのかもしれない。しかしインターネットを閲覧したのは、このパソコンではなく、入り口付近の普段子どもたちに小さい頃からパソコンに慣れ親しむために与えていた方のパソコンだったという情報もある。よりおばあちゃんが机にぶつかってマウスを落下させた可能性が高いのは、こちらの入り口側のパソコンだったと考えて良いのではないのだろうか。こちらのパソコンならば、電源も玄関から入ったあたりにあった可能性が高く、容易に引き抜けた可能性を感じるからだ。何故電源が机の下付近ではなく壁にあった可能性が高いかというと、日常的に掃除機などの電源をつなげやすくするためにも、そんな奥まったところにはなかっただろうということ。もし机の下にあったのならば、何か延長コードを延ばして利用したはずだったと想像できる。いずれにしてもおばあちゃんが抜いてしまった可能性を指摘するのであれば、それは手前のにいなちゃんパソコンの近くに、コンセントがあったのではないかということ。それでも現実的には、そんな人が引っ掛けて抜けてしまうような場所に、コードを這わせていたとは考え難いのだが・・・。

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(飛び出しマンが飛び出してきたのは?)

事件発生時間直後と思われる30日の23時35~40分頃に、事件現場の宮沢家の方向から男が飛び出してきて、母親と娘二人が乗る車の横を横切り、あわや轢きそうになったという事案が発生したのだという。しかし未だに、その時飛び出してきたのが、宮沢家裏の公園フェンス側の小道 から出てきたのか? 玄関側の道路から出てきたのかわからなかったのだという。そこで、その可能性について、今回は検証してみたい。ちなみに轢きそうになった親子は、随分あとになってから同じ車種の車を使って再現実験したり、飛び出してきた男の似顔絵を作るのに協力されたみたいなのだ。いわゆる、飛び出しマンと飛ばれる男の話である。

まず、家の裏側の小道の画像を見てみよう。そして、その反対側を反転して見てみると、このようにブロックがあり植木が植わっており、男はこのブロックの上に乗って振り返って宮沢家の方を見ていたとも伝えられている。しかし慌ててブレーキをかけて車を停めて振り返った時には、すでに男の姿はなかったのだという。

では今度は、宮沢家の玄関側の道路の方を見てみよう。そして反対側を見てみると、道路の正面ではないのだが、スケボー広場側の公園に入る小さな入口がそばにあることがわかる。轢きそうになってから車を停めるまでに、どのぐらいの時間を要したのかは不明だが、振り返った時に男の姿がなかったしたら、よりこの家の前の道路の方が瞬間的に姿を消しやすい(公園に入ることができる)状況だったのではないかとは思えてくる。

なぜこのことが重要かと言うと、もしこの飛び出しマンが犯人だった場合、犯人が逃走したのは浴室の窓だったのか?それとも玄関からだったのかは事件を考える上で大きな意味を持つからだ。物理的には、家の前の道路を出てきた可能性が高いのではないかと。また別の飛び出しマンを目撃したとされる男性は、家の前の道路を男が出てきて、公園に入っていったという証言もある。ただしこの2つの証言が同時刻のものかどうかは定かではない。この男性の目撃情報は、事件発生から程なく新聞に掲載されていてこの親子の目撃情報より先に報道されていたのだ。

またこの母娘の証言は、実に特殊な証言だったので警察は注目していたのだという。内容を引用させていただくと

「玲子さん(仮名)が自家用車を運転していたその時、右側の暗闇から突然、一人の男が飛び出してきた。男はヘッドライトをまともに浴びた・しかし、そこからの行動が極めて異様だった、と玲子さんは証言している。前出の捜査関係者によれば、玲子さんの証言は左記(ここでは下記)の内容だったという。

ぶつかった、と思いました。それくらい、男は目の前に突然飛び出してきたんです。ですから、その男にしても、暗闇から飛び出た瞬間、突然、目の前で、ヘッドライトを浴びかせられたことになるわけですから、誰だって、チラッとでもヘッドライトの方向へ視線を向けるはずではありませんか? などと思って・・・。でも、その男は、一瞬たりとも、こちらには視線も顔も向けず、それどころか表情をまったく変えずに、真っ直ぐ進行方向を向いたまま走った。急ブレーキを踏んだ私は、ぶつかったかもしれない、と思い、少し行き過ぎた状態で慌てて後ろを振り向いたのですが、男の姿はありませんでした。

さらに玲子さんは、その男の表情について、捜査員にこんな表現で証言した。「イっちゃってる男」捜査関係者が解説する。「その男は、カッと目を大きく見張らいて前を見据え、顔が怖いほどに強ばった、その尋常でない形相。醜く精神的に追い込まれたか、精神的に衝撃を受けて頭がパニック状態になった表情-。その表情のまま男は走り去っていったという内容を玲子さんは証言している」


とある。ただ1つ気になるのは、家の前の道路ならば、本当に当時街灯はなかったのか?ということ。家の裏の小道ならば暗闇から突然というのも説明がつくこともわかるが、そのへんは事件当時の街灯がどのように設置されていたかは今は知るよしもないが、警察ならば把握することもできるだろう。

(まとめると)

犯人が2階にあげた引き出しには、何か犯人の興味が引くものが入っていた。またその中身をいきなり浴室に持ち込んだのではなく、2階リビングの食卓の上で選別してから浴槽に捨てたのではないのか?

また一階パソコンの上もしくは前の床に書類が散乱しており、そこでも犯人は書類を読んでいたフシがある。そこに転がっていた書類の内容は明らかになっていないが、犯人の興味を強く引くものだったのではないのだろうか?

またおばあちゃんか犯人が抜いた(抜けた)というパソコンの電源は、玄関側にある にいなちゃんパソコンの可能性が高いのでは?その電源は、玄関から入って正面からパソコン机の間ぐらいにあったのではないのだろうか?それでも、引っ掛けて抜けるような場所にあったのだろうか?という疑問は残る。

飛び出しマンは、現場的には家の裏側の小道よりも、家の前の道路側の方が公園には姿をすぐに消しやすかったのではないかということ。この男は、実に不可解な行動の上に異様な表情だったのだという。そして私は、飛び出しマンの詳細の似顔絵は、この似顔絵の左下の男なのではないかと以前書いた。それは何故か似顔絵なのに横から見た表情であり、それは目撃者が瞬間的にしか男の顔を目撃していないからで、例の飛び出しマンの似顔絵と同じような角度から描かれているからである。

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そして別件にはなるが、この似顔絵の左上の男は 事件前に経堂のスーパーでぶつぶつ言いながら包丁を売り場にいた男。右上の男は、事件前日に成城橋付近で目撃され、現場に残されたものとそっくりな格好していた男を目撃者の証言を元に作成したものではないかと私はみている。

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世田谷一家殺害事件 の犯人像について、モナザイト の主観で事件を考察します。

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